ダウ平均株価(1月28日)終値4万4850ドル35セント
1月
29日
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。アップルなど主力株の一角に買いが先行しています。半面、<トランプ政権>による関税引き上げへの警戒が根強く、ダウ平均は下げる場面が見られます。
ダウ平均の構成銘柄では、アップルやセールスフォースが上昇しています。中国の人工知能(AI)企業である「DeepSeek(ディープシーク)」が低コストで高性能なAIを開発し、恩恵を受ける可能性が意識され、AI関連企業に買いが続いています。朝に2024年10〜12月期赤字決算を発表したボーイングが、主力機737型機の生産ペースの回復を巡り楽観的な見方を示し上昇しています。
ダウ平均株価は下げる場面があり、<トランプ大統領>は輸入品に対する一律関税について「2.5%より大幅に高く設定したい考えを示した」と27日夕に報道されています。関税を巡る不透明感は投資家心理の重荷となっています。
米連邦準備理事会(FRB)は、29日午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を公表します。政策金利を据え置く公算が大きく、<パウエル議長>が記者会見で語る経済や物価の見通しを見極めたいとの雰囲気が見られます。
ダウ平均株価は、前日比136ドル77セント(0.31%)高の4万4850ドル35セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比391.75ポイント(2.03%)高の1万9733.59で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比55.42ポイント (0.92%)安の6067.70で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比55.42ポイント (0.92%)安の6067.70で終えています。