日経平均株価(7月18日)終値3万9819円11銭
7月
18日
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比122円34銭(0.31%)安の3万9778円85銭でした。東京市場の3連休を前に持ち高整理や利益確定目的の売りが優勢でした。前日の米ハイテク株高を追い風に朝方は節目の4万円台に乗せて始まりましたが、上昇の勢いは続きませんでした。
前日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が連日で最高値を更新しています。それを追い風に日経平均も寄り付きから取引時間中としては4日以来、2週間ぶりに4万円台に乗せました。台湾積体電路製造(TSMC)が、17日に発表した決算内容を引き続き好感するかたちでソフトバンクグループ(SBG)や半導体関連の一角などに買いが先行しています。
もっとも、(TSMC)の決算内容は東京市場の17日午後の取引時間中に伝わり、東京市場ではすでに織り込みが進んでいました。このところ上昇が目立っていたアドテストは利益確定売りで下落し、ディスコは17日の取引終了後に発表した決算で業績の先行き不透明感が広がったのをきっかけに大幅安となり、相場の重荷となりました。不動産株の下落も目立っています。
東京市場の3連休中の20日には参院選の投開票を控えています。選挙の情勢や、今後の政権運営を巡る不透明感も買い手控え要因になりました。
終値は、前日比82円08銭(0.21%)安の3万9819円11銭で終えています。