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  • ハッシュタグ「#子宮内膜炎」の検索結果6件

597.慢性子宮内膜炎と免疫

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597.慢性子宮内膜炎と免疫
着床障害、不育症と
慢性子宮内膜炎の関係について、
最近、よく問い合わせがあります。

子宮内膜炎という病名は
新しいものではありませんが、
2016年のひとつの研究論文を
きっかけとして、
注目されてきています。
(ブログNo.541を参照)


急性子宮内膜炎は、
細菌などの感染によるもので、
下腹部痛などの症状がありますが、

慢性子宮内膜炎は、
特に症状はなく、
細菌感染とはかぎらず、
子宮内膜症、
子宮内膜ポリープ、
子宮内の機械的擦過と
関係しています。


子宮内の持続的な炎症が
根本の原因と考えられています。


子宮内の持続的な炎症による
子宮内の免疫細胞の 異変 が、
着床障害、不育症の
原因の根本にあると考えられます。



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576.慢性子宮内膜炎による同種免疫異常

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576.慢性子宮内膜炎による同...
最近、慢性子宮内膜炎の検査として、
スペイン企業によるEMMA,ALICE
という遺伝子検査が行われています。

善玉菌の乳酸菌等と、
病原菌の割合が
遺伝子レベルでわかるのです。

細菌叢の子宮内膜の環境が
わかるので、
有益と考えられますが、


病原菌の感染による
着床障害、不育症の根本の原因は、
主に同種免疫異常です。


感染があれば、
それを抑え込むために、
免役細胞が炎症性物質を放出し、

その炎症性物質が、
胚や胎児をも攻撃してしまうのです。


まずは、
病原菌の感染に対して、
抗生物質等による治療も必要ですが、

それだけでは不十分な場合が
多いのです。


無菌性炎症のように、
過剰な炎症
があることが問題だからです。


そのため、
同種免疫系の詳しい検査と、

必要により、
その異常をも治療することが、
さらに有効性を高めると
考えられるのです。


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572.慢性子宮内膜炎について

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572.慢性子宮内膜炎について
最近、
慢性子宮内膜炎が
一つの話題になっています。

そのきっかけの一つが、
ブログNo.541で紹介した論文です。

子宮内膜液の遺伝子検査で、
無症状の人の子宮内膜にも
細菌が存在しているという内容には
驚きました。

膣内に細菌がいることは
教科書レベルではっきりしています。
そのほとんどが病原性のない常在菌です。


40年以上も前から、
病的な膣炎は、
不育症の原因ではないかと
多くの研究がされましたが、

結局、
一時的な流産の原因ではあっても、
繰り返す流産の原因ではないと
考えられています。


子宮内膜液の遺伝子検査でも、
細菌のほとんどが
乳酸菌という常在菌であり、

それ以外の細菌の遺伝子は
見つかっていますが、

その病原菌?が、
どれほど悪影響があるのかは
まだ不明です。


子宮内膜液の遺伝子検査以外の
以前より行われている検査では、

子宮内膜の表面を
子宮ファイバーで見るか、

子宮内膜の組織を採取して、
細菌培養して細菌を見つけるか、

子宮内膜の免疫組織染色検査で、
形質細胞(CD138陽性)を見つけるか、
の検査になります。


形質細胞は
免疫細胞のBリンパ球が分化した細胞であり、
同種免疫の液性免疫の担当細胞です。

この場合の形質細胞については、
子宮内膜という 「粘膜の免疫」
の細胞ですから、
形質細胞が悪さをしているとは
必ずしも言えません。
「粘膜免疫」 では、
分泌型IgA抗体を産生しています。

実際、正常なヒトの鼻粘膜や腸管粘膜に
多く存在しているのです。


粘膜の形質細胞は
自分の異常な細胞や死んだ細胞を
排除したり、
細胞の新生を調節したりする
良い働きもしているのです。



慢性子宮内膜炎の診断根拠と、
その炎症の程度にもよりますが、

対象となる方には、
強力な抗生物質治療、
あるいは、
大量の乳酸菌補給治療、
が効果的かもしれません。


ただ、
「無菌性炎症」 も含めて、
高度な炎症状態であるならば、

免疫細胞が攻撃的な状態ですから、

詳しい同種免疫検査の上、
対応した免疫的な治療が
さらに効果を高める
と考えられます。



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541.ヨーグルトが子宮内環境に良い?

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541.ヨーグルトが子宮内環境...
子宮内膜液の
遺伝子検査により、
子宮内にも細菌叢があり、
その多くが乳酸菌の
ラクトバチルスであったとのことです。

ヒトの体にはヒトの細胞と同じくらいの
細菌が住んでいるらしく、
ほとんどが善玉菌(乳酸菌)です。

35人の不妊症患者さんの検査で、
子宮内膜液中の
ラクトバチルス細菌叢が
90%以下の場合、
胚移植の成功率が
低下したということが報告されています。
(Am J Obstet Gynecol 2016)

この結果から、
ラクトバチルスという乳酸菌の
子宮内の低下が妊娠維持に
関係しているらしいのですが、

ヨーグルトのような発酵乳製品を
食べれば効果があるのかどうか?

抗生物質はどうなのか?

また、本当に、
ラクトバチルスの減少が
原因なのかどうか?
は、まったく不明のままです。


しかし、
乳酸菌は、免疫系を調節する作用を
持っていますので、
乳酸菌が一部の方に
効果があるのかもしれいません。



ブログNo.528に書いてあるように、

「無菌性炎症」 も含めた
子宮内の炎症状態が
胚移植不成功と、
流産の
原因のひとつです。


そうであるならば、
いろいろな免疫系を検査して、
その異常を治療することが、
成功への近道であると
考えられます。


免疫系は、
精神・神経系の心理面からも
影響されますので、
心のバランスも非常に大切です。


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528.無菌性炎症と流産の関係

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528.無菌性炎症と流産の関係
「無菌性炎症」 って
聞いたことありますか?

普通は、
ウイルスや細菌などの感染によって
炎症が起こるのですが、

外部からの感染ではなく、
たとえば、

子宮内膜の機械的な傷に対して、
アレルギー的に炎症が起こった
場合のことを言います。


その 「無菌性炎症」 が
流産を引き起こす

ということが
報告されていますので、
要注意です。。。


アレルギー的な炎症が起これば、
あなたの免疫系が
受精卵を攻撃してしまう可能性
があるのです。


そのための検査としては、
同種免疫異常の検査が必要です。
たとえば、
NK細胞活性、
インターフェロンγ等です。


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516.着床障害と卵管留水腫と炎症

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516.着床障害と卵管留水腫と...
不妊症の大きな原因に卵管閉鎖があります。
クラミジアなどのよる炎症が原因で、
卵管が詰まってしまうのです。

卵管は卵巣から排卵する卵子と、
膣・子宮腔から来る精子と出会う場所です。

そこが完全に詰まれば受精できません。


その場合、体外受精した受精卵を
子宮に移植することになるのですが、
何回移植しても妊娠しない着床障害
となることがあります。


炎症等により、
卵管に水がたまる卵管留水腫
を発症すると、
体外受精の成功率が悪いのです。

そして、
その卵管を切除すると、
成功率が良くなるのです。


問題は、
卵管留水腫があると、
なぜ受精卵が子宮内で育ちにくいのか
ということです。

諸説ありますが、いまだ不明です。
免疫学的に考えれば、
卵管に水がたまっていることが
問題ではなく、

そこが 「強い炎症状態」 になっており、
炎症性の物質が
多量に産生され、

その炎症性の物質が、
血液循環により子宮内に到達して、
半分異物である受精卵に障害を与える
と考えられるのです。

ただ、実際問題として、
経腟超音波検査では、
卵管留水腫が
なかなか見つけられません。

その場合、
血液中に
炎症性物質が多量にあれば、
その状態を問題として、
その炎症性物質を抑える治療が
有効になる可能性が高いのです。


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