12月
28日,
2021年
木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day19)「夢に日付と数字を入れる」
今日も引き続き、木村勝男氏の著書
「放牧経営」
を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。
この本のテーマを一言で表現すると
「いかに経営社員を育てるか?」
経営社員?
はい!
- 木村氏が考える「経営社員」とは?
- そのような社員を育てる仕組みとは?
これらを読み解きながら進めて行きます。
第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~
章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)
2.五つの心得(完了)
3.八つの方法(本日)
「八つの方法:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」
章立て
1.「経営社員」を育てる方法とは?
2.八つの方法
1.「経営社員」を育てる方法とは?
昨日までの「五つの心得」に続いて、経営社員を育てる八つの方法を紹介する。どれもこれも簡単な方法で、誰にもできる。ただし成果が出るかどうかは、やり続けられるかどうか、その一点に掛かっている。
2.八つの方法
まずは八つの方法を列挙すると以下の通り。
(1)おおぼらを吹け!
(2)夢に日付と数字を入れさせよ!
(3)中期計画を立てよ!
(4)年度目標を立てさせよ!
(5)財務を教えよ!
(6)何を社会に提供しているかを教えよ!
(7)個人目標を立てさせよ!
(8)アウトプットさせよ!
今日は先ず、最初の2つの方法について記述します。
(1)おおぼらを吹け!
①これは日本電産株式会社の前会長、永守重信氏の言葉。
②おおぼらと言っても全く不可能なものではなく、」全力で挑戦し、全ての条件が整えば達成出来る最高の状態」のこと。
③会社としての「おおぼら」は、社員が聞いてもワクワクするようなものでなければならない。社員と夢を語ろう!
(2)夢に日付と数字を入れさせよ!
①夢は素晴らしい力を持っている。しかし、夢さえ持てばそれで良いというものではない。夢を真にするのが経営者の仕事。
②夢を真にするために必要なのが、夢に具体的な日付と数字を入れること。
③「夢に日付を入れよ」はワタミ株式会社の創業者、渡邉美樹氏の言葉。
④「夢に数字を入れる」とは、夢を言葉で表すのではなく、B/Sで言い表せ、という意味である。
⑤経営者が夢を語り、それを目標にする時、一人でやっても意味がない。ここに社員を巻き込むことが大事である。
⑥そして社員が「自分がやりたい」と思えるように、会社の夢を描き、日付と数字を入れて行く。この過程ややり取りがとても重要である。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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