<大将>の性格でしょうか、ひとつの素材にこだわりますと、あの手この手と品を替えて目新しい肴を提供してくれますので、訪問する楽しみの一つです。
これまで<牛タン>を用いた料理としては、「牛タン煮込み」 や 「牛タン塩焼き」 がありましたが、今宵は「牛タンカレー(バケット付き)」(380円)があり、最後の〆にしようと秘かに狙っていました。
先発のお客さんの(バケット)は、数少ないガーリックトースト仕様で、内心「しまった!」と感じましたが、カレールーにはプレーンな(バケット)のほうがいいかなと、負け惜しみです。
ピリッと辛いカレールーの中に柔らかく煮込まれた<牛タン>が楽しめて、おいしくいただきました。
肴の一品として、【しゅう】では普通の 「ヒジキ(の五目煮)」 がありましたが、料理に凝る大将、今宵は「豚肉入り」のアレンジをされた「ヒジキ」(200円)でした。
「ヒジキ」は、ホンダワラ科ホンダワラ属の海藻の一種ですが、全体の姿を見る機会は少ないと思いますが、その形が鹿の尾に似ているところから、漢字表記では「鹿尾菜」です。
栄養価が高いので、「ひじきを食べると長生きする」と言われていましたが、栄養素の見直しで、鉄分含有量 が少なく評価されています。
三重県ひじき協同組合は、1984(昭和59)年から、長生きに貢献する「ヒジキ」と言うことで、9月15日の「敬老の日」を「ヒジキの日」として制定しています。
夏の「冷奴」、冬の「湯豆腐」と一年を通じて楽しめる<豆腐>は、中国から日本に伝えられたとされていますが、<空海>が持ち帰った説、鎌倉時代の帰化僧によるとの説などがあり定まった這いません。
今宵選んだ肴は、冬の居酒屋メニューである「湯豆腐」(200円)です。
昆布出汁で煮て、ポン酢で食べる「湯豆腐」もありますが、庶民的な居酒屋さんでは、暖めた<豆腐>に、<とろろこんぶ>の<刻みネギ>や<菊菜>などを盛り付けて、「おでん出し」を掛けて出来上がりです。
以前某立ち呑み屋さんに外国人のかたが来られ、「湯豆腐」をさして「これはなにか?」と訊かれたときに店長さんが「 Hot tofu 」と答えていましたが、あわてて「 Boiled tofu 」と訂正しました。
少し間をおいての訪問になりましたが、ひと仕事終えて【つばきや】さんに顔出しです。
お客さんでバタバタされていましたので、訊きそびれてしまいましたが、「日替わり定食」が(700円)から(680円)と、微妙に値下がりしていました。
本日の「日替わり定食は」、<真鯛と冬野菜のガーリックバターソース>でした。
冬野菜と言うことで、<大根・人参・岩津ネギ・しめじ>の取り合わせでしたが、短冊切りされた<大根>がとてもおいしくて感動しました。
「おでん」をはじめ、「ブリ大根」などの煮物として<大根>はよくいただきますが、炒めてもおいしいのに驚き、これは<ファルコンシェフ>として参考になりました。
雑談で、「最後の晩餐は、バッテラがいいなぁ~」と言えば、大将も「えっ、わたしもそうなんですよ」と、奇遇な好みで会話が盛り上がりました。
今宵も大好きな「特製ミックスピザ」(790円)を求めて、【万平太】さんに顔出しです。
おでんや焼き鳥などがある居酒屋さんですが、頼むのはいつも決まって「ミックスピザ」です。
実は昨年の12月末にもチリ産の赤ワイン「ペルス・クルス」と一緒に「ミックスピザ」を食べていますが、その時にわたしの コンパクトデジタルカメラ のレンズが収納できなくなり、写真撮影ができませんでした。
(余談ですがカメラの修理は部品の在庫が無く、修理代金相当額を支払い、ワンランク上の<S120>の新品機種と交換になりました)
今宵はリベンジではありませんが、大きな具材がゴロゴロの「特製ミックスピザ」の姿を記録に留め、タバスコを振り掛けておいしくいただきました。
突出しの「キンピラゴボウ」もピリ辛く、ピザが焼き上がるまでの「生ビール」2杯の、いいいお供になりました。
解体工事中は騒音で悩まされていましたが、今は鉄骨が組み立て始められている<旬彩【五郎】>さんの東隣の敷地の建築工事を眺めながら、12時を回っての訪問となりました。お客さんで満席かなと扉を開けましたら、第一陣のお客さんたちと入れ替わりの時間帯で、運よく潜りこめました。
本日の「日替わり定食」(800円)は、「ミンチと豆のキーマカレー」です。
付け合わせの小鉢物は「高野豆腐と平天」・「モズク」、そして大好きな「牛蒡サラダ」でした。
上の娘さんが高校受験の時期で、取りあえず私立は合格したとかでひと安心されていましたが、これから公立の受験が控えているようで、女将さんとしても気が気でない様子でした。
ピリッとしたカレー味の「キーマカレー」、ビールの肴としてもバッチシで、おいしくいただいてきました。
<立ち呑み【しゅう】>さんに顔出ししますと、まずは定番以外に出ている、その日のおすすめメニューを確認します。
今宵は刺身が全部「中トロ」の盛り付けの 「まぐろブツ刺し」 (300円)でしたので、なくならないうちにと最初にいただきました。
実は「四川風麻婆豆腐」が気になっていたのですが、お昼ご飯に<四川曹家官府菜「蜀」>さんの 「麻婆丼」 を食べていますので、どうしようかなと迷ってしまいましたが、やはり好きな 「四川風麻婆豆腐」(280円)を頼んでしまいました。
以前までは「激辛」の文字が頭についていましたが、山椒の効いたまさに四川風の味わいは、<蜀>さんの濃厚な刺激的辛さの「麻婆豆腐」と比べるとやはり弱めの辛さですが、比べる相手が横綱級ですから仕方ないことです。
まぐろ料理に力を入れられている<立ち呑み【しゅう】>さんですが、「まぐろブツ刺し」(300円)は、「赤身」と「中トロ」が半々の盛り付けです。
今宵は全部が「中トロ」でしたので、ありがたくいただきました。
メニューの看板には「築地直送」の冠が付けられていますが、築地市場も今年の11月17日(木)に「豊洲市場(しじょう)」に移転します。
移転先の場所が元東京ガスの施設だったことから、国の環境基準を超える有害物質が検出され、移転反対運動がありました。
また築地近辺に仲卸業者約60店舗が入居する「築地魚河岸」のビルが、移転と同時期に竣工するようで、関東大震災(1923年)を機に日本橋魚河岸から移転した築地市場の伝統の灯は守られそうです。
唐辛子味の効いた辛口の「麻婆丼」も大好きですが、少しジャリジャリ感のある<山椒>の効いた四川料理の「麻婆丼」も、捨てがたい一品です。
本日のお昼ご飯は、<四川曹家官府菜【蜀(スウ)】>の「麻婆丼」(780円)です。
料理を担当されているのは <麒麟軒> もそうでしたが、女性の方で、注文を訊きますと、実に手際よく中華鍋で調理され、出てくるまで5分もかかりません。
平日のランチタイムには「四川麻婆豆腐定食」(880円)がありますので、ネタの下準備は万全だと思います。
これぞ四川料理と言わしめる<山椒>の効いた味わいで、片栗粉でしっかりと固められているのが少し気になりましたが、鼻に抜ける香辛料の香りがたまらない一品でした。
仕事の訪問先の関係で、久しぶりにJR鷹取駅からのご帰還です。
駅の南側にも飲食店や居酒屋があり、この2月3日(水)に開店した<酒処「ごり丸」>にも興味があったのですが、やはり自宅に向かう北側に足が向き【千石】に寄りました。
「焼き餃子」を2人前頼み、瓶ビールのお供です。
お昼間には大将夫婦とおばちゃんがおられましたが、夜の部と言うことでご夫婦だけでした。
前回 「オムライス」 を食べて以来久しく顔出しができていませんので、お昼の状況がわかりませんが、「焼き餃子」をおいしくいただいてきました。
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