ダウ平均株価(8月5日)終値4万4111ドル74セント
8月
6日
5日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げへの期待が引き続き投資家心理を支えているようです。半面、米政権の関税政策への警戒が重荷となっている。ダウ平均は下落する場面があ出ています。
米労働市場の軟化による(FRB)の早期利下げ観測が根強くあります。サンフランシスコ連銀の<デイリー総裁>は4日、利下げの時期が近づいているとの見解を示しました。利下げに前向きな(FRB)高官が増えていることは株式相場の支えとなっています。
ダウ平均株価の構成銘柄ではありませんが、データ分析プラットフォームのパランティア・テクノロジーズが一時(9%)あまり上昇でした。4日夕に発表しました2025年4〜6月期決算で売上高と特別項目を除く1株利益が市場予想を上回りました。2025年12月期通期の収益見通しも上方修正し、好感した買いを集めています。
ダウ平均株価は下げる場面があります。<トランプ米大統領>は5日、米CNBCの番組で早ければ来週にも半導体に対する新たな関税措置を発表する考えを明らかにしました。輸入医薬品に対する関税は1年から1年半の経過措置を経て、最大(250%)に達する可能性があるとの見方を示しています。関税政策を巡る不透明感が改めて意識されています。
米景気の悪化に対する懸念も株式相場を下押ししています。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表しました7月の非製造業(サービス業)景況感指数は(50.1)と市場予想(51.2)を下回っています。
ダウ平均株価は、前日比61ドル90セント(0.14%)安の4万4111ドル74セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比137.03ポイント(0.65%)安の2万0916.55で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比30.75ポイント (0.49%)安の6299.19で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比137.03ポイント(0.65%)安の2万0916.55で終えています。
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