木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day22)「『アウトプットの場』が社員を成長させる」

アウトプットの場が人を成長させる!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~

章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)
2.五つの心得(完了)
3.八つの方法(本日)


「八つの方法:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」

章立て
1.「経営社員」を育てる方法とは?
2.八つの方法


1.「経営社員」を育てる方法とは?

昨日までの「五つの心得」に続いて、経営社員を育てる八つの方法を紹介する。どれもこれも簡単な方法で、誰にもできる。ただし成果が出るかどうかは、やり続けられるかどうか、その一点に掛かっている。

2.八つの方法

まずは八つの方法を列挙すると以下の通り。
(1)おおぼらを吹け!(完了)
(2)夢に日付と数字を入れさせよ!(完了)
(3)中期計画を立てよ!(完了)
(4)年度目標を立てさせよ!(完了)
(5)財務を教えよ!(完了)
(6)何を社会に提供しているかを教えよ!(完了)

(7)個人目標を立てさせよ!(本日)
(8)アウトプットさせよ!(本日)


今日は最後の2つの方法について記述します。

(7)個人目標を立てさせよ!

①目標は会社の目標だけでなく、社員一人一人に自分の「個人成長目標」を設定させる。

②その際には「何のために・何を・いつまでに・どれだけ」という四点を明確にする。

③「いつまでに・どれだけ」は期限と量を明確にする、ということ。

④そして、個人成長目標も計画を立て、実行して、その進捗をモニターして、というサイクルを回す。即ち「PDCAサイクル」の練習をする。

⑤個人目標の設定は、求めていたものを得るだけではなく、そのための能力を高める一石二鳥の方法である。


(8)アウトプットさせよ!

①経営社員を育成するために、経営者としての心得と方法を伝えてきた。そして、最も簡単で最も成長を早める、というとっておきの方法は「アウトプット」の機会を与える、ということ。

②個人成長目標に関して、「朝礼」などの機会を作って定期的に進捗報告をさせることで、計画と実行のずれが明確になる。

③個人成長目標は個人的なものなので、進捗に関して他人から非難されるものではないが、社員同士で進捗状況を共有することでお互いの状況を聞き、理解することが出来、自分の考えを高めて行くことが出来る。すると何が自分に必要なのかを自然に考えるようになっていく。

④つまり「アウトプット」をさせることで、インプットの重要性が認識できる。だからアウトプットの場を創ることが重要なのである。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#PDCAサイクル #アウトプット #インプット #コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #個人目標 #組織 #経営社員

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day21)「自社の提供価値を明確にする」

自社の「提供価値」は何か?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~

章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)
2.五つの心得(完了)
3.八つの方法(本日)


「八つの方法:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」

章立て
1.「経営社員」を育てる方法とは?
2.八つの方法


1.「経営社員」を育てる方法とは?

昨日までの「五つの心得」に続いて、経営社員を育てる八つの方法を紹介する。どれもこれも簡単な方法で、誰にもできる。ただし成果が出るかどうかは、やり続けられるかどうか、その一点に掛かっている。

2.八つの方法

まずは八つの方法を列挙すると以下の通り。
(1)おおぼらを吹け!(完了)
(2)夢に日付と数字を入れさせよ!(完了)
(3)中期計画を立てよ!(完了)
(4)年度目標を立てさせよ!(完了)

(5)財務を教えよ!(本日)
(6)何を社会に提供しているかを教えよ!(本日)
(7)個人目標を立てさせよ!
(8)アウトプットさせよ!


一昨日と昨日に続いて今日は、五つ目・六つ目の2つの方法について記述します。

(5)財務を教えよ!

①目標が設定できるようになるには「財務」の知識が必要。特にB/S(貸借対照表)についてしっかりとした考え方を持つことが望まれる。

②財務の勉強は本や学校でも出来る。しかし教科書的な知識ではなく、実務の中で知恵をを身に付けさせることが必要。

③経営者が理解できている範囲をしっかり社員に教える。その一方で経営者が必死に財務の勉強をすれば良い。

④ここで気を付けることは、仕入れた知識をそのまま直ぐにアウトプットするのはお勧めしない。自分自身でしっかり理解し、納得したものを社員に伝えること。

⑤財務の勉強の基礎は極めて単純。「儲け=入りー出」という簡単な方程式で、いかに入りを増やし、出を減らすかを考えること。

⑥そして次は、儲けをどのように生かすかを考える。B/Sを強化し、信用力を高め、節度あるレバレッジを効かせ、さらに収益性を高める。そんな会社を目指す。

⑦全社員が数字の意味を知り、数字で話が出来る会社。これは本当に強い会社である。


(6)何を社会に提供しているかを教えよ!

①何のためにビジネスをしているのか?第一義は「食うため」である。

②しかし金だけがビジネスの目的になってしまうのも考え物である。「利益が上がればそれでよい」という考え方は危険。利益は社会に価値を提供した見返りとして頂くものである。

③この点を経営者が理解していれば、社員に伝えることが出来る。「自分たちは顧客や社会にこんな価値を提供している」ということを明確にすることで、社員のモチベーションが上がる。

④質の低い商品や高額商品を売りつけるなどというのは、まともな神経の人間には耐えられない。利益が確保されたとしても、その裏を知っている社員は釈然としないはず。

⑤人は「正しいことをしている」と思えるときに力を発揮する。


ではまた明日!
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#bs経営 #コーチ #コーチング #モチベーション #リーダー #リーダーシップ #事業の目的 #提供価値 #経営社員 #財務

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day20)「計画づくりは社員に考えてもらう」

計画づくりは社員に!
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「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~

章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)
2.五つの心得(完了)
3.八つの方法(本日)


「八つの方法:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」

章立て
1.「経営社員」を育てる方法とは?
2.八つの方法

1.「経営社員」を育てる方法とは?

昨日までの「五つの心得」に続いて、経営社員を育てる八つの方法を紹介する。どれもこれも簡単な方法で、誰にもできる。ただし成果が出るかどうかは、やり続けられるかどうか、その一点に掛かっている。

2.八つの方法

まずは八つの方法を列挙すると以下の通り。
(1)おおぼらを吹け!(完了)
(2)夢に日付と数字を入れさせよ!(完了)
(3)中期計画を立てよ!(本日)
(4)年度目標を立てさせよ!(本日)
(5)財務を教えよ!
(6)何を社会に提供しているかを教えよ!
(7)個人目標を立てさせよ!
(8)アウトプットさせよ!


昨日に続いて今日は、次の2つの方法について記述します。

(3)中期計画を立てよ!

①夢を描くことは重要。そしてその中で、夢(ビジョン)と現実のギャップを知る。

②そのギャップを知り、なぜそのような違いがあるのかを全社で考える。

③一足飛びに夢まで到達できない。そこでビジョン達成までを年限を三年ずつに区切る。その第一次計画だけは「現状からのボトムアップ」で作る。

④つまり夢(ビジョン)は、懸命に取り組めば何とか達成出来る数字であることが重要なのである。

⑤会社の中期計画は、会社のポテンシャルを発揮させる強い武器である。


(4)年度目標を立てさせよ!

①中期計画を立て、目標設定がされたら、次は年度目標を設定する。会社の動きを一年というスパンで見るのはたいていの社員が出来る。従ってここはとことん社員に考えてもらう。

②理念に始まり、経営方針、部門目標、個人目標、を順に決定していく。この時に、社員一人一人が、なぜこの目標に取り組むのか、という意味を知ることが重要。

③目標の数値だけでなく意味を知っている社員は、全社的な動きの中での収益性を理解します。「売上は伸びても利益が伸びない」というバカげた売り方はしないはず。

④つまり、年次経営計画の作成は、社員が財務に関する生きた知識を身に付ける教室にもなり得る。

⑤会社全体の利益を最大にするにはどうすべきか?純利益に意識を向けるようにし、やがてB/Sと関連したROAやROEといった指標を考えられるように仕向けて行く。

ではまた明日!
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#bs経営 #コーチ #コーチング #ビジョン #リーダー #リーダーシップ #中期計画 #夢 #年度目標 #組織 #経営社員

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day19)「夢に日付と数字を入れる」

夢に日付を入れる
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「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

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- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~

章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)
2.五つの心得(完了)
3.八つの方法(本日)


「八つの方法:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」

章立て
1.「経営社員」を育てる方法とは?
2.八つの方法

1.「経営社員」を育てる方法とは?

昨日までの「五つの心得」に続いて、経営社員を育てる八つの方法を紹介する。どれもこれも簡単な方法で、誰にもできる。ただし成果が出るかどうかは、やり続けられるかどうか、その一点に掛かっている。

2.八つの方法

まずは八つの方法を列挙すると以下の通り。
(1)おおぼらを吹け!
(2)夢に日付と数字を入れさせよ!
(3)中期計画を立てよ!
(4)年度目標を立てさせよ!
(5)財務を教えよ!
(6)何を社会に提供しているかを教えよ!
(7)個人目標を立てさせよ!
(8)アウトプットさせよ!


今日は先ず、最初の2つの方法について記述します。

(1)おおぼらを吹け!

①これは日本電産株式会社の前会長、永守重信氏の言葉。

②おおぼらと言っても全く不可能なものではなく、」全力で挑戦し、全ての条件が整えば達成出来る最高の状態」のこと。

③会社としての「おおぼら」は、社員が聞いてもワクワクするようなものでなければならない。社員と夢を語ろう!


(2)夢に日付と数字を入れさせよ!

①夢は素晴らしい力を持っている。しかし、夢さえ持てばそれで良いというものではない。夢を真にするのが経営者の仕事。

②夢を真にするために必要なのが、夢に具体的な日付と数字を入れること。

③「夢に日付を入れよ」はワタミ株式会社の創業者、渡邉美樹氏の言葉。

④「夢に数字を入れる」とは、夢を言葉で表すのではなく、B/Sで言い表せ、という意味である。

⑤経営者が夢を語り、それを目標にする時、一人でやっても意味がない。ここに社員を巻き込むことが大事である。

⑥そして社員が「自分がやりたい」と思えるように、会社の夢を描き、日付と数字を入れて行く。この過程ややり取りがとても重要である。


ではまた明日!
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#bs経営 #おおぼら #コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #ワクワク #夢 #経営社員

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day18)「経営ビジョンに社員が自分の夢を乗せる」

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今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~

章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)
2.五つの心得(本日)
3.八つの方法


「五つの心得:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」

章立て
1.「経営社員」を育てる心得とは?
2.五つの心得


1.「経営社員」を育てる心得とは?

(1)ここまで「経営社員と何か?」、そして「経営社員を育てる会社とは?」について述べてきた。ここからは、経営社員を育てる「心得」について述べる。


2.五つの心得
昨日は以下二つの心得について触れたので、今日は残り三つについて触れます。

心得(1)職縁を大事にせよ!
心得(2)まず、やらせてみよ!


心得(3)正しい責任「追究」をせよ!

①どんなチャレンジでも、やりっぱなしでは意味がない。ここで「追究」には二つの意味がある。

②一つは、なんとしてでも成功するように持っていく。そのための手法がPDCAサイクルである。社員からの提案に対して、その基礎にある仮設がどういうものであるかを徹底的に「追究」することが経営者・上司の役目である。

③もう一つは、失敗したときの原因究明である。失敗した時に結果だけを責めてしまうと、その社員だけではなく他の社員もチャレンジしなくなってしまう。

④正しい「原因追究」は、失敗の原因をとことん究明し、次の成功の確立を出来るだけ高めること。


心得(4)会社のビジョンに社員の夢を乗せよ!

①経営者と社員との間の「信頼関係」の構築が必要。そのためには、
- 会社数字をオープンにすること
- 社内で密度の高い時間を共有すること。

②ここで「密度が高い時間」とは、生産性の高い時間と言い換えることが出来る。具体的には、
- より高い目標に向かって共に働く時間
- 将来に備えて自分たち自身を高めるために共に学ぶ時間

③理想や夢を語る時間を共有することも重要。経営者が一方的に語るのではなく、会社の将来ビジョンに社員が自分の夢を乗せる時間にしたい。


心得(5)「経営社員」が育つ仕組みをつくれ!

①教育プログラムの構築:朝礼・早朝経営セミナー・早朝勉強会など。経営計画の作成や月次決算会議に全社員が参加する。

②評価と報酬の仕組み作り:財務を理解させた上で、全ての社員が理解できる重要指標づくりが必要である。

③経営者の考え方を伝える仕組み作り:ブログ・メルマガ、書籍、講演など。また社内報や朝礼を通じて伝え続ける努力が必要。

ではまた明日!
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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day17)「社員育成は『やらせてみよう!』の発想で」

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「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

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- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~

章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)
2.五つの心得(本日)
3.八つの方法


「五つの心得:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」

章立て
1.「経営社員」を育てる心得とは?
2.五つの心得


1.「経営社員」を育てる心得とは?

(1)ここまで「経営社員と何か?」、そして「経営社員を育てる会社とは?」について述べてきた。ここからは、経営社員を育てる「心得」について述べる。


2.五つの心得

心得(1)職縁を大事にせよ!

①中小企業にとって「後継者問題」は難題。しかし実子に無理に会社を継がせても誰も幸せにはならない。

②実は、我が子を職場で育てるのはとても難しい。そこで血縁ではなく職場の縁、「職縁」を考えに入れて選択の幅を広げる。


心得(2)まず、やらせてみよ!

①社員の育成は「やらせてみよう!」という発想が重要。

②社員の「やってみたい」という気持ちを潰さないことが大切。チャレンジすることは良いことだ、という空気を醸成する。

③仮に失敗しても、そのリスクに耐えられる財務基盤を作っておく。

④しかし中にはなかなか自分で見出せない社員もいる。そういう社員を責めてはいけない。小さなことからでもチャレンジするように仕向け、成功体験を積ませることが経営者・上司の仕事である。


以下の残りの心得はまた後日に!

心得(3)正しい責任「追究」をせよ!
心得(4)会社のビジョンに社員の夢を乗せよ!
心得(5)「経営社員」が育つ仕組みをつくれ!


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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#コーチ #コーチング #チャレンジ #リーダー #リーダーシップ #後継者問題 #成功体験 #経営社員 #職縁

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day16)「伸びる社員はこう見分けろ!」

成長
発展
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今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~

章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(本日)
2.五つの心得
3.八つの方法


「どんな会社でも経営社員は必ず育つ」

章立て
1.「経営社員」の育成が会社を強くする(完了)
2.進化する「経営社員」(本日)
3.伸びる社員 vs. 伸びない社員(本日)


2.進化する「経営社員」

(1)会社を社会人学校と考えているので、経営社員が退職することを「卒業」と呼んでいる。退職する理由は様々だが、全ての卒業生に伝えるのは「今までよりも稼ぐ人になれ」ということ。

(2)稼ぐことも重要だが一方、「社員の物心両面の幸せ」も経営理念でうたっている。経済面と精神面の両方で幸せを実現する経営者を目指して欲しい。

(3)経営社員になる過程において、この発想を身に付けられ、「卒業」してもそれを実践できるようであって欲しい。

(4)このような「経営社員」を育てられる会社になっているだろうか?と問いて欲しい。弊社も最初から出来ていた訳ではない。

(5)「経営社員」を育てる仕組みを考え、実践していく過程を経て現在に至っている。社員が最大の資源となっていき、それが次の人材を引き寄せるという好循環を生んでいる。

(6)出来るか、出来ないか、ではなく「ちゃんと出来るようになるまで、やり続けるかどうか」である。


3.伸びる社員 vs. 伸びない社員

(1)伸びる社員、すなわち社員の「伸びしろ」を見極める、5つの条件がある。

①素直でフットワークの良い社員
②肯定的な言葉を使う社員
③どこかで苦労をした経験のある社員
④積極的に新しい知識を仕入れる社員
⑤数字の分かる社員


(2)社員全員が「経営社員」になれるわけでは無いのも現実である。経営社員になれない社員とは、以下のような人である。

①チャンスを掴もうとしない人
経営者が「チャレンジの機会」を与えても、それを活用しようとしない人がいる。ピンチをチャンスと捉える能力が「経営社員」には必要。

②変化を恐れるタイプの人
環境変化を味方につけようとする、という意識が大切。


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#コーチ #コーチング #チャレンジ #リーダー #リーダーシップ #変化 #経営理念 #経営社員

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日本人の視点や感じ方は、外国人とは「出発点」が違うかも!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日たまたま遭遇して、そして気が付いた事柄を、今日はお伝えします。内容はタイトルから想像されるように

『どうも日本人のものの見方や考え方は、外国人と比べて「出発点」が違うのかも?』


1.ことの顛末

「今日は、とっても楽しそうだったね?」
そんな問い掛けを私は妻に投げた。

「そうなのよ!久しぶりにキャサリンに会って、とっても楽しかった!」

キャサリンとは妻の友人で、フィリピン出身。日本に長く住んでいて仕事もしていることもあって、外国人としては流ちょうな日本語を話す。

外国人向けの日本語の教師をしているうちの妻は、こう続ける。

「やっぱり外国人相手の方が、何か気が楽なのよね、色々と話をするのが。」

「何故そう感じるのかな?」

私なりの答えは直ぐに頭に浮かんだが、こう尋ねてみた。

「何故だろう?余計な気を使わなくて良いし。それから、個人的な話をする時に、この話題はこの人に話して大丈夫か、大丈夫じゃないか?を余り考えなくても良いからかも?」

「え、そうなの?外国人の友人には、日本人の友人には話さないプライベートなこともべらべら話すってこと?」

「うーむ、それは違うわね!べらべらと色々話すのではなく、この話題を話し相手がどのように捉えるかを、深く考えなくとも大丈夫、自己開示の程度というか、開放の度合が日本人と異なる、と私は感じているように思う。」

「ということは、外国人相手に話をする時には自己開示度を上げて、例えば自慢話を話しても、相手から必要以上に羨ましがられたり、妬まれたりして不快になる可能性が低い、って直感的に思う、という感じかな?」


2.私の考察

この会話を妻としながら私は、娘のある言葉を思い出していた。

以前、海外(ニュージーランド)に住み始めて3年くらい経過した頃だった。7歳から日本を離れ、現地の小学校に通学していた末娘を連れて、久しぶりに日本へ一時的に「戻って」いた時のこと。

東京都内をJR山手線に乗って移動していた。そして駅で降りた直後にその末娘は、私にこう呟いた。

「お父さん、日本人って、みんな髪の毛が黒いんだね!」

我々にとっては当たり前の光景や周りの人の風貌が、彼女にとっては一種、驚きに感じたのだろう。小学校を初め、日本での生活の記憶がほとんど無い娘にとって、私にとっては日本への「一時帰国」は、異文化に触れるれっきとした「海外旅行」だったのだ。

私は再度、妻に向き直ってこう伝えた。

「『日本人』と十把一絡げの表現は適切ではないけれど、一般的な日本人は周りの人との関わりにおいて、一般的な外国人とは異なる捉え方をしているように感じるね。

つまり、目の前の相手は自分と視点や考え方が『同質である』ということを出発点、前提にしているような気がする。一方、外国人は恐らく『異質である』ということを出発点、前提にしているような印象を受ける。」

妻は私の見解に直ちに反応して、

「確かに!外国人と言っても色々な出身国・人種の人がいて、人それぞれ性格だって異なっているはず。だけど総じて感じるのは、外国人は『人はそもそも個人個人、異なっているものだ』という発想を基本的に持ち合わせているような気がするわね!

だから、ある程度、プライベートなことを話しても、それは自慢話や突飛な話ではなく、単にその人の『個性』の一つと捉えてもらえるのではないか、という安心感を感じるのだと思う。」


3.それで、これからどうなる?今後どうするのか?

これで妻との会話は終了したのだが、モヤモヤはまだ晴れなかった。なぜなら、この会話を受けて、

「これから日本人は、どういう視点を持つように心がけることが必要なのか?」

という問いが頭の中をぐるぐると回っていたからだ。残念ながら今直ぐに、答えは持ち合わせていない。

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恒例「駅ウォーキング」で、再び思い出の場所へ!

今日は!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

このブログで何回がお伝えしております「駅ウォーキング」。

「駅ウォーキング」とは、今年から始めた妻とのouting!東京近郊の駅を起点に、周辺をウォーキングする企画です。

そして今日訪れたのは

もう一つの「都会のオアシス」である

新宿御苑

もう40年ぶりくらいに訪れたように思います。

そして改めて

「こんなに広かったな?」

結婚する前に妻と行った思い出の場所。

しかしほとんど覚えていない。覚えていることは

とっても寒くて温室へ逃げ込んだこと。

その温室にも入ってみました。

戸外の寒さとは別世界。

小笠原諸島や沖縄の植物がそこら中に!

違い意味で癒されました。

また、この新宿御苑で特筆すべきは、三鷹の自宅の近くを流れる

玉川上水の「新宿分水」

があるのです。

45キロメートル以上の遠路を経て、江戸市中へ水を運んでいる「玉川上水」。
この上水を作った「玉川兄弟」へ、現代の姿を見せてあげたい。

そんな思いがしました。

月二回「駅ウオーキング」していますが、東京には訪れるべき場所がまだまだあります。コロナ下でなかなか遠出旅行が出来ないですが、近場でも十分に楽しめますよ。

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day15)「PL社長 vs. BS社長」

Balance Sheet(BS)?
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この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~

章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(本日)
2.五つの心得
3.八つの方法


「どんな会社でも経営社員は必ず育つ」

章立て
1.「経営社員」の育成が会社を強くする(本日)
2.進化する「経営社員」
3.伸びる社員 vs. 伸びない社員


1.「経営社員」の育成が会社を強くする

(1)中小企業の経営者は「見栄っ張り」である。自分の成功を見える形でひけらかそうとする。例えば、店舗数、高級車、自社ビルなどなど。

(2)一方、利益を生まない自社ビルは資産ではなく、実質的に負債である。

(3)短期的な利益しか追わない経営者の頭の中は損益計算書(P/L)しか見えていない。(PL社長)

(4)私が純資産を急増させることが出来たのは、社長を筆頭に全社員が貸借対照表(B/S)を意識出来たからである。「BS社長」の下に「BS社員」が育った。

(5)「経営社員」とはBS社員であり、時間をかけて彼らを育成することは、会社の資産を増やし、変化対応力を高める最短ルートである。

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「問いを立てる」ことの重要性

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨晩、私が通った大学院・ビジネススクールの学長の講演を聞く機会がありました。講演会のテーマは

「MBA保持者のキャリア構築」

私はその大学院、名古屋商科大学大学院ビジネススクールにて経営学修士(MBA)の学位を取得したのですが、学長からのメッセージは将に、MBA取得した修了生向けのものでした。

「経営は『サイエンス』の視点だけでは上手く行かない。これから『アート』の視点が必要になる」

昨今は先が見通せない「VUCA」の時代。またこれまでの上意下達・トップダウンの経営方式では、立ち行かないのは明らか。

つまりリーダーや上司あっても「何が正しいのか?」が見えずらい、分かりずらい時世。

従ってチーム全体の知見や英知を結集して、課題に当たることが求められる。

一方、簡単なようで以外に難しいのが、

「我々の課題は何か?」

自分たちの課題を、言語化することも簡単ではないこともある。

そこで、学長曰く

「物事の本質は何か?核をなしているものは何か?」

を常に見出そうとする姿勢が必要である、とのこと。

そのために必要なのが行為が

「問いを立てる」

リーダーとしてチームメンバーへの問い掛けが大切。そしてもちろん、リーダー自身への問い掛けが更に重要。

プロコーチとして「質問」「問い掛け」には、かなり気を配って来たつもりだが、改めて「問いを立てる」ことの重要性に気付かせて頂いた。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#MBA #VUCA #coaching #コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #問いを立てる #本質

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「The Coaching Manual」を読んで、再度コーチングを見つめ直す!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

やっと届きました、この洋書!

「The Coaching Manual」

以前、このブログでも紹介した「Brilliant Coaching」という本を執筆した

Julie Starr

という英国人のプロコーチによる書籍です。

なぜ読もうと思ったのか?

それは、コーチングというものを一度、異なる視点で見てみたい、理解してみたいと思ったからです。それも、折角だから言語も異なる洋書で。

そこで、どの本を選ぼうかと検討をしました。

Coachingに関する洋書は実は、和書よりも多く、内容も千差万別。Kindleで何冊か試し読みしてみたところ、この本に行きつきました。

この本を選んだ一番の理由は、以前「Brilliant Coaching」を読んだ時に、非常に分かりやすく、かつ内容が腹落ちしたからです。そこでJulie Starrの本を選びました。

これから読み進めて行きますが、気が向いたらこのブログの場で、発見や気付きをお届けします。

参考までにこの本の冒頭に「What is coaching?」という章があります。そこにJulieによるコーチングの定義に関する記述があったので、原文のままここに引用します。

What is coaching?

Put simply, coaching is a conversation, or series of conversations, that one person has with another.

What makes the conversation different from others is the impact the conversation has on the person being coached (the coachee.)

An effective coaching conversation influences someone's understanding, learning, behaviour and progress.

(なお蛇足ですが、行動を意味する「behaviour」のスペリングからも、Julieが英国人と分かりますね!)

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#JulieStarr #coaching #コーチ #コーチング

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久しぶりの落語鑑賞!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

久しぶりに「落語」を鑑賞してきました!

記録を辿ってみたら、ちょうど昨年の今ごろに独演会に行っているので、ほぼ1年ぶり。

「1年が久しぶり?」

そうなんです!実は大の落語好き。コロナ前は3ヶ月に一度は、寄席や独演会に出かけていました。

私にとっての落語の魅力は、

「言葉だけで観客に、映像をイメージさせる『描写力』」

です。

昨日も聞き惚れ、そして時おり、涙しました。

演目は有名な

「時そば」



「文七元結」
「井戸の茶碗」

ストーリー展開はもちろん知っているものの、噺家ごとに役作り?も異なるし、雰囲気も違います。その違いに注目するもの興味深い。

皆さんも機会があったら是非、「和芸」の「話芸」を堪能して頂きたいです。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #和芸 #寄席 #描写力 #落語 #話芸

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day14)「人を育てるためには、挑戦できる環境を創る」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第3章「『経営社員』の育つ会社」

章立て
1.なぜ経営社員を育てられないのか?(完了)
2.経営者の通信簿(完了)
3.B/S経営とは?(完了)
4.経営理念 x B/S経営(完了)
5.経営理念の浸透(完了)
6.小さい会社こそ「経営社員」は育つ(本日)


「小さい会社こそ『経営社員』は育つ」

章立て
1.経営社員が育ちやすいのは中小企業
2.人を育てることなど出来ない!


1.経営社員が育ちやすいのは中小企業

(1)「経営社員」は経営者の視点で、会社の全体最適を意識して行動する。このことは大企業でどれだけ出来るものなのか?

(2)大企業では理念・ビジョンの共有は可能だろう。しかし現場レベルの情報を全員が知ることは難しい。

そこで大企業では、ピラミッド型組織の仕組みを導入し、ミドル役マネジャーを置くなど役割分担を明確にしている。

(3)一方、中小企業では組織が小さいためミドルマネジャーは不要、互いに直接情報の共有が可能である。

従って中小企業では、経営者以外は全てフラットな「鍋ぶた型」組織になっていることが多い。

(4)鍋ぶた型組織では、硬直化するトップが情報を把握し、経営に携わるということになりがち。

(5)しかし、社内での情報共有が進み、経営者視点で物事を判断できる「経営社員」が育てば、その組織はやがて外部環境への反応の素早い「ネットワーク型」組織に進化する。

会社の中が、理念や方向性を共有しながら複数の経営者が戦略的に結合した状態になる。

(6)小さな会社の最大の強みは、経営社員が育ちやすい、ということ。


2.人を育てることなど出来ない!

(1)敢えて矛盾している表現だが、人を育てることは出来ない。

(2)では、成長過程にある社員に最も必要なものは何か?それは彼らが新しいことに挑戦するステージだと考えている。

(3)人は育てるのではなく「自らの意思で育っていくもの」。人財育成とは、人が育とうとしている芽を潰さず守ってやること。

(4)具体的にどうすればよいか?第一段階は、基礎スキルを教え込む。第二段階は、与えられた仕事の中で実践的に学ぶ。

(5)ここまでは教育の段階。一般社員はここまで良い。しかし「経営社員」が育つためには、第三段階として、挑戦できる環境を創ることが必要である。

(6)現場の改善提案をしてきた社員がいれば、まずはやらせてみる。新しいビジネスの仕組みを考案した社員がいたら、会社がリスクを負える範囲内で自由にやらせてみる。もし失敗しても、責任を問うのではなく、原因を追究する。


ではまた明日!
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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day13)「なぜ理念の浸透が重要なのか」

大事にする価値観
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

少し間隔が空きましたが引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、私がキーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第3章「『経営社員』の育つ会社」

章立て
1.なぜ経営社員を育てられないのか?(完了)
2.経営者の通信簿(完了)
3.B/S経営とは?(完了)
4.経営理念 x B/S経営(完了)
5.経営理念の浸透(本日)
6.小さい会社こそ「経営社員」は育つ


「経営理念の浸透」

章立て
1.なぜ理念の浸透が重要なのか?
2.理想と理念の違い
3.理念とビジョンを共有する仕組み作り

1.なぜ理念の浸透が重要なのか?

(1)自律的な人材が育ち、現場で外部環境に適応するようになると、様々な試みが現場レベルでなされるようになる。

その時、全社の方向性が明確でないと現場レベルの試みがバラバラになり、結果として会社としての組織が混乱し、生産性が下がってしまう可能性が出てくる。

(2)「経営社員」は高い自律性を持ちながら、全社的な方向性をしっかりと保ち、全体最適に基づく意思決定を行う。これを支えているのが「理念の浸透」である。


2.理想と理念の違い

(1)そもそもだが、
「あなたは自社の理念にどれだけ共感しますか?」
「あなたは自社の理念をどれだけ本気で体現していますか?」

(2)理念だけで経営が出来るのか、という疑問を持つこともある。しかし、掲げた「理念」を本気で信じて、それに向かって歩み続けることで、ようやく「理想」が理念に進化する。

(3)コンサルタントに作ってもらった理念は捨てて、社員と一緒になって会社の価値観や進むべき方向性をじっくり考えなおすべきである。


3.理念とビジョンを共有する仕組み作り

(1)「経営理念」は、その会社の価値観であり、社会に対して果たすべき役割である。一方「ビジョン」は、経営理念を守り通したら、自社がどのようになるのかという姿を描き出したものである。

(2)経営理念を社内で共有する方法

①理念を何度も何度も語る:それも経営者が、ではなく社員自身の口で語るようにする。朝礼などを活用して、社員に話をしてもらう機会を作る。

②理念に沿った行動を取る:社員が自分の行動を理念に沿っているかという基準で捉えるようにする。そのためには、社員は自分の行動をお互い説明できる組織にすることが必要である。

(3)ビジョンを社内で共有する方法

①全社員でビジョンを作る:社長でも新入社員でも対等に議論が出来る組織風土を作り、会社のビジョンを全員参加で作る。

②会社のビジョンに社員個人のビジョンを乗せられるようにする。


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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day12)「ビジョンと理念的インセンティブ」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

少し間隔が空きましたが引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、私がキーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第3章「『経営社員』の育つ会社」

章立て
1.なぜ経営社員を育てられないのか?(完了)
2.経営者の通信簿(完了)
3.B/S経営とは?(完了)
4.経営理念 x B/S経営(本日)
5.経営理念の浸透
6.小さい会社こそ「経営社員」は育つ


「経営理念 x B/S経営」

章立て
1.「理念」x「B/Sビジョン」 = 志事(しごと)
2.理念的インセンティブ


1.「理念」x「B/Sビジョン」 = 志事(しごと)

(1)どんな会社なら「経営社員」が育つのか?ここで「要」となるのが経営理念。

(2)経営理念に対する解釈は、その企業の存在価値であり、社会に対して果たすべき義務であると考えている。

(3)理念という義務を社会に対して果たすと、どのような会社になるか。それがビジョンである。理念とビジョンは常に一直線上にあるはず。

(4)ビジョンに向かって経営者と全社員がベクトルを合わせて働いた結果がB/Sに表れる。

逆に会社のビジョンを描くということは、言葉だけなく「こんなB/Sにするぞ!」と将来像を明確にすること。

(5)一方、P/Lは会社の単年度の収支を示すものであり、短期的な目標やノルマになる傾向がある。

もしビジョンが明確でない状況で、経営理念という義務が覆いかぶさったら、「義務 x ノルマ = 地獄」となってしまい、社員が能動的に仕事に取り組むという環境ではなくなる。

(6)仕事は決してらくなものではない。しかし、夢・ビジョンが明確となった仕事は楽しいもの。仕事は、理念 x 夢(B/Sビジョン) = 志を抱いて出来る仕事(志事)、であるべき。


2.理念的インセンティブ

(1)経営社員となるための重要な条件は、能動的に仕事に取り組むこと。

(2)能動的に仕事に取り組むためには、適切な「インセンティブ」が必要。一般的に人のモチベーション(動機)には、①金銭的、②社会的、③自己実現、の3つがある。

(3)上記3つを組み合わせてインセンティブを検討すると5つに分類できる。

①金銭的報酬
②評価
③組織と個人の価値観の共有
④成長の場の提供
⑤職場の仲間との人間関係やリーダーの魅力などの人的要素

(4)上記の②③④を合わせて「理念的インセンティブ」と呼んでいる。

この理念的インセンティブを与えることで、仕事に対する誇りや顧客からの感謝、社会への貢献、自己成長といったものが社員のモチベーションを高め「経営社員」へと成長させる。

(5)個人的な感覚ではあるが、金銭的な条件が整った状態では、理念的インセンティブが7割、金銭的インセンティブ3割がベストのように感じる。

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#BS経営 #インセンティブ #コーチ #コーチング #ビジョン #ミッション #リーダー #リーダーシップ #志事 #組織 #経営理念 #能動的

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day11)「B/S経営とオープンブックマネジメント」」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

少し間隔が空きましたが引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、私がキーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第3章「『経営社員』の育つ会社」

章立て
1.なぜ経営社員を育てられないのか?(完了)
2.経営者の通信簿(完了)
3.B/S経営とは?(本日)
4.経営理念 X B/S経理
5.経理理念の浸透
6.小さい会社こそ「経営社員」は育つ


「B/S経営とは?」

章立て
1.強いB/Sとは
2.オープンブックマネジメントが「経営社員」を育てる
3.計画なくして実行なし

1.強いB/Sとは

(1)企業経営はリスクとの戦い。トヨタや松下でさえリコール問題が発生する。それだけに、この会社は万が一の時に責任を取る能力があるか、ということがその会社に対する評価基準になってくる。

(2)様々なニーズやリスクに対応するためには、それを保証する資金が必要。つまりB/Sの純資産の欄にしっかりとした数字があることで強い信用力になる。

(3)純資産を厚くすることのメリットは以下の3つである。

①リスクへの対応力:変化や想定外への対応にはやはり資金が必要。

②開発力:新しい製品・サービスを創り出すためには、時間と資金が必要。

③信用力:資金力があるということは、その会社の経営が安定しているということ。


2.オープンブックマネジメントが「経営社員」を育てる

(1)OBM(オープンブックマネジメント)とは、自社のブック(決算書)を従業員へオープンにして、重要指標の目標を定め、それを達成するように進捗管理を行うこと。

(2)OBMを実施するための3つの条件

①決算書を完全に公開する。会社のお金の使い方を完全に透明にして、社内に信頼関係を構築する。

②全社員が財務を理解できるように教育する

③業績に連動した評価・賞与のシステムの導入

(3)上記条件を整え、経営者と社員が一緒になって目標設定をする。経営者だけではなく、社員自らが目標設定を行う。これが経営社員の育成には必要である。


3.計画なくして実行なし

(1)目標を設定しても達成できなければ意味がない。そのためには「PDCA」を回すことが最も良い方法である。

(2)PDCAとは、以下の4つのサイクルを回すこと。
①P (Plan):計画
②D (Do):実行
③C (Check) : 検証
④A (Action) : 再実行

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#BS経営 #PDCA #オープンブックマネジメント #コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #決算書

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経営会議の「ありたい姿」とは?

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

顧問契約を先日結んだクライアント企業の月次「経営会議」に参加してきました。

まだ若い会社ということもあり、参加される経営観幹は社長も含めて6人ほど。こじんまりとした感じでした。

今日はこのブログ上で、その会議での経営幹部のやり取りを見ながら、私が感じた点・改善したい点を挙げたいと思います。

もちろん、これらのポイントは機会を捉えてクライアント企業の社長さん及び、社長を支える室長さんには伝えようと考えています。


今日の章立て
1.そもそも「経営会議」は何のため?
2.グランドルール
3.参加メンバーの貢献意識と会議の成果物
4.議論するテーマの具体例


1.そもそも「経営会議」は何のため?

会議の目的は色々と想定されますが、このクライアントの場合は大きく分けて「情報共有」と「議論と意思決定」の二つだと思います。
(1)情報共有
(2)議論と意思決定

一回の月次経営会議で上記二つが時間的な観点で可能なのか?という疑問はあります。しかし、会議の目的・ゴールは明確にすることが出発点ですね。

私の提案としては、経営幹部同士の横のコミュニケーション頻度を上げるという観点でも、以下のように考えます。

①経営会議は、月二回の開催とし、それぞれの目的を明確に分ける。

②うち一回は、月次業績などの事業進捗や顧客・市場動向に関する「情報共有」の場。

③もう一回は、抱える経営課題の「検討・議論、及び意思決定」の場。


2.グランドルール

まだまだ歴史が浅く、発展途上な会社であることから、若い経営幹部からの異なる発想も含めて、ざっくばらんに意見が出るような環境づくりが重要だと感じます。

いわゆる「心理的安全性」の確保です。それを前提にすると、ルールとしては以下のような項目が考えられます。

(1)他人の意見や感想を尊重する
(2)参画意識を持って、思ったこと・感じたことを素直に口にする
(3)時間厳守(開始時刻と終了時刻)
(4)どうしても退席・退出する場合はきちんと断ってから(最低のマナー)


3.参加メンバーの貢献意識と会議の成果物

「貢献と言われても、社長が招集している会議だから...」という声が経営幹部から上がりそうです。しかし、そもそもが社長のための会議ではない、自分たちのための会議だ、という意識付けが重要です。

この意識付けを行動で引き出すためには、参加メンバー一人一人の会議内での「役割」を明確にしたいです。そのための工夫として、アイディアを挙げるとすると以下の通りです。

(1)参加者一人一人が自分の業務担当について報告する機会を作る

(2)自分が今抱えている課題やお困りごとを話し、メンバー全員で解決策を考える

(3)司会や議事録は持ち回りで実施する


4.議論するテーマの具体例

実はある経営幹部から、どういうテーマで議論したら良いのか教えて欲しい、との要望を頂きました。そこで、この場でブレインストーミング的に取り敢えず挙げてみようと思います。

(1)典型的なテーマ

①月次業績報告(予算との対比や、今後3ヶ月の予測値)
②自部署で抱える課題(ヒト・モノ・カネ・その他)とその対応策
③全社に関わる、今後3ヶ月で発生する行事や出来事の事前周知

(2)この顧問先に必要と思われるテーマ

①5年先の「ビジョン・目指す姿」とは?
②5年先ビジョンを支える「大切にしたい行動や判断の基準」とは?
③魅力的な職場作りのために出来ること
④自社の「存在意義」の明確化、並びにステークホルダーにどう見られたいか?


思い付くままに書きつられましたが、重要なことはこのクライアント企業の「課題意識」です。第三者的な視点で私は、色々言うことは簡単です。

しかし内発的動機の無い行動は所詮「やらされ仕事」。従って、キーパーソンである社長を支える室長と、先ずはブレストする中で課題意識を色々と引き出したいと考えています。


ではまた明日!
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#コミュニケーション #コーチ #コーチング #ステークホルダー #リーダー #リーダーシップ #意思決定 #組織 #経営会議 #貢献

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day10)「強いB/Sと生産性の高い社員を作り出す」

現場での変化対応力が重要!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

少し間隔が空きましたが引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、私がキーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第3章「『経営社員』の育つ会社」

章立て
1.なぜ経営社員を育てられないのか?(完了)
2.経営者の通信簿(本日)
3.B/S経営とは?
4.経営理念 X B/S経理
5.経理理念の浸透
6.小さい会社こそ「経営社員」は育つ


「経営者の通信簿」

章立て
1.経営者の評価は「外部評価」と「内部評価」
2.昭和の経営では生き残れない
3.変化対応力を身に付ける


1.経営者の評価は「外部評価」と「内部評価」

(1)「外部評価」はその会社の業績として表れ、決算書に反映される。

(2)決算書にはB/S(貸借対照表)とP/L(損益計算書)がある。B/Sは長期的思考、P/Lは短期的思考・戦術的思考だと捉えている。

(3)P/Lは年度ごとの短期的な収支を見るもので、もちろんこれは重要。

(4)一方、B/Sは会社が生まれてから今までの企業活動の結果なので、さらに重要である。会社の過去の営みが全て表れている。

(5)「内部評価」は、社内にどれだけの人材が育ったのかに表れ、社員一人当たりの生産性に反映される。

(6)どうすれば社員の生産性が上がるのか?それは「儲かる仕組み」づくりに取り組むことが必要である。

(7)経営者にとって、強いB/Sと生産性の高い社員こそが、目指すべき通信簿である。


2.昭和の経営では生き残れない

(1)「うちの会社は社員が100人を超えた!」「うちは新しい店をオープンした。これで十店舗目だ!」「今年の売上は五億円に届きそうだ!」と自慢する経営者がいる。これは経営者の見栄である。

(2)昭和の高度経済成長期は終わった。今は供給が需要を上回る時代。競争は激しく、顧客は自分が満足できる高付加価値の商品やサービスを要求する。市場のニーズが目まぐるしく変化する時代である。

(3)そんな時代に見せかけの規模を追う経営をしていたのでは生き残っていけない。市場のニーズに合わせてこまめに変化していくことが企業に求められている。

(4)従って、売上目標から純利益目標へ切り替える必要がある。


3.変化対応力を身に付ける

(1)経営者には「変化」に気付き、自らを「変化」させる姿勢が必要。

(2)また顧客・市場の変化を最初に感じ取るのが現場社員。現場での変化対応力の醸成が重要。これが出来るのが「経営社員」。

(3)変化のヒントは現場にこそある。


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コーチングの「学び直し」で、改めて得られた気付き

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日はコーチングの

「学び直し」

をしてきました。

私が以前通って、コーチ認定を受けたコーチングスクールには「学び直し」の制度があります。そのスクールで講師まで務めていた私ではあります。しかし、何十回となくテキストを再度読み返してみると、様々な気付きがありました。

つい日頃は、クライアントの課題解決や目標達成を支援する、という視点でコーチングセッションを提供しています。しかし、今日通読したテキストには、このように書かれています。

「コーチングは一般的に、クライアントの目標の達成をサポートするものではありますが、その本質的な目的は、クラアインとが目標に向けて必要な行動をしたり考えたりすることでを通じて、クライアントの成長やクライアントの人生をより良いものにするためにサポートすることです。」

クライアントの成長や人生に関わることができる「コーチング」。

私はこれを仕事に出来て、心から良かった、と感謝する気持ちで一杯です。

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#コーチ #コーチング

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久しぶりに訪れる都会の「大学院キャンパス」@東京駅

名古屋商科大学大学院ビジネススクール(NUCB)ラウンジ
東京駅 丸の内中央口
NUCBラウンジ
NUCBが入っている丸ビル
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日は久しぶりに、2年間通った大学院、

NUCB(名古屋商科大学大学院ビジネススクール)

の東京キャンパスに行ってきました。私はここで経営学修士(MBA、Master of Business Administration)の学位を取得しました。

場所は東京駅、丸の内中央改札の目の前。丸ビル7階にある都会型ビジネススクール。

今日、大学院へ行ったのはMBA入学説明会で

「修了生の体験談」

で登壇することになったからです。

昨年2020年9月までの2年間の大学院生活で得たこと、そもそもどうしてNUCBなのか?

などなど、大学院入学を検討しているビジネスパーソンの方々に、「NUCB」という大学院・ビジネススクールそのものを知って頂く機会を提供しています。

実はそういう私も、2018年の夏に開催された「入学説明会」へ参加して、入学を決めたのです。

従って、検討されている方々の関心事や心配はよく分かります。他の大学院・ビジネススクールではなくて「なぜNUCBなのか?」

そしてまた重要なのは、大学院で学んだことが実務に、仕事にどう生かされているのか?

安くない学費、そして2年間という莫大な時間を投資することで、得られるものは何か?投資効果の程は?

有形だけではなく、無形だが得られるものも大きかった、ように感じます。

短い時間ではありましたが、私の想いは伝わりましたでしょうか?

満足気な参加者の表情を後に、私は帰途に付きました。

次回はいつここに足を運ぶのだろうか?

ではまた明日!
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#MBA #コーチ #コーチング #ビジネススクール #リーダー #リーダーシップ #動機付け #大学院 #学習する組織 #経営学修士

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恒例「駅ウォーキング」で懐かしの場所へ!

今日は!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

このブログで何回がお伝えしております「駅ウォーキング」。

「駅ウォーキング」とは、今年から始めた妻とのouting!東京近郊の駅を起点に、周辺をウォーキングする企画です。

そして今日訪れたのは

「JR中央線 日野駅&豊田駅」

え、JR線の駅???

はい、そうなんです。実はこの場所は、我々にとって「懐かしい場所」なんです。

実は30年ほど前に、この東京都日野市豊田のアパートに住んでいました。昭和から平成になって、まだ間もない頃のことです。どれ程変わっているか、変わっていないか?

そこで、その場所を妻と訪れてみよう、ということにしました。

JR中央線の日野駅。東京都日野市は知る人ぞ知る「新選組」副長、土方歳三の出身地。何度となく映画になった新選組ですが、最近またまた映画化?で今日もキャンペーン中でした。

因みに土方は「ひじかた」と読むのですが、何と日野市には「土方」という姓が多いこと多いこと!

「土方米穀店」「土方不動産」などなど。歳三と関係があったかは定かではありませんが、「土方歳三」は、日野市民にとっては永遠のヒーローなのかも知れません。

日野駅から多摩平という、いかにも草原が生い茂っていそうな地域を通り抜けて、豊田駅の方へ向かうと

ここは本当に東京?

と感じるほど、田畑が広がるエリアになってきます。さすが町名が

「豊田」ですね! そして、

「おー、若宮神社だ!」

私は思わず、感嘆の声を上げてしまいした。

ここは個人的には大変、お世話になった神社なのです。当時住んでいたアパートの直ぐ裏手にあって、毎朝通勤途上で「願掛け」をしていたのです。

「願掛け?」

はい。当時私はある国家試験の受検勉強をしていました。乳飲み子を妻に任せて、私は毎日仕事で午前様の状況にも拘わらずです。

何度止めよう、諦めよう、断念しようと思ったことでしょう。

既に前年、一度受検したが不合格。何としても諦めきれず、受験対策を継続していました。もう今年で最後にしよう、受かっても、そうでなくても。

そして思い立ったのが、自宅近所の神社への願掛けでした。

その効果がきっとあったのでしょう。その年に何とか合格できました!

しかしその後間もなく、仕事の関係で東京を離れてしまって、気になっていながらも出来なかった

「お礼参り」

それを今日、やっとすることができました!


と、私が想いに浸っていると、今度は妻が声を上げました。

「まー、全然変わってない!」

我々が住んでいたアパートである

「ハイツ若宮」

を見つけました。私たちが住んでいたのが30年ほど前なので、既に築40年は超えている昔ながらのアパート、ハイツ若宮。

しかし、そのたたずまいと言い、外観は全く変わっていない。


今日は、妻と二人で「タイムスリップ」の駅ウオーキングとなりました。

次はどこに行こうか?


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day9)「経営社員を育てられない原因」

挑戦!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

少し間隔が空きましたが引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、私がキーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第3章「『経営社員』の育つ会社」

章立て
1.なぜ経営社員を育てられないのか?(本日)
2.経営者の通信簿
3.B/S経営とは?
4.経営理念 X B/S経理
5.経理理念の浸透
6.小さい会社こそ「経営社員」は育つ


「なぜ経営社員を育てられないのか?」

章立て
1.経営社員を育てられない理由
2.都合の良い社員にするな!

1.育てられない原因とは?

(1)育て方が分からない

①人材教育が行き当たりばったりになっている。
②「仕事は盗むものだ」という根性論にすり替えている。
③教育がプログラム化されたトレーニングになっていない。


(2)仕事の現場を教育の場に出来ない

①OJTが機能していない。プログラム化していない。

②「もし自分が経営者だったらどういう判断をするか」と言うことを意識させる職場環境を作っていない。


(3)経営者が社員に対して「本当は育って欲しくない」と思っている

①社員の育成は子育てと通ずるものがある。

②経営者自身が「自分が強いリーダーシップを発揮して社員を指揮命令したい」という意識を強く持っているとしたら、それはいつまでも自分より未熟な社員でいて欲しいと内心で願っていることになる。

③デール・カーネギーの「人を動かす」によれば、カーネギー自ら「己よりも賢明なる人物を身辺に集むる法を心得しものここに眠る」という墓碑銘を選んだ。



2.都合の良い社員にするな!

(1)経営者は一人で多くの社員を見ている。しかし社員は多くの目で一人の経営者を見ている。

(2)「積極的にチャレンジする社員になって欲しい」と口にしながらも、経営者自身がチャレンジしなかったら、どうでしょうか?

(3)経営者が気を抜いた瞬間があれば、それを必ず見抜く。経営者が望む姿を見せようと、演技すらするかも知れない。

(4)こういう社員は経営者にとっては可愛い社員かも知れない。しかしこのような「都合の良い社員」を育ててはいけない。

(5)自律的で能動的な「経営社員」になって欲しいと望むなら、まずは経営者が自律的で能動的な人間にならなければならない。

(6)そのために経営者が出来ることは、責任は自分が負うからやってみろ!と大きな権限と責任を与えて、あとは口出しせずに見守ることである。

(7)子離れ出来ない親のように、社員離れ出来ない経営者ではいけません。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#OJT #コーチ #コーチング #チャレンジ #デールカーネギー #リーダー #リーダーシップ #人を動かす #人財 #子育て #社員離れ #経営社員 #能動的 #自律的

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day8)「知識労働者は教える時に最も学ぶ」

教える時に最も学ぶ
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

今日から不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第1章「生産性をいかにして高めるか」

【仕事のプロセスを分析する】

(1)知識労働の生産性を上げるには、目的の定義、目的への集中、仕事の分類という3つの他にもすべきことがある。

(2)成果が主として質を意味する仕事については「何が役に立つのか」を問う。

(3)成果が質と量の両方を意味する仕事については、「何が役に立つか」を問うと同時に、仕事のプロセスを一つ一つ分析することが重要である。

(4)作業的な知識労働については、仕事の質の水準を定め、それを仕事のプロセスに組み込むことが必要である。

(5)上記によって知識労働の生産性は向上させることができる。ただし、3年か5年おきに繰り返し見直す必要がある。

(6)また、知識労働者自身がパートナーとなって、生産性の向上に取り組むことが条件となる。

(7)働く人たち自身の知識が生産性、品質、成果を向上させる原点である。


【教える時にもっとも学ぶ】

(1)知識労働の生産性向上には、継続学習が不可欠である。学習に終わりはない。

(2)知識労働者は自らが教える時にもっとも良く学ぶ。

(3)花形セールスマンの生産性をさらに向上させる最良の方法は、セールスマン大会で成功の秘訣を語らせることである。

(4)情報化時代にあっては、いかなる組織も学ぶ組織にならなければならない。しかしそれは同時に、教える組織にもならなければならない。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day7)「知識労働の価値・成果と生産性」

成果・価値とは?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

今日から不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第1章「生産性をいかにして高めるか」

【分散化する知識労働者の仕事】

(1)肉体労働では、人は一時に一つの仕事しかしない。

(中略)トウモロコシを植え付けているアイオワの農民が、仕事に合間にトラクターを降りて会議に参加することはない。

(2)ところが今日、知識労働者の仕事はますます分散化しつつある。

技術者、教師、販売員、看護師、現場の経営管理者など、知識労働を組織で実際に行っている人たちは、仕事や給料に関係なく、かつ、ほとんど意味の無い余分の仕事を課され、忙しさを着実に増大させている。

(3)看護師は時間の半分は、看護人としての技能や知識を要しない医療的にも価値のないこと、患者の世話や患者の満足とは関係ないことに使わされている。それは例えばペーパーワークなどである。

(4)つまり知識労働者の仕事は、充実するどころか不毛化している。当然、生産性は破壊される。動機づけも士気も損なわれる。

(5)では対策はどうしたら良いのか?

それは、知識労働のそれぞれについて、「何のために給与を払うか」「この仕事には、どのような価値を付加すべきか」を考えれば良い。答えは必ずしも明白ではなく、議論の余地もあり得る。


【知識労働は三種類ある】

(1)知識労働は、単なる労働の一言で片づけるわけにはいかない。大きく分けて三種類ある。

(2)第一に、知識労働のいくつかにおいては、仕事の成果は純粋に質の問題である。

例えば研究所の仕事である。また戦略計画についても同様である。そして医師の診断、放送や雑誌の編集もしかりである。

(3)第二に、質と量を共に成果とすべき知識労働が幅広く存在する。

デパートの店員の成果がそれである。顧客に満足は質的な側面であり、定義するのは簡単ではない。だがそれは売上高や売上伝票の枚数という量的なものと同じように重要である。

(4)第三に、生命保険会社の保険金支払い、病院のベッドメーキングなど、その成果が肉体労働と同種の仕事が多数ある。それらの仕事の場合、質は前提条件であり、制約条件である。

(5)このように、知識労働の生産性を高めるためには、その仕事が成果に関して、いづれの範疇に属するかを知っておく必要がある。そして初めて、何に取り組むべきかが明らかになる。

(6)「何を分析すべきか」「何を改善すべきか」「何を変えるべきか」を決定できる。さらには、知識労働のそれぞれについて、生産性の意味を明らかにすることができる。


ではまた明日!
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#コーチ #コーチング #ドラッカー #リーダー #リーダーシップ #不毛化 #価値 #分散化 #動機付け #成果 #生産性 #知識労働 #知識社会 #組織 #質と量

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day6)「知識労働の生産性向上のためには?」

知識労働者?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

今日から不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第1章「生産性をいかにして高めるか」

【生産性革命は終わった】

(1)物を作ったり運んだりすることの生産性は、ここ100年間で社会的事件と言えるほど向上し、史上例のないものだった。

(2)しかし先進国においては、これまでのような生産性革命は終わった。今日重要性を増してきた知識労働者の生産性は全く向上していない。分野によっては低下している。

(3)知識労働者には、研究活動を行う科学者や心臓外科から、製図工、小売店の店長、保険会社の保険請求処理部門で働く者まで多様な職種が含まれる。だが知識労働者が多様であっても生産性向上に役立つもの、役立たないものは同じである。


【資本と技術は生産手段に過ぎない】

(1)我々が強い衝撃を持って最初に学んだことは、知識労働においては、資本は労働(すなわち人間)の代わりにならない、ということである。技術も、それだけでは知識労働の生産性を高めることは出来ない。

(2)経済学の用語に従えば、肉体労働については、資本と技術は生産要素である。しかし知識労働については、もはや生産手段に過ぎない。

(3)資本と技術が仕事の生産性を高めるか損ねるかについては、知識労働者がそれらを使って、何をいかにするかにかかっている。仕事の目的や、使う人の技量にかかっている。

(4)30年前、コンピュータが事務要員を大幅に削減すると信じていた。そのためサービス業におけるコンピュータ投資は、素材加工における機械投資と同じように行われた。ところが人の数は増えたが、生産性は実質的にはほとんど向上していない。

(5)医療コストの爆発は、病院の生産性を大幅に向上させることでしか食い止めることは出来ない。より賢くは働くことでしか達成できない。


【「目的は何か」を問うことが重要】

(1)フレデリック・テイラーが後に科学的管理法として結実した研究を始めたとき、肉体労働について、「何が目的か」は問わなかった。問題にしたのは「いかに行うか」だった。

(2)それに対して、知識労働の生産性の向上を図る場合にまず問うべきは、「何が目的か。何を実現しようとしているか。なぜそれを行うか」である。

(3)それを手っ取り早く効果的に生産性を向上をさせる方法は、仕事を定義し直すことである。特に、行う必要のない仕事を止めることである。

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「リーダーシップ」というものを思う時(5)「マイチームのスローガンを決める」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

不定期ですが、

『「リーダーシップ」というものを思う時』

というタイトルで綴っています。

今日のテーマは

「マイチームのスローガンを決める」

先日もこのブログでお伝えしましたが、私はこれまで、それ程「リーダーシップ」ということを意識をせずに仕事をしてきました。

しかし、改めて30年余りの会社勤務時代を振り返ると、自分のチームを纏めるために色々なことをやって来た、と感じます。

その一つが、この自分の部署の

「スローガン」を決める

ということです。

もっとも印象に残っているのが、私が最後の職場となった米国系企業で、財務経理部門を率いていた頃のことです。

当時、遅ればせながら日本法人だけではなく、世界中のシステムを統合型システム(ERP)に入れ替えることになりました。

これはもちろん、経理業務の効率化・省力化を推進することになり、会社全体としてはもちろん望ましいことです。

しかし、一人一人の経理パーソンにとっては、大きな「環境変化」です。端的に表現すると

「自分の仕事が無くなるかも?!」

そこで私はその時、こんなスローガンを掲げました。

「Be professional!(経理のプロになろう!)」

そう伝えた時、私の部署の課員が私に返してくれた「ぽかん」とした表情を思い出しました。

そうですよね、いきなり「プロになれ!」と言われても.....

もちろん一朝一夕に「プロ」に成れるわけでない。そもそも「プロフェッショナル」とは何か?の定義付けだって必要。そして、どういう専門知識が必要で、望ましい行動様式は何か?などなど。

しかし、何か共有できる大きな方向性を定めて、皆でそれに向かって走り出す。少しくらい粗削りでも、ざっくりしていても良い。

「チームを動かすような、何かをぶち上げること」

リーダーには、こんな心意気も必要な気がします。


ではまた明日!
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#コーチ #コーチング #ゴール #スローガン #プロフェッショナル #ミッション #リーダー #リーダーシップ #使命 #専門知識 #心意気 #環境変化 #組織

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「リーダーシップ」というものを思う時(4)「あの時、この言葉が欲しかった!」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

不定期ですが、

『「リーダーシップ」というものを思う時』

というタイトルで綴っています。

今日のテーマは

「あの時、この言葉が欲しかった!」

リーダーシップというものを最近、再度考えなおしていて、ふと目の前の本棚に視線を投げました。そこは文字通り「積読」の山。そこになぜか、浮き出るように見えるタイトルの本が。

コリン・パウエル著「リーダーを目指す人の心得」

黒人として初めて、米国陸軍で四つ星の大将まで上り詰めた人物。至上最年少で統合参謀本部長に就任、その後は国務長官を務めた

「リーダーの中のリーダー」

この本を読まずにリーダーシップは語れない。

この著書の最初に「コリン・パウエルのルール(自戒13ヵ条)」が掲載されています。

その第一条を見た時に私は、頭を殴られたような衝撃を感じました。それは、

「なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ」
(原文:It ain't as bad as you think. It will look better in the morning.)

外資系企業の財務経理部門で仕事をしていた時、何度も「追いつめられる」心境になった経験を思い出しました。そして、

「なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ」
と言葉をかけてもらったら、さぞ心が穏やかになったでしょうか!

そして少しは冷静な判断や行動、指示が出来たのではないかな?

それが一時的であろうと、気休めかも知れないけれど、この言葉でいくばくかは「救われる」気持ちになったことでしょう。


そして更に、リーダーシップという観点では、こういう言葉を自分の周りの部下たちに掛けてあげることが出来ていたら...

自分だけではなく、私の周りの部下たちも「追い詰められる」心境は、全く同じだったはずです。

ここが踏ん張りどころ。毎日の業務で我々は、出来ること・やるべきことはやってきているのだ。だから必要以上に物事を悪く考えるのは止めよう。明日になれば、状況は好転しているはずだ。


自分の事ばかりで、周りの部下たちのことが目線に入っていなかったです。今思うと自分の至らなさが強く思い出されました。

自分自身にも、もちろん周りの人たちにも

「あの時、この言葉が欲しかった!」


ではまた明日!
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#コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #思いやり #言葉がけ

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「リーダーシップ」というものを思う時(3)「決断することもリーダーシップ!」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

不定期ですが、

『「リーダーシップ」というものを思う時』

というタイトルで綴っています。

今日のテーマは

「決断することもリーダーシップ!」

プロコーチとして活動を始めて7年、独立して今年が3年目。私のクライアントは社長・経営者、管理職、そして起業家の方々です。そして、プロコーチとして独立を検討しているコーチの方も多いです。

そういう方々とお話をしていて思うことは「決断する」ということの重要性です。

社長・経営者や管理職の方々は毎日、毎時?決断を迫られている。「決断する」ことが仕事のように感じます。

実際に私のサラリーマン時代を振り返ると、将に「いつも決断を迫られている」、そして「今すぐに!」でした。

一方「決断する」という行為は、経営者や起業家だけに限定された行為ではありません。誰でもしていることです。例えば、

- 今日は、どんな服装で出かけようか?
- お昼ご飯は何を食べようか、カレーライスかな、それともラーメンかな?

しかし、経営者・社長や管理職、起業家の方々の「決断」というものは、服装や食事メニューの選択とは大きく異なります。なぜなら、

「周りの人への影響がある」

からです。

つまり、決断された内容に周りの人が巻き込まれる。

従って私は、ここにも一種の「リーダーシップ」が発揮されている、と強く感じるのです。

皆さんも企業や組織内での会合などで

「決めない会議」

に参加した経験をきっとお持ちだと思います。

会議には色々な目的のものがあるので、いつもいつも「決める」場面がある訳ではありません。しかし、会議中に賛否両論が交わされ、論が尽くされた挙句に

「もう少し、調査してから決めよう」

と明らかに決断を、先送りしているトップの発言。

実は、決断が正しいのかどうかは、誰も分からないのです。VUCAの時代と言われ、将来は何が起こるか、明日でさえ経営環境がどうなっているかなど、誰も分からない。

従って100%正解の決断は出来ない。つまり周りの人は、100%の正解を求めている訳ではないと思います。むしろ、

「とにかくやってみよう!」

というトップの言葉、即ち決断を待っているのです。

「覚悟」と言っても良いかも知れません。

覚悟と言っても、必要以上に固いものを示している訳ではないと思います。柔軟性を持った決断・覚悟もあり得ます。

間違っていたら軌道修正をすれば良い。軌道修正する道筋を事前に検討しておくも良い。しかし、今ここで「ゴーサイン」が欲しい。

そんな経営者の言葉に周りの人間は、うなづき、腹落ちし、ぐっと力を入れて前進出来る。

こんな経営者・起業家を私自身は目指したいですし、このような社長をコーチしたいですね!

ではまた明日!
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#コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #信念 #影響 #決めない会議 #決断 #覚悟

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「リーダーシップ」というものを思う時(2)「私が描くリーダーシップ像」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日からの新しいシリーズ、

『「リーダーシップ」というものを思う時』

というテーマで綴っています。

これまでの人生を振り返って「リーダーシップ」というものを意識したことは、正直言って、余り無かったように思います。しかし、

「ここで自分が今、旗振りをしたほうが良いかな?」

「自分から積極的に、意思表明をしないと話が前に進まない!」

と感じることは多くあったように思います。

下世話な話では、チーム活動終了後の帰り道。今ここで

「せっかくだから、これから飲みに行こうよ!」

という声掛けもあります。

結成後に初めて会うプロジェクト・メンバーを飲み会に誘うことが、リーダーシップとどう関係があるのか?というご指摘もあるかと思います。

しかし私の中では、この一言も立派なリーダーシップだ、と感じています。

実はこういう私の言葉がけで、その後メンバーの結びつきが強くなって、プロジェクトや協業がスムーズになった経験が多いからです。

私の中ではリーダーシップを、こんなイメージで描いています。

- チームやグループの方向性を示すこと
- チームやグループのメンバーの行動を促すこと
- 長期的・重要性の観点で意思決定をすること
- 何かが行き詰まっている時、ブロックを外してとにかくやってみようと促すこと
- メンバー間のコンフリクトを解消し、協業する環境を作ること

皆さんはリーダーシップについて、どんなイメージを持っていますでしょうか?

ではまた明日!
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#コーチ #コーチング #ビジョン #リーダー #リーダーシップ #組織

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「リーダーシップ」というものを思う時(1)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日は日頃、思うところを少しずつ呟いて行こうとペン、ではなくてブログを開けてみました。テーマは、

『「リーダーシップ」というものを思う時』

私はふとした時に、

「リーダーシップ」って何だ?

と思うことがあります。

経営者とコーチング・セッションをしている時。属している団体やグループで、企画がなかなか前進しない時。

家族旅行を計画している時、家族もメンバー間で日程や行先がなかなか決まらない時。経営コンサルティングを提供しているお客様へ提案を検討している時、などなど。

リーダーシップに関しては書籍はセミナーなど、様々なところで議論され、解釈され、実践されています。

学術(アカデミック)的な観点はもちろん、たたき上げの経営者による「実践編」のようなものもあります。

私の30年以上の長きに渡る会社勤務、プロコーチとして様々なクライアントとの出会い。自分の起業家として経験。そして一方、個人的には三人兄弟に長男として、また3人と子供の父として、様々な場面において

「リーダーシップ」って何だろう?

と思うのです。

そんなモヤモヤや、はっとするような出来事を少しずつ呟いて行こうというのが、今回のシリーズです。

特段、結論めいたことは書かないし、書けないと思いますが、皆様自身が「リーダーシップ」を考えるきっかけになれば嬉しいです。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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