1月の米雇用統計「14万3000人増」@米労働省
2月
8日
7日、米労働省が発表しました1月の雇用統計によりますと、非農業部門雇用者数は「14万3000人」増加し、市場予想の「16万9000人増」を下回りました。しかし、失業率は(4.0%)と昨年5月以来の低水準にあり、米連邦準備理事会(FRB)は少なくとも6月までは利下げが延期となりそうです。
2024年12月の非農業部門雇用者数は30万7000人増に上方改定されています。当初発表は25万6000人増でした。
雇用者数は11月も堅調に増加していたことから、その反動で1月の雇用者の伸びが鈍化した可能性があります。
カリフォルニア州の山火事や国内各地の寒波による「目立った影響はなかった」ようですが、家計調査では、天候が原因で出社できなかったという回答は57万3000人に上り、1月としては11年以降で最多となりました。
業種別では、病院や介護・居住型介護施設、在宅医療サービスなどの医療関連が4万4000人増と、1月の雇用増の大部分を占めています。
時間当たり平均賃金は前月比(0.5%)、前年比(4.1%)それぞれ上昇。12月は前月比(0.3%)、前年比(4.1%)上昇しています。