記事検索

549.Th1/Th2細胞比という免疫検査

スレッド
549.Th1/Th2細胞比と...
免疫系の検査として、

T細胞のなかのヘルパーT細胞の

タイプ1とタイプ2の比によって、

免疫状態を表す検査があります。





原因不明不育症患者では、

健常者に比べて、

Th1(タイプ1ヘルパーT細胞)/

Th2(タイプ2ヘルパーT細胞)

の比が高く(Th1優位)、



夫リンパ球免疫治療すると、

多くの例で

Th1/Th細胞2比が低下して、

低下した患者さんでは、

有意に高く妊娠維持に成功した

という報告が2000年にありました。

(Am J Reprod Immmunol)





Th1細胞は、インターフェロンガンマ(IFN-γ)

という物質を分泌して、NK細胞等を活性化し、

細菌やウイルスなどの異物を攻撃します。



Th2細胞は、インターロイキン4(IL-4)

という物質を分泌して、B細胞を活性化し、

花粉やダニなどのアレルゲンに反応します。





当院では、開院当時より(10年前より)、

Th1/Th2細胞比の検査より

さらに精度の高い



インターフェロンガンマ(IFN-γ)と、

インターロイキン4(IL-4)の

高感度 精密 定量 検査を

行っていますよ。






ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
ハッピー
悲しい
びっくり