我慢弱さ
7月
2日
ああ
このまま目が覚めなくても……
疲れ果てたのか
生きてきた時間にある空洞が膨らみ
活力を奪っているようだ
心は萎え弧を描き土の冷たさに突き刺して
自分らしさの楽しみを
器の小ささが妥協させてしまい
これでいいんだと我慢してきた長年の強さ
今では弱さとなっている
哀れを感じた時に懐かしい草の匂い
その涙は言葉で表すことのできない感情と
まだ自分というカタチを保つ弛んだ一本の救い
簡単には切れないと思い込むように
なんとか繋いでいる日々
過去に諦めた時間が創った空洞
そこを埋める活力を絞り出せるだろうか
我慢弱さを鈍感で投げ捨てて
生きていた証をなるべく誤字のないように
刻み眠りたいのだが……