383.ラセン動脈を収縮させないで
8月
22日
子宮内膜という粘膜の中です。
子宮内膜の中は、
やわらかいスポンジのような状態です。
その中には、
約120本のラセン動脈が
隅々まで栄養を供給するため、
とぐろを巻いて、
密集しているのです。
その大切なラセン動脈は、
黄体ホルモンの低下や、
交感神経系の緊張で
すぐに細くなってしまうのです。
ですから、胚移植後や妊娠後に
こころがピリピリしていると、
卵に栄養が行かないのです。
これには、血管の中をサラサラにする治療では
効果がありません。
ホルモン補充療法と
精神(薬物)療法が有効です。