『アクリルの鳥籠』@<蒲生映与>監督
7月
4日
家出をして風俗嬢として働く娘と、彼女を取り戻そうとする父親の姿を描いた2022年製作の『アクリルの鳥籠』が、2025年7月5日より公開されます。
独学で映画を学び、自主制作を続けてきた<蒲生映与>が監督・脚本・撮影・編集などを手がけています。
風俗嬢として働く18歳の「柴田唯」のもとに、ある日突然、父親の「剛」が現れます。家出をした「唯」を連れ戻しにやってきたのです。「唯」を連れ戻した「剛」は、彼女を監禁同然に家に閉じ込めてしまいます。風俗店の店員らが押しかけて来たことで「唯」は解放されますが、彼女は「剛」を監禁罪で告訴すると言い出します。担当刑事の「井上」と「村岡」は、不起訴になることは明らかなため、告訴状の受理を渋るのでした。
「柴田唯」に<愛田天麻>、「村岡」に<柴哲平>、「井上」に<中山祐太>、「柴田剛」に<青木友成>、「林田」に<やまぎしゆうや>ほかが出演しています。
『ベイビーわるきゅーれ』の<阪元裕吾>を見いだすなど、新しい才能の発掘を続けているカナザワ映画祭にて、主演の<愛田天麻>が「期待の新人俳優賞」を受賞した作品です。