『大統領暗殺裁判 16日間の真実』@<チュ・チャンミン>監督
8月
18日
1979年に韓国の<パク・チョンヒ(朴正煕)>大統領が中央情報部部長<キム・ジェギュ>に暗殺された事件の裁判を中心に、1979年10月26日の大統領暗殺から同年12月12日の軍事クーデターに至る一連の事件に巻き込まれた3人の男たちの姿を、史実に基づいて描いた『大統領暗殺裁判 16日間の真実』が、2025年8月22日より公開されます。
勝つためには手段を選ばない弁護士会のエースである「チョン・インフ」は、上官の命令によって大統領暗殺事件に関与した中央情報部(KCIA)部長の随行秘書官「パク・テジュ」の弁護を引き受けます。
軍人である「パク・テジュ」は、ひとりで軍法裁判にかけられ、最初の公判からわずか16日後に最終判決が下されることになっていました。しかし、この裁判は後に軍事クーデターを起こす巨大権力の中心人物、合同捜査団長「チョン・サンドゥ」によって不正に操られていたことが明らかとなります。
ドラマ『賢い医師生活』の<チョ・ジョンソク>が主人公「チョン・インフ」役。『パラサイト 半地下の家族』などに出演し、2023年12月に亡くなった<イ・ソンギュン>が「パク・テジュ」役を務め、本作が最後の作品になりました。「チョン・サンドゥ」役は、ドラマ『梨泰院クラス』や『劇映画 孤独のグルメ』で知られる<ユ・ジェミョン>。監督・脚本は『王になった男』(2012年)の<チュ・チャンミン>が担当しています。