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639.着床前スクリーニングの開始(臨床研究)

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639.着床前スクリーニングの...
2018年の12月に先行研究

(対象は約80人)

の途中結果が報告されましたが、



2020年1月から、

日本産婦人科学会に

体外受精施設として登録されている

約610の施設のうち、



参加希望により認可される予定の

数十か所の施設による臨床研究

(対象は少なくとも3500人)

が開始されるようです。





移植前(着床前)の受精卵の

すべての染色体に異常がないかどうかを

スクリーニング(ふるい分け)する検査です。



以前、

「着床前スクリーニング」と言われていた

PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)が、



妊娠率、流産率の向上に有益な検査

であるかどうかを調べる臨床研究です。





対象となる患者様の選択の問題や、

モザイク胚などの問題もあるため、

本当に有効な検査かどうかは

不明ですが、

理論的には期待できる検査です。





今後、

着床前の胚(受精卵)の

全染色体(遺伝子の塊)検査である

「PGT-A」の結果が正常な

正常胚を移植しても、



不成功ならば、



その原因は、益々、

子宮(子宮内環境)側の問題

である可能性が考えられます。





子宮内環境としては、



ストレスによる

子宮血管収縮の問題や、



胚を攻撃する

同種免疫の問題、



子宮血流に関係する

ホルモンや凝固の問題

などがあります。


#PGTA #着床前スクリーニング

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