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802. 月経痛と不妊と着床障害

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802. 月経痛と不妊と着床障...
月経痛と不妊の主な原因である
「子宮内膜症」は、
生殖年齢女性の約10%に
発生しているようです。

子宮内膜症が発生する主な原因は、
月経血が卵管からお腹の中へ逆流して、
お腹に炎症、癒着が起こるからだと
言われています。


お腹に持続的な炎症が起これば、
「免疫異常」が発生しているはずです。

近年、
子宮内膜症が子宮内膜に
影響を及ぼして、
「着床障害」をもたらすことが
提唱されています。


子宮内膜機能の低下の
一因として、
免疫細胞から分泌される

TNF(tumor necrosis factor)α
(腫瘍壊死因子)が

関与していることが示されています。


TNFα は、腫瘍壊死因子と言って、
免疫細胞が出す強力な攻撃物質であり、
以前より、
動物実験で
流産を引き起こすことがわかっています。

検査は当院で可能です。



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