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投稿日 2025-05-06 09:20
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
交差点を直進する二輪車と 右折をするトラックとの衝突事故で 昨日も二十歳の女性が亡くなられた この右直事故による死亡事故は 三日に一度起きているということだ もちろんスピードを超過せずに 交差点を通過するならば過失は自動車側が大きいが ほぼ生身で衝突するのは二輪車な訳で ここに「バイクは危険」といわ...
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投稿日 2025-04-23 00:00
アリゾナタウンがゆく!
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Arizona Town
読書が好きで幼少期から海外文学に多数親しみ、児童文学作家・翻訳家になるという夢を見事に叶えたまだらめ三保さん。後編では、大人気の「おひめさまシリーズ」のお話、アリゾナへ移住された経緯、そして4月に発売されたばかりの詩集『もくようびがにげだした』について伺いました。 「自分らしくのびのびと自由に!」と...
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投稿日 2025-04-19 00:00
アリゾナタウンがゆく!
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Arizona Town
1980年代後半〜2000年代を中心に多くの作品を世に出した、児童文学作家であり翻訳家でもある、まだらめ三保さん。現在、アリゾナ州のスコッツデールにお住まいであることを知り、アリゾナタウンでお話を伺うことに。4月には自身初の詩集『もくようびがにげだした』を上梓し、今なお変わらず執筆活動を続けていらっ...
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投稿日 2025-04-07 02:04
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
膝、腰、腹、胸、背中、肩、肘、頭 これだけのプロテクターをして 準備に時間をかけエンジンが回る バイクは転ぶのが前提で走るのである 若い頃はヘルメット着用も規制がなかったが 思い出すと怖い話だ 走り方はずいぶんと変わった 信号が青になるとアクセルを強く捻り マフラーからの爆音に快感を得ていたが 今は...
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投稿日 2025-03-09 23:38
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
時間に追われているのに 気持ちが目的地から遠ざかってしまうのは 今、がんばりたくないからだ がんばらなくちゃ、ということは ぜんぜん楽しくないから だからってずっと逃げてはいられない 俺、大人だろ 説得力のない理由だが自分の尻を叩く その目的地へ行くのに どうやったら楽しめるのだろうか ...
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投稿日 2025-02-12 09:50
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
四十年ぶりの教習所 大型二輪に跨っている 車体の大きさに乗っているのではなく こいつに乗らされている 中型二輪の時には あれだけ自信があった一本橋 そこからほぼ落ちたことはなかった 今となってはバランスを崩し ガクンという衝撃に気持ちが落ち込んだ 幅三十センチ、長さ十五メートル 十秒以上で通...
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投稿日 2025-01-13 02:15
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
四角い甲羅から頭だけ出し 南国の亀の気持ちずいぶん疲れた心身がそれでいいと頷きぬくぬく眠る 目が覚めたのなら お茶ときどきお餅みかん 怠惰を頬張りお腹ぽっこん 洗濯、食器、ホコリの山 チラリと気になることはあるが いいんですいいんです 寝られるほど疲れ食べられるほどストレスがあり 冬の...
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投稿日 2024-12-17 19:49
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
こう言うと でも何とかと 言われる 聞きたくない その話 早く終われと その顔の パーツを楽しむ 聞いているのかと 耳を摘まれ 僕の話はすでに 盗まれ 君は天才 僕は阿呆に いつもの構図 その友だちは 必要ないとなる そんなこんなで さよならは ...
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投稿日 2024-11-19 07:41
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
白い靴を白く履くと 心地よい景色が色づき 振り子のように落ちる萌ゆる葉目に入る模様は心を弾ませる 空の青さと靴の青いライン 繋がる上と下は平らになっていつもと違う二センチ浮く地面 葉を壊さなぬよう歩けている 靴紐に絡んだ秋とともに どこまでも歩ける気がすれば 誰に感謝すればいいのだろうと...
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投稿日 2024-10-23 19:39
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
枯葉と枯葉を擦り合わせ 乾いた空気にくるくると回りながら その匂いは君の嗅覚に間違いなく アートなセンチメンタルとして 今年もキャッチされました 心地よいネガティブは微妙な雰囲気で なんだか柔らかで温かいモノに 包まれながらも見えています しゅんしゅんしゅんと 鳴いているのが聞こえてきます ...