『FUKUSHIMA with BÉLA TARR』@<小田香>監督
2月
12日
ハンガリーを代表する映画監督<タル・ベーラ>が福島で行ったワークショップの様子を、<タル・ベーラ>の愛弟子でもあり「第1回大島渚賞」受賞者の<小田香>監督が記録したドキュメンタリー『FUKUSHIMA with BÉLA TARR』が、2025年2月15日より公開されます。
『サタンタンゴ』・『ヴェルクマイスター・ハーモニー』などで知られ、2011年に発表した長編『ニーチェの馬』を最後に映画監督から引退した<タル・ベーラ>が、2024年2月に福島で映画制作ワークショップ「FUKUSHIMA with Bela Tarr/福島映画教室2024」を開催。東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて避難指示対象地域となった福島県内の12市町村を舞台に、世界各地から集まった若手映画監督たちが、町の中で自ら題材を見つけ、それぞれの個性を生かした短編を作り上げました。
そのワークショップの模様を、<タル・ベーラ>の愛弟子であり『鉱 ARAGANE』・『セノーテ』などで知られるドキュメンタリー監督の<小田香>が記録。受講生と<タル・ベーラ>、そして福島の人々との交流と、作品をめぐる対話の様子が収めています。2024年・第37回東京国際映画祭上映作品です。