48. 悲嘆のプロセス:その5、「立ち直り」
8月
20日
わかったことと、おぼろげながら見えてきたこと、
まったく見当もつかないこと、など、
いろいろな感情と情報が交差してくる時期があります。
流産した赤ちゃんは、決して忘れられません。
時間をかけても、その記憶は鮮明に残っていると思います。
絶対に、無理に忘れようとしてはいけません。
いろいろな感情のうずのなかで、
流産した赤ちゃんを
こころの中に受け入れようと思い始めたとき、
「立ち直り」
の状態になりつつあると思います。
自分の人生、自分を信じて、
自分が信じることをするしかないのです。
自分の分身として、
赤ちゃんは来てくれるのですから。
Let it be.
Tomorrow is another day.
人生いろいろ。
ケイセラ〜セラ〜、なるよう〜になる。
川の流れに身をまかせ。
実際、現実的には、こころの安定は非常に困難です。
何かのきっかけで、繰り返し、
「悲しみ」
「抑うつ」「無気力」
の状態に、すぐに舞い落ちてしまうことでしょう。
しかし、めげずに、何度も何度も、繰り返して、
気分を前向きに方向づけ、
ゆったりと、まったりと、過ごしましょう。
人生、何とかなるものです。