12日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。
7月の米(CPI)の上昇率は前月比(0.2%)と市場予想と一致し、6月(0.3%)から鈍化しています。食品とエネルギーを除くコア指数も(0.3%)と市場予想と同じでした。前年同月比は総合が(2.7%)と市場予想(2.8%)を下回る一方、コアが(3.1%)と市場予想(3.0%)以上でした。
<トランプ米政権>の関税政策が物価上昇圧力を高めるとの懸念が根強(CPI)が市場予想の範囲内にとどまったことが買いを促しています。市場では「CPIは特段懸念すべき点はなく、米連邦準備理事会(FRB)は9月の利下げを行なうとの受け止められ、(FRB)の利下げが米景気を押し上げるとの観測が相場を支えているようです。
ダウ平均株価は、前日比483ドル52セント(1.10%)高の4万4458ドル61セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比296.50ポイント(1.39%)高の2万1681.90で終え、
(8月8日)の「2万1450.02」を超え、最高値を更新しています。