日経平均株価(8月7日)終値4万1059円15銭
8月
7日
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比319円82銭(0.78%)高の4万1114円68銭でした。
朝方は短期的な過熱感や米半導体政策の影響を懸念した売りが先行しましたが、前日の米株高や日本株の先高観を背景に海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入り、前場中ごろからは一方的に上げ幅を拡大する展開となりました。
前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均株価など主要株価指数が上昇でした。米国内での生産拡大のために追加投資を決めたと伝わったアップルが大幅上昇したことで投資家心理が上向き、日本株にも買いが波及しています。米関税政策を巡る比較優位などに着目した海外勢の日本株買いも出ています。
<トランプ米大統領>が、6日に近く公表する見込みの半導体関税について「米国に輸入されるすべての半導体におよそ100%の関税をかける」としています。半導体メーカーの投資抑制の思惑で東エレクなど値がさの半導体関連株の一角は下落でした。
終値は3営業日続伸し、前日比264円29銭(0.65%)高の4万1059円15銭で終えています。