12日14:01、観客数4万2642人の阪神甲子園球場にてクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ・第1戦「阪神ーDeNA」が行なわれ、阪神は「1-3」で初戦を落としています。
7回まで3安打と抑え込まれて3点を追う8回、先頭の<木浪聖也>が四球を選び、1死後に<近本光司>が右前打を放って好機を拡大しましたが、<中野拓夢>は泳がされての二ゴロ、<森下翔太>はアウトローのストレートに手が出ず見逃し三振に倒れ、無得点でした。
9回にも先頭の<大山悠輔>が、右前打で出塁しましたたが、続く<佐藤輝明>が空振り三振。1死後に<前川右京>が右前打でつなぎ、<木浪聖也>が左前適時打を放って完封負けを阻止するのがやっとでした。
先発の<才木浩人>は5回87球7安打2奪三振3四球1失点(自責点1)で降板。初回から満塁を背負うも、無失点に抑える立ち上がりを見せましたが、3回。無死から<牧>に2打席連続の中前打を打たれると、続く<佐野>には左翼線へ2打席連続の二塁打を浴び、無死二、三塁となりました。4番<オースティン>は空振り三振で抑え、<宮崎>は申告敬遠で満塁に。1死満塁から<桑原>を遊ゴロに打ち取るも、併殺崩れの間に先制点を許してしまいました。
追加点を奪われたのは1点ビハインドの7回。1死一、三塁のピンチで3番手<石井大智>が、<オースティン>に右中間へ2点二塁打を浴びてしまいました。自慢の救援陣が許したまさかの3連打で致命的な2失点になりました。
これで阪神はDeNAに王手をかけられ、崖っぷちに追い込まれました。正念場の第2戦となりそうです。