『新・座頭市物語』@BS12
8月
12日
今夜<18:00>より「BS12トゥエルビ」にて、<市川雷蔵>主演の『眠狂四郎』炎情剣』の放送がありますが、続いて<20:00>より同局にて、1963年3月15日より公開されました「座頭市」シリーズ第3作『新・座頭市物語』の放送があります。この作品からシリーズはすべてカラー作品となりました。
久しぶりに故郷の笠間に足を向けた「市」は、鬼怒川の温泉宿でかって彼に斬られた関野勘兵絵衛の弟、康彦の島吉と子分たちに襲われます。偶然、その決闘の場に居合わせたのは、「市」の剣の師匠「伴野弥十郎」でした。数年ぶりに対面する「弥十郎」の妹「弥生」は「市」にかわらぬやさしさで接してくれます。
同じ頃、「奥村紀之介」をはじめとする水戸天狗党の残党が下館の宗源寺まで落ち延びてきていました。逃亡の旅費に窮した彼らは昔なじみの「弥十郎」を頼り、彼は誘拐の手引きを引き受けます。
一方「市」は、「弥生」から意外にも結婚を申し込まれ、かたぎになろうと誓いますが、「弥十郎」は許しません。金に目がくらみ悪の道に走った「弥十郎」に、「市」は捨て身の一撃を加えます。
「座頭市」に<勝新太郎>、「伴野弥十郎」に<河津清三郎>、「弥生」に<坪内ミキ子>、「安彦の島吉」に<須賀不二男>、「馬蔵」に<中村豊>、「おきぬ」に<真城千都世>、「神田陣八郎」に<南部彰三>、「お茂」に<武智豊子>ほかが出演、監督は<田中徳三>が務めています。