ダウ平均株価(7月11日)終値4万4371ドル51セント
7月
12日
11日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3日ぶりに反落して始まりました。米政権がカナダに8月1日から(35%)の関税を課すと表明しました。米国の貿易政策が世界景気を下押しするとの警戒感が改めて意識され、高値圏にある主力株に売りが出ています。
10日、<トランプ米大統領>は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」でカナダに関税率を通知する書簡を公表しました。カナダ側が対抗措置をとれば関税率を引き上げる方針を示しています。
また、<トランプ米大統領>は米NBCテレビのインタビューで、通知を受け取っていない国には(15%)か(20%)の関税を一律でかけることを検討しているとも明かしています。
高関税が米国の物価を押し上げるとの懸念から米長期金利は前日終値の(4.35%)から(4.40%前後)に上昇でした。金利と比べた株式の相対的な割高感が意識されています。多くの機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数が、前日(7月10日)に最高値を更新したあとで、主力株には利益確定売りも出ています。
ダウ平均株価は、前日比279ドル13セント(0.63%)安の4万4371ドル51セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比45.14ポイント(0.22%)安の2万0585.53で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比20.71ポイント (0.33%)安の6259.75で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比45.14ポイント(0.22%)安の2万0585.53で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比20.71ポイント (0.33%)安の6259.75で終えています。
【追記】長期金利の指標となる表面利率(4.250%)の10年物国債利回りは0.06%%)高い(4.41%)で終えています。