朝食でいただいたのは、【タカキベーカリー】(広島市中区鶴見町2-19)の食パン「黑胡麻トースト(2枚入り)」です。 山型食パンに黑胡麻を贅沢に練り込んでいます。名称から、トーストすると黑胡麻の香ばしさとサクッとした食感が楽しめました。 4枚切りの厚みがあり、(1枚=191キロカロリー)おいしくいただきました。
12日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続落し、前日比20銭円安・ドル高の「1ドル=152円60〜70銭」で終えています。円の安値は「1ドル=152円69銭」、高値は「1ドル=81銭でした。 朝発表の米物価指標が市場予想を上回り、円売り・ドル買いにつながり、日銀の早期利上げ観測が後退したことも引き続き円相場の重荷となりました。 11月の米卸売物価指数(PPI)は、前月比の伸びが(0.4%)と、市場予想(0.2%)や上方修正された10月分(0.3%)を上回りました。前年同月比では(3.0%上昇)と、10月(2.6%上昇)から加速しています。食品価格が大きく上昇し、食品・エネルギーを除くコアは前月比(0.2%上昇)と、市場予想と同じでした。 米連邦準備理事会(FRB)は17〜18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で(0.25%)の追加利下げを実施するとの見方が根強く、カナダ銀行(中央銀行)やスイス中銀は今週に(0.50%)の大幅利下げに踏み切ったほか、欧州中央銀行(ECB)も12日の理事会で(0.25%)の利下げを決めています。米国との金利差はなお大きいとして、ドルがユーロなど主要通貨に対して買われた場面で、対円でもドルが上昇しました。 日銀が18〜19日に開く金融政策決定会合で追加利上げを見送るとの観測も円相場の重荷でした。日本時間12日午後にロイター通信が「日銀は来週金利を据え置く方向に傾いている」とし、日銀内では「海外経済や賃上げ動向をもう少し見極めた上で利上げしても問題ないとの声がある」などと伝えています。前日にもブルームバーグ通信が据え置きの可能性を報じていたあとで、据え置き観測が一段と強まりました。日米金利差の拡大観測による円売り・ドル買いも出ています。
11日から12日にかけて、将棋の第37期竜王戦七番勝負第6局が、鹿児島県指宿市の「指宿白水館」で指され、<藤井聡太竜王>(22)が挑戦者の<佐々木勇気八段>(30)に106手で勝ち4勝2敗で防衛、4連覇を果たしています。 2023年秋に八冠全てを制覇した<藤井聡太>は、今季は6月に「叡王」を失ったものの、残りのタイトル(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖)を防衛して一年を終えています。この結果で、自身の通算タイトル獲得数(1位は<羽生善治九段>の「99」)を26期(歴代6位)に伸ばし、歴代5位の<谷川浩司十七世名人>(62)の27期に、あと1期と迫まりました。 第5局まで全て先手番を握った側が制していました。本局で先手番の<佐々木勇気八段>は相掛かりから用意の手順に進め、<藤井竜王>も研究済みとばかりに呼応してハイペースで進みました。 1日目の73手目の封じ手(▲8六香)直前に<佐々木勇気八段>が指した71手目、9筋に打った角が悪手で、この一手を境に形勢が<藤井聡太竜王>に傾くと、2日目は<藤井聡太竜王>が万全の態勢で押し切りました。
12日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。足元で上昇が目立っていたハイテク株の一角に利益確定売りが出て相場の重荷となっていますが、ダウ平均株価は前日までの5営業日で865ドル下げたことでやや過熱感が和らいでいます。米利下げ期待も支えとなり、上昇に転じる場面がありました。 ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は11日に初めて2万台に乗せ最高値を更新しています。人工知能(AI)の開発加速や普及が業績成長を後押しするとの見方から半導体やクラウド、ソフトウエア関連株などが広く物色され、次期トランプ政権の政策の恩恵を受けるとされるテスラにも買いがでています。12日はハイテク株にかわって製薬株などが物色されています。 12日朝発表の11月の米卸売物価指数(PPI)は、前月比(0.4%上昇)と市場予想(0.2%上昇)を上回り、前年同月比の伸び率は(2.6%)から(3.0%)に加速しました。食品価格の上昇が大きく、エネルギーと食品を除くコア指数は前月比(0.2%上昇)し、市場予想に一致でした。 一方、同日発表の週間の米新規失業保険申請件数は24万2000件と市場予想(22万件)に反して増加し、2カ月ぶりの高水準となりました。米連邦準備理事会(FRB)が17〜18日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを続けるとの見方も投資家心理の支えとなっています。 ダウ平均株価は、前日比234ドル44セント(0.53%)安の4万3914ドル12セントで終えています。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比132.05ポイント(0.66%)安の1万9902.84で終えています。 S&P500種株価指数は、前日比32.94ポイント (0.54%)安の6051.25で終えています。
12日、米誌『タイム』は毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に米国の<トランプ次期大統領>(78)を選んだと発表しました。暗殺未遂や刑事訴追を経験しながらも11月の大統領選で勝利し「米国の政治を変革させた」と評価しています。 <トランプ次期大統領>は12日にニューヨーク証券取引所で『タイム』誌への謝意を述べた後、取引開始の鐘を鳴らし、セレモニーとともに自身の選出を祝いました。<トランプ次期大統領>は、大統領選で初めて勝利した2016年も「今年の人」に選ばれています。 11日、米経済誌『フォーブス』が発表した「世界で最もパワフルな女性」100人では、欧州連合(EU)の<フォンデアライエン欧州委員長>(66)が3年連続で首位となりました。米大統領選で<トランプ>氏に敗れた<ハリス副大統領>(60)は昨年3位でしたが、ランク外となりました。 『フォーブス』誌は政治家の他にも大企業の幹部や富豪を選出しています。 日本からは東京都の<小池百合子知事>(72)が66位、サントリー食品インターナショナルの<小野真紀子社長>(64)が73位に入っています。
12日、欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏の金融政策を議論する定例理事会を開き、政策金利を(0.25%)引き下げることを決めています。利下げは3会合連続になりました。インフレの鈍化基調が続く中、景気を下支えする狙いです。 政策金利の一つで、民間銀行が(ECB)に資金を預け入れる際に適用する中銀預入金利を(3.25%)から(3.00%)に引き下げます。 欧州では景気減速への懸念が強まっており、ドイツでは自動車産業を中心に経済活動が停滞。フランスでも<バルニエ内閣>が総辞職するなど、政治的混乱が経済に与える影響に懸念が広がっています。<トランプ次期米大統領>が掲げる高関税の導入も不安材料になっています。
12日、米労働省が発表しました11月の卸売物価指数(PPI)は、最終需要向け財・サービス)は前年比(3.0%上昇)でした。伸びは前月の(2.6%)から加速。市場予想の(2.6%)も上回りました。 前日発表の11月の消費者物価指数(CPI)は前年比(2.7%上昇)。伸びは10月の(2.6%)から加速しています。 11月の(PPI)は前月比(0.4%上昇)。市場予想は(0.2%上昇)でした。10月は(0.3%上昇)と、従来の(0.2%上昇)から上方改定されています。 主に食品価格の急騰で押し上げられましたが、サービス価格の上昇が緩和したことから、ディスインフレ傾向は続いているとの見方も出ています。 食品とエネルギー、貿易サービス部門を除く狭義のコア指数は前年比(3.5%上昇)と、伸びは10月と同じでした。前月比では(0.1%上昇)。10月は(0.3%上昇)していました。 モノの価格は(0.7%上昇)。伸びは10月の(0.1%)から加速でした。食品は(3.1%)、エネルギー商品は(0.2%)それぞれ上昇しています。 食品とエネルギーを除くモノの価格は(0.2%上昇)。5カ月連続でこの幅での上昇となりました。 サービス価格は(0.2%上昇)と、伸びは10月の(0.3%)から鈍化しています。ポートフォリオ管理費が(0.6%下落)したほか、航空運賃が(2.1%下落)。宿泊費も下落でした。
日本漢字能力検定協会が漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環として、1995年から行われている今年1年の世相を表す「今年の漢字」が京都・清水寺で発表され、「金」に決定しています。 「金」が選出されたのは、パリ五輪・パラリンピックで多くの金メダルを獲得したことや、政治をめぐる「裏金」問題、金目当ての闇バイトなどが注目されたことが理由だといいますが、発表後、SNS上では夏季五輪の時は「金」確定かと呆れる声が殺到しています。 今年の漢字で「金」が選出されるのは今回で5度目。シドリー五輪が行われました2000年に初めて選出され、2012年のロンドン五輪からは夏季五輪が開催された年は毎回「金」が選ばれる結果になりました。 最多選出の「金」だけでなく、「災」と「戦」、「税」がそれぞれ2回選出されています 公式Xによりますと日本漢字能力検定協会の公式サイトやはがきでの応募総数は22万1971票で、「金」は1万2148票(5.47%)を集めての第1位でした。
ルーマニアを舞台にした辺境サスペンス映画『おんどりの鳴く前に』が、2025年1月24日より公開されますが、予告編が解禁されています。 本作の主人公は、ルーマニア・モルドヴァ地方の静かな村に駐在する中年警察官「イリエ」です。野心を失い鬱屈とした日々を送っている彼の願いは、果樹園を営みながらひっそりと第2の人生を送ることでした。しかし平和なはずの村で惨殺死体が発見されたことをきっかけに、「イリエ」はその村の闇を次々と目の当たりにします。 キャストには<ユリアン・ポステルニク>、<ヴァシレ・ムラル>、<アンゲル・ダミアン>、<クリナ・セムチウク>が名を連ね、監督は<パウル・ネゴエスク>が務めています。 予告映像には、「イリエ」が新人警察官「ヴァリ」に「なぜこの村へ?」「どうせ大した事件もない」と話す様子や、被害者の妻による「夫が殺されてから斧を抱いて寝てる」というセリフ、「正しい選択をしろ」と言われた「イリエ」が苦悶する表情などが収められています。
<井上ひさし>原案の舞台『木の上の軍隊』が映画化され、<堤真一>と<山田裕貴>がダブル主演を務め、『ミラクルシティコザ』の<平一紘>が監督・脚本を担当しています。 終戦80年を迎える2025年の6月13日に沖縄で先行公開され、7月より全国で上映されます。 本作は太平洋戦争の末期、熾烈な地上戦が繰り広げられた沖縄で、終戦を知らずに2年間ガジュマルの木の上で生き抜いた2人の日本兵の実話をもとにした作品です。宮崎から派兵された上官「山下一雄」と沖縄出身の新兵「安慶名(あげな)セイジュン」は激しい銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルに登って身を潜めます。太い枝に葉が生い茂るガジュマルは隠れ場所にうってつけでしたが、木の下には仲間の死体が増え続け、敵軍の陣地は日に日に拡大。連絡手段もなく、援軍が現れるまで耐えようとした彼らは終戦を知らぬまま2年もの間、樹上で〈孤独な戦争〉を続けるのでした。 舞台『木の上の軍隊』は<井上ひさし>が遺した1枚のメモをもとに、その没後、こまつ座とホリプロの公演として2013年に初演。こまつ座による『父と暮せば』・『母と暮せば』と並ぶ「戦後〈命〉の三部作」と位置付けられています。初演以降、国内で上演が重ねられ、2023年には韓国公演も行われました。