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682. 感染ではなく、過剰な炎症が原因

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682. 感染ではなく、過剰な...
細菌やウイルスに感染した場合、

感染を防ぐために、

炎症反応が起こります。



実は、

感染そのものによる流産は

それほど多くありません。





そうではなく、



感染により炎症反応が

起こりますが、



炎症反応の中の

免疫細胞が「過剰に反応」して、

炎症性サイトカインを

大量に放出することが、



流産、着床障害を

引き起こしているのです。





炎症性サイトカイン

(腫瘍壊死因子;TNFα)等が

細菌やウイルス感染した自分の細胞を

攻撃してしまうように、



胚や胎盤になる細胞(半分異物)を

攻撃してしまうからです。





ですから、

「慢性子宮内膜炎」の診断で、

抗生物質や乳酸菌の治療では、

不十分な場合が多いのです。



炎症性サイトカイン(同種免疫異常)

を詳しく検査して、

免疫の暴走を治療することが、

最も効果的なのです。


#子宮内膜炎

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