ダウ平均株価(8月8日)終値4万4175ドル61セント
8月
9日
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げに動くとの見方が根強く、株式相場を支えています。
7日に<トランプ米大統領>は、8日付で辞任する(FRB)の<クグラー理事>の後任に米大統領経済諮問委員会(CEA)の<スティーブン・ミラン委員長>を充てると発表しました。<トランプ米大統領>の意向に沿って利下げを主張するとみられる<スティーブン・ミラン委員長>が理事に就任すれば、(FRB)が9月にも利下げに踏み切るとの観測につながっています。
前日に売りが目立ったソフトウエアや金融の一角を買い直す動きが出ています。ダウ平均株価の構成銘柄ではセールスフォースやマイクロソフト、JPモルガン・チェースに買いが入っています。
半面、米株相場の上値は重く、来週には7月の米消費者物価指数(CPI)など物価指標の発表が控えています。<トランプ米政権>による関税政策が物価をどの程度押し上げているのかを確認したい市場参加者は多く、今後の金融政策にも影響するだけに、持ち高を一方向に傾ける動きは限られています。
ダウ平均株価は、前日比206ドル97セント(0.47%)高の4万4175ドル61セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比207.32ポイント(0.98%)高の2万1450.02で終え、(8月7日)の「2万1242.70」を超え連日で最高値を更新しています。
S&P500種株価指数は、前日比49.45ポイント (0.78%)高の6389.45で終え、(7月28日)につけました最高値「6389.77」にわずかに届きませんでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比207.32ポイント(0.98%)高の2万1450.02で終え、(8月7日)の「2万1242.70」を超え連日で最高値を更新しています。
S&P500種株価指数は、前日比49.45ポイント (0.78%)高の6389.45で終え、(7月28日)につけました最高値「6389.77」にわずかに届きませんでした。