12月
31日,
2021年
木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day22)「『アウトプットの場』が社員を成長させる」
今日も引き続き、木村勝男氏の著書
「放牧経営」
を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。
この本のテーマを一言で表現すると
「いかに経営社員を育てるか?」
経営社員?
はい!
- 木村氏が考える「経営社員」とは?
- そのような社員を育てる仕組みとは?
これらを読み解きながら進めて行きます。
第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」
~五つの心得と八つの方法~
章立て
1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)
2.五つの心得(完了)
3.八つの方法(本日)
「八つの方法:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」
章立て
1.「経営社員」を育てる方法とは?
2.八つの方法
1.「経営社員」を育てる方法とは?
昨日までの「五つの心得」に続いて、経営社員を育てる八つの方法を紹介する。どれもこれも簡単な方法で、誰にもできる。ただし成果が出るかどうかは、やり続けられるかどうか、その一点に掛かっている。
2.八つの方法
まずは八つの方法を列挙すると以下の通り。
(1)おおぼらを吹け!(完了)
(2)夢に日付と数字を入れさせよ!(完了)
(3)中期計画を立てよ!(完了)
(4)年度目標を立てさせよ!(完了)
(5)財務を教えよ!(完了)
(6)何を社会に提供しているかを教えよ!(完了)
(7)個人目標を立てさせよ!(本日)
(8)アウトプットさせよ!(本日)
今日は最後の2つの方法について記述します。
(7)個人目標を立てさせよ!
①目標は会社の目標だけでなく、社員一人一人に自分の「個人成長目標」を設定させる。
②その際には「何のために・何を・いつまでに・どれだけ」という四点を明確にする。
③「いつまでに・どれだけ」は期限と量を明確にする、ということ。
④そして、個人成長目標も計画を立て、実行して、その進捗をモニターして、というサイクルを回す。即ち「PDCAサイクル」の練習をする。
⑤個人目標の設定は、求めていたものを得るだけではなく、そのための能力を高める一石二鳥の方法である。
(8)アウトプットさせよ!
①経営社員を育成するために、経営者としての心得と方法を伝えてきた。そして、最も簡単で最も成長を早める、というとっておきの方法は「アウトプット」の機会を与える、ということ。
②個人成長目標に関して、「朝礼」などの機会を作って定期的に進捗報告をさせることで、計画と実行のずれが明確になる。
③個人成長目標は個人的なものなので、進捗に関して他人から非難されるものではないが、社員同士で進捗状況を共有することでお互いの状況を聞き、理解することが出来、自分の考えを高めて行くことが出来る。すると何が自分に必要なのかを自然に考えるようになっていく。
④つまり「アウトプット」をさせることで、インプットの重要性が認識できる。だからアウトプットの場を創ることが重要なのである。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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