日経平均株価(7月11日)終値4万2224円02銭
7月
11日
11日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比347円85銭(0.83%)高の4万2179円84銭でした。前日につけた史上最高値「4万1831円」を上回り、初めて4万2000円台に乗せています。
前日の米株高を受けて、値がさの半導体関連や電子部品株に買いが入りました。日経平均の上げ幅は600円に迫る場面がありましたが、主力株の一角に短期的な過熱感を警戒する売りが出て次第に上げ幅を縮めています。
10日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇でした。なかでもハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は7日続伸して最高値を更新するなど、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ期待が株式の買いを誘いました。海外短期筋の株価指数先物の買いを巻き込んで、東京市場でも東エレク、ソニーGなどに買いが入って日経平均を押し上げています。
日本時間の今夜に6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米インフレの一段の鈍化がみられるか見極めたいとの考えから、持ち高をさらに買いに傾ける投資家は目立ちません。
終値は3日続伸し、終値は前日比392円03銭(0.94%)高の4万2224円02銭でした。3日連続で史上最高値を更新し、初めて4万2000円台に乗せて終えています。