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729. #PGT-A、#着床前スクリーニングの限界

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729. #PGT-A、#着床...
2021年3月、Natureという
信頼度の非常に高い医学誌に、

「胎盤には胎児に存在しない
染色体異常(モザイク現象)がある」
ことが報告されました。
(Nature 592, 80-85, 2021)


2020年1月より日本でも
臨床研究として行われている
#PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)、
以前は、
#着床前スクリーニング
と言われていた胚(受精卵)の染色体検査は、

胚の外側の胎盤になる細胞を採取して
検査していますので、

「その検査結果が、
胎児の結果ではないことがある」
ことが証明されたことになります。



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#PGTA #着床前スクリーニング

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701. PGT-A正常胚を移植したのに陰性

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701. PGT-A正常胚を移...
移植前の胚の23対ある染色体の数を
すべて調べるPGT-A検査が
始まっています。

高額な検査ですが、
胚の異常の有無について
染色体レベルで検査できます。

5日目胚盤胞の
総数約100個強の細胞の中の
胎盤になる外側の細胞約5個の
染色体の数をすべて調べる検査です。


注意点としては、
30%ぐらいの胚にモザイクがあるらしく、
胎児になる胚の中側の細胞は
調べられませんので、

結局、
PGT-A正常胚でも
じつは異常胚の可能性は約30%
あるようです。


ただ、
PGT-A正常胚を移植したのに
陰性ならば、

その原因は、
子宮側(子宮内環境)の問題
である可能性が、
より高いということになります。


#PGTA #着床前スクリーニング

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683. PGT-Aに利点がある方

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683. PGT-Aに利点があ...
着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)
の検査を受ける利点がありそうな方は、

35歳以上であり、
経済的余裕があり、
(一つの受精卵の検査費用が約5~8万円)
5日目の胚盤胞まで数多く容易に育つ方
(一つの受精卵の染色体異常率が約70%ですから)
と、思われます。

その出産成功率は
子宮内環境を正常に整えた場合でも
約50%ですよ。


胚盤胞まで数多く容易に育たない方は、
かえって費用と時間が無駄になる
可能性が高いので、

2~3日目の初期胚を2個毎、
複数回、移植したほうが、
費用的にも時間的にも
効率的かもしれません。


ただ当院の治療経験から、

高年齢で、
移植回数と流産回数が非常に多く、

当院の子宮内環境を整える治療をしても、
流産を繰り返され、
毎回、流産児の偶然的染色体異常を
経験された方々には、

本当に効果的な検査であり、
約60%の方が無事出産されています。


#PGTA #着床前スクリーニング

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639.着床前スクリーニングの開始(臨床研究)

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639.着床前スクリーニングの...
2018年の12月に先行研究
(対象は約80人)
の途中結果が報告されましたが、

2020年1月から、
日本産婦人科学会に
体外受精施設として登録されている
約610の施設のうち、

参加希望により認可される予定の
数十か所の施設による臨床研究
(対象は少なくとも3500人)
が開始されるようです。


移植前(着床前)の受精卵の
すべての染色体に異常がないかどうかを
スクリーニング(ふるい分け)する検査です。

以前、
「着床前スクリーニング」と言われていた
PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)が、

妊娠率、流産率の向上に有益な検査
であるかどうかを調べる臨床研究です。


対象となる患者様の選択の問題や、
モザイク胚などの問題もあるため、
本当に有効な検査かどうかは
不明ですが、
理論的には期待できる検査です。


今後、
着床前の胚(受精卵)の
全染色体(遺伝子の塊)検査である
「PGT-A」の結果が正常な
正常胚を移植しても、

不成功ならば、

その原因は、益々、
子宮(子宮内環境)側の問題
である可能性が考えられます。


子宮内環境としては、

ストレスによる
子宮血管収縮の問題や、

胚を攻撃する
同種免疫の問題、

子宮血流に関係する
ホルモンや凝固の問題
などがあります。
#PGTA #着床前スクリーニング

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539.着床前スクリーニングについて(6)」

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539.着床前スクリーニングに...
着床前スクリーニングの有益性が
高いと考えられる対象は、

偶然的な胚の染色体異常が起こりやすい
40歳前後以上の方ですが、

40歳前後であるために、
容易に胚盤胞まで育てられず、

結局、
採卵から出産までの時間で考えると、
40歳前後の方にとって
着床前スクリーニングに
それほどの有益性はない
という報告もあります。


着床前スクリーニングの
有益性が最も高いと考えられるのは、
卵子提供の場合です。
卵子提供の卵子は若い提供者からの
卵子ですから、数も多く育てらます。
その中で正常な胚をひとつ移植すれば、
成功率は高いのです。


また、当院の経験から、
移植して
流産を繰り返し、
その流産絨毛の検査で
複数回、
偶然的な数的染色体異常
を認めた方にも、
着床前スクリーニングの有益性が
高いと考えられます。


最後に、

着床前スクリーニングで正常な胚を
移植しても成功しない方は、

「子宮内の環境」 

にも問題がありますので、

「着床障害」 として、
精査と治療をお勧めします。
#PGTA #着床前スクリーニング

ワオ!と言っているユーザー

484.着床前スクリーニング(PGS)の利点と欠点

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484.着床前スクリーニング(...
日本でも先月、日産婦学会により、
PGSの臨床研究が開始されたことが
報告されました。

ヨーロッパの多くの国とアメリカでは
数年前より実際の臨床で行われています。

実際の臨床現場では、
できるだけ多くの卵子を採取して、
授精後、5日目の胚盤胞まで
培養できなければなりません。

約100~200個の細胞(胚盤胞)のうち、
胎盤になる外側の細胞数個を採取して、
採取した細胞の全染色体(遺伝子の塊)
を検査するのが、
着床前スクリーニング(PGS)検査です。

ただし、胚盤胞の胎盤になる一部の細胞を
検査していますので、残りの多くの細胞が、
すべて同じではない場合もあり、
モザイクの頻度も低くはないため、
100%正確とは言えません。


最近、アメリカで問題になっている欠点は、
PSGで異常と判断され廃棄される胚盤胞の中に、
実は正常な胚盤胞が存在している可能性が
指摘されている点です。

また、胚盤胞まで培養しなければならないため、
初期胚(2日目の胚)までなら十分培養できる
高年齢女性の妊娠出産の可能性を
かえって低くしているかもしれないという点です。


利点としては、
PGS検査で正常卵の移植の妊娠成功率は、
約50~60%と言われており、
従来の顕微鏡検査による良好胚の移植の
妊娠成功率、約30%の約2倍である点です。


PSG検査には、利点と欠点がありますが、
当院の経験から、
PGS検査の効果を実感した事例が
複数あります。

高年齢で、移植回数と流産回数が非常に多く、
流産児の染色体検査で複数回、
偶然的な数的染色体異常を
経験されていた方々の治療経験です。

時間と費用と社会環境のストレスにより、
精神的にも非常に追い詰められていました。
子宮内環境にも問題を抱えていました。

最終的に、海外も含めた他施設により
PSG検査で正常な卵を移植され、
当院の治療も並行して行い、
約60%の方が無事出産されているのです。
#PGTA #着床前スクリーニング

ワオ!と言っているユーザー

296. 良い卵であっても、移植不成功、あるいは流産してしまう

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296. 良い卵であっても、移...
私が不育症の研究を始めた約35年前は、
「流産は自然淘汰であり、、
流産の原因のほとんどは悪い卵のせいですよ。」
と、臨床現場では説明されていました。

同じことが、今、
体外受精・胚移植の臨床現場で、よく言われています。
「移植して育たないのは悪い卵のせいですよ。」 と。


流産の場合、
流産内容物の染色体検査ができるようになってから、
状況がかわりました。
流産内容物の染色体検査が正常だった場合、
悪い卵のせいだったとは言えないからです。

その場合は、子宮内環境に原因があると考えられるのです。


体外受精・胚移植の場合でも、
初期胚、胚盤胞の段階での染色体検査が
(予備的な段階ではありますが、)
米国では可能になっており、
その結果を考慮すると、
3~5回以上の胚移植不成功例では、
悪い卵のせいばかりではなく、
子宮内環境にも原因がある可能性が高いのです。

子宮内環境の問題は、
原因がわかれば治療できるのです。

#PGTA #着床前スクリーニング

ワオ!と言っているユーザー

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