ミレニアル世代
私が若かったとき、我々より上の世代の人達は「おまえらは何を考えているのか・・・」などとよく言っていた。我々は我々の親の世代とは違うということを自慢していたものだ。しかし、そう思っていた我々が親の世代になって、今の若者を見ると「彼らの考えがわからない」と思うようになっている。
我々の世代までは、みんなに喜ばれて買ってもらえるものを作り出そうと考えてきた。ウォークマン、パソコン、タブレット、携帯電話、インターネットを作り出したのは我々の世代だ。そう、何か見えるもの、触ることができるものを作ってきた。今の世代は我々が作ったモノを使って UBER, Air B&B, カーシェアリングなどを作り上げた。何かを作るのではなく、何かを使うということをビジネスにしたのだ。
若者はメディアからニュースを聞くのではない。友達(会ったこともない) から情報としてニュースを聞く時代だ。顔と顔を合わせたコミュニケーションは主流ではなくなった。ソーシャルメディアでコミュニケーションをする。我々の時代は「自分」が大切だったが、今の若者は「社会」が大切なようだ。我々のように保守的ではなくつながりを大切にする。我々からすればナイーブな(良い意味ではない) 世代だ。
我々はミレニアル世代とは基本的な価値観が違うので理解できない部分が多い。だからどのようにして話せばいいのかも分からない。でも、彼らもいつか大人になって、その時の子どもたちを見て「何を考えてるんだ」という時代がくる。それも20年もしないうちにだ。幸運を祈る。
シアトルは夏は夜9時を過ぎてもこんな感じ。
今日は夜シアトルでディナーミーティングがありました。
その帰りに撮影
デザイナー志望の大学生が描いたイラスト。
勉強中。
これが先週のランキングです。
皆様は上がりましたか?
下がりましたか?
日曜日は朝食を外でします。
私かこれを Breakfast Club と呼んでいます。
今朝の朝食は Alexa's Cafe という所でした。
57F = 13.99C
今日から夏だと言うのに、気温は 13.88℃ しかない。
きらいじゃないけどスクーターに乗る気にならない。
監視
私の会社で Opinion Stand というお客様のご意見をボタンをクリックするだけで聞けるキオスクを開発しました。これによって、リアルタイムにお客様のフィードバックを受けて記録することができるようになったのです。しかしこのシステムはビジネスの管理者には喜ばれるのですが、働いている人達は自分が評価されるということで簡単には受け入れてはくれませんでした。
このシステムを導入している会社には共通点があります。それは会社が管理者と従業員という区別を持たない会社で、会社としてみんなが力を合わせている会社なのです。でも Opinion Stand を入れたくない会社は次のような理由を言ってきます。
値段が高すぎる。
お客様はもうみんな喜んでいるから不要だ。
こんな形で評価されたくない。
こんなシンプルなシステムで評価はできない。
いろいろな場所で紙のアンケートがあります。それらの紙のアンケートを Opinion Stand に入れ替えれば良いと私は考えました。でも Opinion Stand には紙のアンケートと1つ大きな違いがあるのです。それは紙は捨ててしまえるけど、Opinion Stand に入れられた評価は抹消できないのです。
Opinion Stand はビジネスに影響を与える力を持っています。これはお客様のフィードバックをいただくだけのシステムではなく、社内の管理者と従業員の関係を評価できるツールでもあることがわかりました。会社組織が一丸となってお客様へのサービスを向上するためのツールとして Opinion Stand は使うことができるのです。
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