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797. 妊娠は生理的な子宮内膜炎

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半分異物である受精卵が

子宮内膜に侵入すれば、

免疫細胞が活性化して、

必ず炎症(軽度)が起こります。



生理的な免疫反応により、

受精卵側の絨毛細胞の分化に必須な

コロニー刺激因子(M-CSF)が

充満され、さらに血液が充血してきます。





ところが、

アレルギー、細菌感染等の

原因があれば、

異常な免疫反応(慢性子宮内膜炎等)

が起こり、

移植失敗、流産となるのです。





異常な免疫反応が起こっているかどうかは、

Th1/Th2 検査だけではわかりません。

NK細胞活性や、M-CSFや、

TNFα等の免疫検査が必要です。





その結果により、

たとえばタクロリムスのような

ステロイド以上に強力な

免疫抑制剤の治療は、

かえって悪循環になることがあります。








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