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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(123)『時限病棟』知念実希人(実業之日本社文庫)

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今年の読書(123)『時限病棟...
医師である著者らしく、天才女医<天久鷹央>を主人公とした、<天久鷹央の事件カルテ>シリーズがあり、『幻影の手術室』を読みましたが、ミステリーとしては内容が軽く評価は低めでした。

今回も帯に書かれた「究極のどんでん返し!」のキャッチフレーズが気になり手にしてみました。

臓器移植の違法行為で廃院になった病院で、「脱出ゲーム作家でもあるいしが、転落死するじこがあり、自殺か事故か不明のままに終わっていました。その病院に医師と関係する5人尾男女が監禁されている場面から物語ははじまります。

監禁者からのメッセージを、6時間内に解いていかないと爆発で死んでしまう状況の中、病院内での密室のサスペンスの開始です。

エンディングの終り方が、少々期待外れでした。やはりこの作家は2冊しか読んでいませんが、わたしには楽しめないようです。
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今年の読書(122)『両国大相撲殺人事件』風野真知雄(文春文庫)

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今年の読書(122)『両国大相...
見ま美馬c時奉行<根岸肥前守>を主人公とする<耳袋秘話>の「殺人事件シリーズ」として、 『谷中黒猫殺人事件』 に次ぐ第六弾目が本書です。

江戸時代の有名な力士
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今年の読書(121)『ゼロ年代の想像力』宇野常寛(ハヤカワ文庫)

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今年の読書(121)『ゼロ年代...
評論の怖さは、書かれたモノが残りますので、あとから検証されるということです。
本書は2008年7月に刊行されていますが、当時はきっと驚愕のまなざしで迎えられたのではないかなと思いながら読み切りました。

1990年代までのサブカルチャーと2001年の「9・11」以後、すなわちゼロ年代のサブカルチャーの比較を、文学や映画、テwレビドラマなどを通して、縦横無尽に、時代背景を描き出します。

本書の登場するデーター量の多さに圧倒されながらよむさぎょうは、なかなか疲れる内容でした。
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今年の読書(120)『谷中黒猫殺人事件』風野真知雄(文春文庫)

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南町奉行<根岸肥前守>を主人公に据えた<耳袋秘帖>シリーズの「殺人事件シリーズ」として、第五作目が本書です。

本シリーズでは、妻<おたか>は既に亡くなっていますが、<根岸>の夢枕に登場してきます。犬派の<根岸>が猫を飼いだした<おたか>とのエピソードが楽しめる短篇が書き下ろしとして収録されています。

美人姉妹が住む谷中にある屋敷は猫屋敷と呼ばれ、近隣の不評を買っています。<根岸>自ら申立人の話をきき、その姉妹は、5年前に押し込み強盗に遭った、大店の生き残りだと知り、店から消えた一万両が絡んでいる事件だと調査に乗り出します。

あいかわらず、質屋の主人が殺された事件の謎を解決しながら、猫屋敷の事件をも見事に解決する<根岸>でした。
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今年の読書(119)『日本橋時の鐘殺人事件』風野真知雄(文春文庫)

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今年の読書(119)『日本橋時...
南町奉行<根岸肥前守>を主人公に据えた、<耳袋秘帖>シリーズとして、『赤鼻奉行根岸肥前』 を第一作とする「殺人事件シリーズの第十三作目に当たります。

日本橋本石町にあr旅籠「長崎屋」にて、腹を竹槍でつかれた<酉右衛門>の死体が発見されます。殺人現場の横には、江戸市中に時を知らせる「トキの鐘」があり、その鐘を撞く<孫六>が妹<おみつ>の件で、<酉右衛門>を憎んでいたことがわかり、<根岸>の家来<坂巻>や同心<栗田>が調査に乗り出します。

いつもどおり、メインの殺人事件と並行して、今回も2年前におこった、押し込み強盗を解決する<根岸>ですが、市井の怪異な出来事に目を光らせている余禄も楽しみなシリーズです。
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今年の読書(118)『献身』堂場瞬一(中公文庫)

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第一作目の 『蝕罪』 で始まった<警視庁失踪課>シリーズも、第十作目の本書で最終巻です。

本書で、幼い娘<綾奈>が殺された事件が解明、犯人がわかります。

作中、<追跡調査係>シリーズの<西川>や<沖田>たちが登場、警察組織の一体化を感じさせてくれました。

一区切りついた、<高城賢吾>の今後の新たな刑事としての活躍も期待したいです。
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今年の読書(117)『暗い穴』堂場瞬一(中公文庫)

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未解決事件を捜査する<警視庁追跡捜査係>シリーズとして『刑事の絆』に次ぐ第6冊目になるのが本書です。

猛暑の8月、東京で謎の死体事件が露見しました。連続強盗事件で逮捕された<相澤直樹>が、「桧原村に死体を埋めた」と自供、供述通り死体は発見されますが、その近くから、死亡時期の異なるもう一つの死体が発見されます。

強盗事件を手伝った縁で現場に駆り出された追跡捜査係の<西川大和>は、取り調べを任されます。

恋人の親に長崎まで出向いていた同僚<沖田大輝>も急きょ呼び戻され、名コンビがいがみ合いながらも事件の真相に辿りついていきます。
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今年の読書(116)『嗤う名医』久坂部羊(集英社文庫)

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今年の読書(116)『嗤う名医...
著者の作品として、神戸を舞台とした、『無痛』では、強烈な印象を持ちました。

本書『嗤う名医』には、天才的心臓外科医の隠された顔、最高の治療の為には誰にも妥協を許さない名医、患者の嘘を見抜いてしまう医者など、現役の医師が皮肉を交えて医療に携わる人間を描く、ブラックユーモア十分の短篇が6篇納められており、どの作品もにんまりとできました。
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今年の読書(115)『甘い罠』鏑木蓮(講談社文庫)

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今年の読書(115)『甘い罠』...
著者の作品としては、 『真友』 以来4冊目になります。

和食研究家<水谷有明>は、スーパーマーケッを展開する「オゾングループ」が和食レストランチェーンを作るに当たり、メニュー監修を依頼されます。

父が糖尿病で、糖質制限の結果が良好なことを知り、炭水化物を制限した料理を提案しますが、オゾンの社長のOKがでません。

日本人の主食である「米」問題を絡ませ、農耕文化・文明が論議される一味違ったグルメ小説でした。
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今年の読書(114)『Qros(キュロス)の女』誉田哲也(講談社文庫)

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今年の読書(114)『Qros...
著者としては、前回に読んだ農業問題を基本とした 『幸せの条件』 と同様に、手慣れた警察小説とは趣を変えて今回はマスコミの社会をリアルに描いた作品です。

「キュロス」のテレビコマーシャルに登場する女性タレントが誰なのかわからず、各種芸能記者は、素性を暴くべくやっきになっています。

たまたま所属タレントの付添として現場にいた事務員の<真澄>がCM監督の目に留まり抜擢されたのですが、その後ストーカー行為が続きネットに行動が流されることになっていきます。

ひょんなことで、<真澄>をかくまうことになった週刊誌記者の<栗山>ですが、彼女の窮地を救うべく動き出します。芸能界にうごめく女性の嫉妬やねたみ、マスコミの無慈悲な世界、ネト社会の怖さなどが入り乱れますが、<栗山>の事件解決の落としどころに一抹の明るさが感じられました。
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