日経平均株価(6月30日)終値4万0487円39銭
6月
30日
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、午前終値は前週末比659円03銭(1.64%)高の4万0809円82銭でした。2024年7月中旬以来の高値となりました。
前週末の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が最高値を更新しています。米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げするとの見方から株高の勢いが強まりました。東京市場でも運用リスクを取りやすくなったモメンタム(勢い)重視の海外勢を中心とした買いが先行でした。日経平均は前週末に年初年来の高値「4万0150円79銭」を付け短期的な達成感から上値では利益確定売りも出ていますが、上値を試す展開となりました。
米ハイテク株高が業績拡大につながるという見方から(SBG)が大幅高となり、日経平均の上昇をけん引しています。東エレクやアドテストといった半導体関連も上昇した。機械や証券など幅広いセクターに買いが広がりました。
一方、ホンダやSUBARUといった自動車の一角が下げています。<トランプ米大統領>が29日放送の米FOXニュースのインタビューで日米の自動車貿易に不公平感を表明し、自動車への追加関税(25%)を撤回しない姿勢を示したことが売りを促しています。海運株も下落でした。
終値は5営業日続伸し、前週末比336円60銭(0.84%)高の4万0487円39銭で終え、年初年来の高値を更新しています。