284. どうして原因がわからないのだろう
5月
26日
大きく分けて2つあります。
1つは、神様が決める運命(卵の質;偶然の染色体異常)であり、
1つは、子宮内の不都合な環境です。
運命を治療する(変える)ことはできません。
ただ、予測することはできます。
また、ある程度選ぶ事もできますが。
子宮内の環境は治療する(変える)ことができます。
ただ、子宮内の不都合な環境の原因にも、
大きく分けて2つあるのです。
1つは、身体的な原因です。
この原因は、多くの病院で検査されていますが、
多くの例が保険でできる範囲内なのです。
予防医療(流産を防ぐ)ですから、
一部しか保険で検査できないのです。
ですから、
異常なし(保険の範囲内で)とよく言われるのです。
もう1つは、精神的な原因です。
この検査は、血液の検査ではできません。
専門的な診察技術が必要です。
精神・神経系の病気を診断・治療するのではなく、
「赤ちゃんを育てるのに不都合な精神状態」 を
分析して治療できる医療技術が必要なのです。
また、
生殖領域の知識と実績のある産科医であることも必要です。
妊娠中の細かな特殊な状態にも
リアルタイムに対応するためです。
ですから、
ほとんどの病院(クリニック)では
この分野は封印されているのです。
ブログ No.268 を参照してください。