ダウ平均株価(8月14日)終値4万4911ドル26セント
8月
15日
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落して始まりました。
14日発表の7月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びでした。米政権の関税政策が物価上昇につながるとの懸念が再浮上し、売りが広がっています。
(PPI)の上昇率は前月比で(0.9%)と、市場予想(0.2%)を上回りました。食品・エネルギーを除くコアも(0.9%)と、市場予想(0.3%)以上でした。
市場では、消費者はまだ実感していないとしても、インフレが経済全体に広がっていることを示したと受け止められています。
12日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)がおおむね市場の予想通りだった後で、<トランプ政権>の高関税政策がインフレ圧力の上昇につながるとの警戒が再燃しています。米債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが債券価格は安くなる一時前日比(0.06%)高い(3.73%)を付けています。
米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切るとの観測が根強いものの、(PPI)が市場予想を上回ったことで株売りが出ています。
ダウ平均株価は、前日比11ドル01セント(0.025%)安の4万4911ドル26セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比2.47ポイント(0.011%)安の2万1710.67で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比1.96ポイント (0.030%)高の6468.54で終え、(8月13日)の「6466.58」を超え、最高値を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比2.47ポイント(0.011%)安の2万1710.67で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比1.96ポイント (0.030%)高の6468.54で終え、(8月13日)の「6466.58」を超え、最高値を更新しています。