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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1212件

ファルコン昆虫記(1176)【エダナナフシ】

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全長10センチほどの、ナナフシ目の【エダナナフシ】がいました。短い触角の【ナナフシモドキ】と違い、体長ほどの長い触角をもっていますので、すぐに同定できます。
 
名称の「七節」の「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、実際に体節を正しく7つもっているわけではありません。
 
南極大陸を除くすべての大陸に分布し、熱帯および亜熱帯地域において最も多様性が高く、草食性であり、樹冠に生息しています。不完全変態であり、生活環は〈卵〉→〈幼虫〉→〈成虫〉の3段階に分かれています。多くの種は単為生殖を行い、雌は子孫を生むために受精を必要としません。〈ナナフシ〉のオスは珍しく、全国で十数例しか確認されていません。
 
【ナナフシ】は、世界に2500種類が分布しており、 日本には18種がいます。
 
 
 
 
#ナナフシ目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1175)【ゴマダラカミキリ】(3)

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昨日、午前中雨模様の神戸の最高気温は「30.5度」でした。動かない【ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)】と遭遇、昆虫には「熱中症」はあるのでしょうか、疑問のままです。
 
【ゴマダラカミキリ】は、コウチュウ目(鞘翅目)カミキリムシ科ゴマダラカミキリ属に分類されていますが、「カミキリムシ」は、世界に2万種、日本には約800種のが分布しており、昆虫記(1161)のように種の同定できない「カミキリムシ」もいましたが、「蝶」についで愛好家が多い昆虫です。
 
幼虫も成虫も生木を食べますが、昼夜の区別なく活動するようで、クワ・イチジク・リンゴ・ナシ・バラ・ヤナギなどと幅広い食樹で、柑橘系の害虫として知られています。
 
体長35ミリほどですが、オス・メスの区別は大きさで見分けることは難しく、触角の長さがメスでは1.2倍程ですが、オスはそれ以上の長さがあり、見分ける手順ということで、右の触角は欠損しているようですが、この【ゴマダラカミキリ】は、メスのようです。
#昆虫

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ファルコン昆虫記(1174)【ウリハムシ】(4)

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我が家で栽培しています〈胡瓜〉の葉で観つけました甲虫目ハムシ科ウリハムシ属の【ウリハムシ(瓜葉虫)】です。
 
「テントウムシ」とよく似た飛行を見せます【ウリハムシ】の成虫は体長7~8ミリ程の黄褐色で、パッと見はとてもかわいらしい大きさで、悪いことをしそうにない姿をしていますが、春から夏にかけて、キュウリやメロン・カボチャなどウリ科植物に出現します。幼虫は根を食い荒らし、成虫は葉を〈トレンチ行動〉にて、食い荒らすので害虫となっています。
 
幼虫は約3~5週間かけて3齢を経たのち、土中で繭を作って蛹になり、1~2週間後に羽化します。新成虫が発生するのは7~8月で、葉や果実への成虫による被害は、越冬を終えた成虫が活動を始める5月頃と8月頃が最盛期です。
 
なお、本州のほとんどの地域では、【ウリハムシ】の発生は年に1回で、9月下旬には成虫が越冬場所に移動します。ただし、温暖な地域では9~10月に2世代目の成虫が発生することもあるようです。
 
日本には、よく似た姿で甲虫目ハムシ科ウリハムシ属として、前翅だけが黒い「クロウリハムシ(黒瓜葉虫)」がいます。
#トレンチ行動 #ハムシ科 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1173)【シロテンウスグロノメイガ】

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全長13ミリ、開帳25ミリほどの端正な姿をしています、チョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の【シロテンウスグロノメイガ】です。
 
腹部が細くて長いので、オスだと思います。腹部上部に頭部からのの細長い触角が、後方に突出してお尻の方まで伸びています。
 
かつては、「ウスグロノメイガ」とされていた種が、今は〈シロテンウスグロノメイガ・モンウスグロノメイガ・アカウスグロノメイガ・ヒメアカウスグロノメイガ・オオウスグロノメイガ〉の5種に分割されています。
 
【シロテンウスグロノメイガ】の名称は、前翅横脈紋の外側に、明瞭な灰白色か黄白色の紋があることによります。
#チョウ目 #ツトガ科 #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1172)【オオモンシロナガカメムシ】

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翅の白い紋が特徴的なカメムシ目 (半翅目 )ヒョウタンナガカメムシ科オオモンシロナガカメムシ属の【オオモンシロナガカメムシ】です。
 
体長10~12ミリ程度のカメムシで、この類では大型で細長い体格をしています。体全体、地色は黒です。頭部は黒くて前方に突出しています。前方に近い部分には褐色の微毛がある。複眼は黒く、単眼は紅色をしています。
 
触角は第1節が最も短くて太くなっており、第2節は最も長く、それより先、次第に短くなる。触角の色は基本的には黒褐色ですが先端の第4節は基部側の半分が黄白色となっています。
 
前翅は全体には黒褐色で、基部側の鞘翅の部分の前の縁と先端に黄白色の斑紋があり、特に先端のものは三角形で大きく、鞘部の基部近くには不規則な小さい白い斑紋があります。
 
出現時期は3~11月とほぼ通年にわたってみられます。森林の地表で見られ、行動は活発で、植物の実の落下したものや地下茎などから汁を吸います。もっぱら地表を徘徊するもので、他のナガカメムシ類のように植物の上に登ることはほとんどありません。
#カメムシ目 #ヒョウタンナガカメムシ科 #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1170)【マダラアシゾウムシ】

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昨日、33度を超える気温の中、コウチュウ目(鞘翅目)カブトムシ亜目(多食亜目)ゾウムシ科の【マダラシゾウムシ(斑脚象鼻虫)】を見つけました。
 
体長は、名称の由来となっています長い〈口吻〉を除くと15ミリぐらいです。体の地色は黒ですが、全体に黄褐色、灰黄色、灰白色等の〈鱗毛〉が斑紋を作るように密生しているので黒くは見えません。
 
頭部は短くて半球状になっており、口吻は長くて、前方に向かって細くなっていますが、普段は前胸の腹部にある溝に格納されていいます。肩の部分に1個の顕著な瘤条の隆起があります。歩脚には黄褐色と灰褐色の〈輪紋〉があり、各歩脚の腿節は末端部が棍棒状に太くなっており、その内側には1つの歯状突起があります。
 
「ウルシ」の新芽を食害すると言われますので害虫ですが、被害は軽微です。5月~10月に平地から山地まで出現し、広葉樹林で「アラカシ」や「ヌルデ」に見られる普通種です。
#ゾウムシ科 #昆虫 #甲虫目 #輪紋 #鞘翅目 #鱗毛

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ファルコン昆虫記(1169)褐色の〈カマキリ〉

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ファルコン昆虫記(1169)褐...
プランターで栽培しています我が家の「キュウリ」ですが、神戸も連日「34度」超えの気温ですので、〈カマキリ〉も暑いのか、葉陰に隠れるように褐色の〈カマキリ〉が、カマを構えて顔をのぞかせていました。
 
体全体が確認できませんので、どの種類の〈カマキリ〉なのかまでは、わかりませんでした。
 
日本には、 カマキリ科 、コブヒナカマキリ科、ハナカマキリ科に属する3科13種が生息していますが、 経験的に「チョウセンカマキリ」のような印象でした。
 
一期一会の昆虫たちですが、またの機会があればいいなと眺めておりました。
#カマキリ目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1168)同定できない〈カメムシ〉

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ファルコン昆虫記(1168)同...
昨日の神戸の最高気温は「33.8度」の真夏日でした。
 
体長10ミリほどの昆虫を見つけ、特徴からカメムシ目(半翅目)の〈カメムシ〉だとわかるのですが、これまた種までの同定ができませんでした。
 
体色が黒色ということで、〈カメムシ〉の種類も限られてくるのですが、資料とのらめっこも諦めてしまいました。
 
色合いから、「クロナガカメムシ」は体長が4~5ミリ、「クロナガヒラタカメムシ」ほどは平たくなく、触覚の形状が違います。
 
今年は同定に至らない〈蛾〉〈ヨコバイ〉などの昆虫との遭遇に悩まされています。
#カメムシ目 #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1167)【アオミズハバチ】

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ファルコン昆虫記(1167)【...
ここ最近登場する昆虫たちは体長の小さいのが多いようで、同定に苦労しています。今回は、体長7ミリほどですが、一目でハチ目(膜翅目)のハバチ亜目(広腰亜目)ハバチ科の〈ハバチ〉の1種だとわかりました。
 
6本の脚、4枚の翅、3個の単眼、2個の複眼といった有翅型昆虫の基本構造をよく保っており、最大の特徴は、胸部と腹部が広い面積で繋がっていることで、そのためくびれのない寸胴型の体型をしています。「スズメバチ」「ドロバチ」などが属するくびれをもつ細腰亜目とはこの点で見分けられます。広腰亜目という名もこのことに由来しています。
 
一方、ハバチ科は、これまた日本産だけでも約109属500種以上の大所帯です。
 
黄色い脚と、触角の第1節のみ黄色だという特徴から、【アオミズハバチ】と同定しました。国内に生息するアオミズハバチ属は本種のみです。アオミズを食草としているのが、名称の由来です。
#ハチ目 #ハバチ亜目 #ハバチ科 #広腰亜目 #昆虫 #膜翅目

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ファルコン昆虫記(1165)同定できない〈ヨコバイ〉

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ファルコン昆虫記(1165)同...
昨日(1164)の同定できない<迷宮の蛾>(23)に続いて、またも頭を悩ませました カメムシ目頚吻亜目ヨコバイ科の〈ヨコバイ〉です。
 
〈ヨコバイ〉は、全世界に分布しており約20000種が知られていますが、熱帯域のものを中心に未記載種(学名の付いていない種)が多数あると考えられています。
 
日本に生息するものは未記載種なども含めおよそ550種程度が確認されていますが、小型であることや外見がよく似た種も多いことから、十分には解明されていません。
 
網戸の目の大きさ2個分でもわかると思いますが、全長4ミリほどと小さいのですが、顔つきと体形から〈ヨコバイ〉だとはわかりますが、種の同定までにはたどりつきませんでした。
#カメムシ目 #ヨコバイカ #昆虫

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