『パルテノペ ナポリの宝石』@<パオロ・ソレンティーノ>監督
8月
20日
2014年8月23日公開の『グレート・ビューティー 追憶のローマ』でアカデミー外国語映画賞を受賞したイタリアの<パオロ・ソレンティーノ>監督が、自身の故郷である南イタリアの街ナポリを舞台に、神秘的な美しさと悲劇を背負う女性「パルテノペ」の生涯を丹念に描いた『パルテノペ ナポリの宝石』が、2025年8月22日より公開されます。
1950年、風光明媚な港町ナポリで生まれた赤ん坊は、ギリシャ神話に登場する人魚の名前であり、ナポリの街を意味する「パルテノペ」と名づけられます。美しく聡明で誰からも愛される「パルテノペ」は、繊細な兄「ライモンド」と深い絆で結ばれていました。
年齢と出会いを重ねるにつれ美しくなっていく「パルテノペ」でしたが、彼女が輝きを増すほど、兄の孤独があらわになっていき、やがて悲劇が起こります。
主人公「パルテノペ」役には、本作がスクリーンデビューとなる<セレステ・ダッラ・ポルタ>を抜てき。年老いた「パルテノペ」をイタリアのベテラン女優<ステファニア・サンドレッリ>、「パルテノペ」と運命的な出会いを果たす作家「ジョン・チーヴァー」を<ゲイリー・オールドマン>が演じています。
ファッションブランド、サンローランの映画製作会社サンローランプロダクションが製作を手がけ、サンローランのクリエイティブディレクターを務める<アンソニー・バカレロ>が衣装のアートディレクションを担当しています。2024年・第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品です。