ダウ平均株価(6月13日)終値4万2197ドル79セント
6月
14日
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落して始まりました。中東における地政学リスクの高まりを受け、幅広い銘柄に売りが広がっています。
13日、イスラエル軍はイラン各地の核施設や軍事施設など100カ所以上の標的を攻撃したと発表しました。イランはドローン(無人機)によって報復していますが、イスラエル軍が迎撃にあたったといいます。中東情勢の緊迫化で投資家のリスク回避姿勢が強まっており、株式の持ち高を減らす動きが出ています。
原油供給に影響が及ぶことも懸念され、米原油先物相場が急騰しています。原油高が米経済を冷やすとの見方も意識され、安全資産とされる金の先物には買いが入っています。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は前日に2月中旬以来の高値を付けていました。株式相場の上昇が続いていた後で、中東情勢の悪化をきっかけに利益確定売りが出ているようです。
ダウ平均株価は、前日比769ドル83セント(1.79%)安の4万2197ドル79セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比255.66ポイント(1.30%)高の1万9406.83で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比68.29ポイント (1.13%)安の5976.97で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比255.66ポイント(1.30%)高の1万9406.83で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比68.29ポイント (1.13%)安の5976.97で終えています。