163. 寝るのが一番

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「 寝るのが一番 」
私の亡くなった母の口ぐせです。

明るいうちは、
一生懸命働いて、
たぶん、精神的にも辛いことは
いっぱいあったと思いますが、

なにしろ、いつも働いて、
いつも、いそがしくしていました。


骨身を惜しまず働けば、
たぶん、
寝ることが楽しみになるのでしょうか。


でも、現代社会では、
競争、多忙、情報の渦、孤立化と、
精神的な重荷がずっしりとありますから、
反対に、
「 眠れない、
頭の中が休んでくれない、
 夜がこわい。 」
という人が多いように思います。


寝る前に、がんばって、
身体をストレッチしてみましょう。

身体を伸ばせば、頭も休んでくれますよ。

162. 二人目の(続発性)不育症って何

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結婚して、妊娠して、何の問題もなく、
正常に出産された。

二回目(二人目)の妊娠も自然にできたが、
流産してしまった。
そのときは、たまたまと思った。

三回目の妊娠は、ちょっと恐かったけど、
大丈夫と思ってた。
でも、また流産。

正常に出産しているのに、
その後、繰り返して流産してしまった。


どうしちゃったんだろう。
育児に追われて、いそがしくしていたから、
私が赤ちゃんをダメにしてしまったのか?


周りの人は、
ひとりは自然に生まれているから
大丈夫、気にすることはないと、言っている。

気にせずに、早く次の妊娠へがんばろうと、
励ましてくれる。

自分もはやく、弟か妹を作ってあげたい。

でも、何かおかしい。
恐い。

悪いことに、
周りの人から理解されにくいため、
精神的にも、
追いつめられてしまう事がよくあるのです。


心配で、病院へ受診してみても、
「 ひとりは自然に生まれているし、
2回の流産だから、たまたまですよ。
検査の必要もなく、
自然に様子をみてください。 」
と、言われてしまうのではないでしょうか。


この状態は何? 
不育症ではないのでしょうか?


こんな内容の相談を、よく受けます。

私のご返事は、
「 それは続発性(二人目の)不育症です。 」
と、お答えしています。


一人目が自然に出産されているため、
ご自身も、周りの人も、医療関係者も、
なかなか理解できないのです。


続発性(二人目の)不育症の原因として、
出産後に、
子宮内環境が赤ちゃんの育ちにくい状態
になってしまった可能性が高いのです。


まずは、検査されることをお勧めします。


161. ひざをクルクル1日50回

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ひざをクルクル1日50回、
これ、なかなかいいですよ。

足先の静脈血が心臓に帰っていくのを
助けてくれる感じです。

心臓にやさしいことになり、
身体の血液循環がより良くなるため、
子宮、卵巣等への血液供給に
いいことになっていくと思います。


ですから、
自分でできる不育症、着床障害の治療としても、
いいような気がします。

160. ひなたぼっこ

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寒い日が続きます。
風が強いと身が切られるようです。

こんな季節の中では、
太陽の暖かさが身にしみます。


風がなく、
よわよわしくも暖かな日は、
洗濯の合間に、
ちょっと
ひなたぼっこ。


太陽に顔を向け、
目をつむってみてください。

幸せの扉が見えてきますよ。


空想するっておもしろいですよね。


159. 今日も疲れました

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遠くは北海道、宮城県、熊本県、福岡県からの
患者さんも含めて、
今日は、20人ぐらいの妊娠初期妊婦さんを
診察させていただきました。

お腹の中の元気な赤ちゃんと共に
当院を卒業されていった方々。
喜びの涙が印象的でした。

不安と戦いながら、
まずは順調な妊娠経過を過ごされている方々。
いつものように大丈夫、大丈夫と支援しています。

ちょっと心配な方もいらっしゃいました。
大丈夫、大丈夫と、
最後の最後まで赤ちゃんの生命力を信じて、
治療していきます。


当院の治療でも、残念な結果の方もいらっしゃいました。
偶然の運命によるものか?
治療が不完全であったためか?
今は、言葉がありません。

少しでも心の支えになれるよう、
寄り添いながら、
言葉をかけさせていただきました。


つらい記憶が
今日も私の心にのしかかってきます。

ご本人のつらさを考えれば、
へこたれるわけにはいきません。



158. 今年こそは

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今年こそは、
当院の治療にもかかわらず、
いまだ道半ばにある患者さんたちに、
夢を現実のものとしていただけるよう、
何とかする決意です。


私とスタッフは、夢をかなえられた多くの患者さんたちから、
本当に多くのお写真やお手紙やメールをいただいており、
スタッフ一同、心から感謝しております。

また、この上なく幸せに思っております。
この喜びこそが
私たちの生きがいでもありますから。


一方で、当院の治療にもかかわらず、
いまだ夢の途中の患者さんたち。

年々、妊娠さえしにくくなり、
焦りの気持ちが大きくなり、
でも、
妊娠しないことにもホッとされている、
心のどこかに、
これ以上傷つきたくないという気持ちがありますから。


私から言うのもちょっと変ですが、
赤ちゃんがいなければ不幸
ということではないと思います。

ご夫婦でいっしょに悩み、
いっしょに前進されている生活そのものに、
幸せがあるのではないかと思います。


そのひとつの結果として、
赤ちゃんが来てくれるよう、
私たちは精一杯、応援していきます。



157. あっという間に12月

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つい先日、正月を過ごしたのに、
もう12月。
今年も終わり。

子供の頃の時間の記憶は、あんなにゆっくりだったのに。

いつの間にか、
大人になり、
いろいろあって、
いろいろがんばって、
今も人生、走りつづけ、
ますます時間が加速度的に早く過ぎていく。

私は、そんな日々から生き抜きするため、
ときどき、いなかへ行ってきます。


いなかでは、
人が少なく、
すべてがゆっくりで、
自然のなかで人が生かされているように感じます。

圧倒的な量の緑と空の世界、
空気の澄んだかおり。

今、自分が生きている、
生かされていることを実感します。


156. 人は人、自分は自分

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まわりの同世代の人には赤ちゃんがいて、
何の苦労もなく赤ちゃんがいて、
さぞや、まぶしく、うらやましく、ちょっとねたましく
思っていませんか。

生身の人間ですから、それが普通の感情と思います。


赤ちゃんに限らず、
すべてのことに、他人と比較してしまいますものね。

でも、それに過敏になりすぎると、
自分を見失ってしまいますよ。


人は人、自分は自分。


まあまあ健康で、
生活できるぐらいのお金はあり、
争いに巻き込まれていなければ、

人間の基本的な苦しみはないわけですから、
幸せの基本を持っているということですよ。


155. 当院治療4年目、初期流産12回後の成功

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過去に妊娠初期流産を8回経験されていた時点で、
当院の開院と同時に受診された患者さんです。

ご夫婦の染色体検査、子宮MRI検査、子宮鏡検査、
卵巣、甲状腺、プロラクチン検査、感染症検査、糖代謝検査、
抗リン脂質抗体検査、血液凝固系検査、
NK細胞検査、免疫調節検査、細胞外マトリックス検査は、
すべて正常範囲でした。

精神分析結果では、軽度の不安障害、適応障害を認めました。


当院治療として、
9回目の妊娠より、
支持的精神療法、精神薬物療法を中心として、
身体的原因は不明でしたが、
ヘパリン、アスピリン療法、ステロイド内服療法を
行いました。

しかし、過去の8回妊娠と同じく、
9回目、10回目、11回目、12回目、
すべて、胎児の心拍を確認できず、
胎のうを認めるだけで流産されてしまいました。


そこで、
長年の経験から、
不随的なパニック的な精神的緊張があると考え、
精神薬物療法を増強しました。
さらに、
子宮内の非特異的な炎症があると考え、
妊娠前からの子宮内ステロイド洗浄療法と
妊娠極初期からのステロイド内服療法を行いました。
また、
ピシバニール免疫療法も併用しました。


その結果、
ついに長年の夢が現実となり、

今まで一度も超音波検査で見えたことのない、
赤ちゃんの心臓の拍動が、
妊娠6週時点で確認できたのです。
4mmの赤ちゃんでした。

妊娠7週で14mm、
妊娠8週で22mm、
妊娠9週で29mmとすくすく育っていきました。


今、振り返ってみると、
9回目、10回目、11回目、12回目、
すべての時に、
どれほど
希望から恐怖と絶望に追い落とされ、

さぞや辛かったろうと思われます。


今までの12人の天使の分まで、
強い子に育っていってほしいと願っています。


154. 試練の中のあなたへ

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思いもかけなかった試練を受け、
それに耐え、
乗り越えようとしているあなたへ。

その苦しみと寂しさは、
たぶん、
夫、実母にもわからないことでしょう。


誰にもわからなくても、
あなた自身が生き証人です。

自分に正直に生きてください。


そして、
今の試練を乗り越えたとき、
自分を見直し、
自分を誇りに思うことでしょう。


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