ダウ平均株価(3月21日)終値4万1985ドル35セント
3月
22日
21日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。米政権の関税政策などで米景気の減速感が強まることへの警戒から、売りが先行しています。
米連邦準備理事会(FRB)が18〜19日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きを決めています。<パウエル議長>は、これまでに発表された指標から経済が底堅さを保っており、当面様子を見る姿勢を強調しました。市場では(FRB)の政策姿勢に安心感が広がったものの、<トランプ米政権>による関税が経済に悪影響もたらすとの懸念は根強くあります。
ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、物流のフェデックスが大幅安となっています。20日夕に2024年12月〜2025年2月期決算と同時に発表されました2025年5月期通期の収益見通しを引き下げました。経済活動の軟化が続く中で不確実性があることを反映したと説明し、売り材料となっています。
ダウ平均株価の構成銘柄ではないナイキが一時(9%安)でした。20日夕発表の2024年12月〜2025年2月期決算では減収減益ながらも売上高と1株利益が市場予想を上回りましたが、2025年3〜5月期の売上高見通しが市場予想に届いていません。事業再編の影響で売上高総利益率も悪化するとの見方を示し、売りが膨らんでいます。
ダウ平均株価は、前日比32ドル03セント(0.076%)高の4万1985ドル35セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比92.42ポイント(0.52%)高の1万7784.05で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比4.67ポイント (0.082%)高の5667.56で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比92.42ポイント(0.52%)高の1万7784.05で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比4.67ポイント (0.082%)高の5667.56で終えています。