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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1186件

ファルコン昆虫記(1042)【シロオビノメイガ】(8)

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ファルコン昆虫記(1042)【...
写真では大きく見えますが、開帳20ミリほどの小さなチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の【シロオビノメイガ】です。

前翅、後翅はともにもに黒褐色で、それぞれのほぼ中央に白色の太い条が1本あり、名称の由来となっています。前翅にはこの他に前縁から後縁に向けて中央部まで1本の白条があります。

成虫は、一般には7月頃から発生し、発生が多くなるのは、8月以降で9月、10月に急増します。年間5~6回発生し、初秋の場合、卵期間4~5日、幼虫期間12~15日、幼虫の食草は、ホウレンソウ、フダンソウ、ホウキグサ、アカザなど幅広く、蛹期間10~15日です。

近づきますと、危険を察知して、あまり遠くまで飛ばずに多くの場合近くの葉の裏側に隠れてしまいますが、運よく葉の表側に留まってくれました。
#チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1041)同定できない

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ファルコン昆虫記(1041)同...
プランターの花の周辺を飛び回っていました体長10ミリ程度、黒い斑紋の特徴のある翅模様や美しい漆器の色合いを持つ体形、見慣れない種類ですが、同定は簡単だと考えていましたが、判りませんでした。

腹部が細く初見では〈寄生バチ〉の仲間かと思いましたが、ハエ目(双翅目)のハナアブ科ヒラタアブ亜科によく似た体形の〈ツマグロコシボソハナアブ(褄黒腰細花虻)〉がいますが、翅の黒い斑紋模様が違い〈ツマグロ〉ではありません。触覚が長いのもハエ目(双翅目)として気になる部分です。となるとハチ目(膜翅目)の昆虫で、初見通り〈寄生バチ〉の仲間だと思いますが、同定できません。
 
【追記】コシボソガガンボ科の「オビコシボソガガンボ」でした。
#ハエ目 #ブログ #双翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1040)食事中です【ニホントカゲ】(7)

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昨日は、個体数の減少が気になります(1039)【ショウリョウバッタモドキ】の観察ができ、お姿を撮影をさせていただきました。

カメラのファインダーから目を離した瞬間、なんと【ニホントカゲ】が素早く【ショウリョウバッタモドキ】を、自然界で生き延びてゆく〈弱肉強食〉の世界そのものを見せつけるように、くわえ込んでいきまいました。

食事の確保で安心したのか、素早く逃げ去ることはなく、確保した餌を落とさないように用心している素振りでした。

自然環境の下で昆虫観察をしていますと、食事中の場面はたびたび遭遇します。かわいい【ナナホシテントウムシ】の(189)〈成虫〉や(195)〈幼虫〉に始まり、どう猛そのものの(458)【シオヤアブ】や(857)【ムシヒキアブ】、(597)【キイロスズメバチ】などがいました。

図巻等には乗らない自然界の生態だけに、あまり目にすることのない貴重な一場面の記録だと思います。
#ブログ #弱肉強食 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1039)【ショウリョウバッタモドキ】

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昨日は、(1038)バッタ目(直翅目)オンブバッタ科の【オンブバッタ】でしたが、今回は体長45ミリ程度で頭が尖がってよく似ていますバッタ目・バッタ科の【ショウリョウバッタ】かと最初は思ったのですが、尾部や頭部に赤紫色の部分があり、同じバッタ目・バッタ科の【ショウリョウバッタモドキ】と同定しました。

全身薄緑ですが体側及び背面に赤い部分を持つ個体もあり、メスのみ全身が赤い個体も希に観られるようです。出現時期は【ショウリョウバッタ】より遅く、7月下旬~11月頃です。

まず、【ショウリョウバッタ】と最も大きく違うのは、体の大きさで、【ショウリョウバッタ】は日本最大のバッタであるため、大きなメスでは10㎝近くになることもありますが、【ショウリョウバッタモドキ】は4~5センチ前後です。【ショウリョウバッタ】は頭が長く尖っているのが特徴ですが、【ショウリョウバッタモドキ】は【ショウリョウバッタ】ほど頭は尖っておらず、幅もあります。【ショウリョウバッタモドキ】は足が短く、そのため、跳躍力も劣ります。脚を体にぴったりとくっけているのが特徴です。

【ショウリョウバッタモドキ】は、やや局所的であり、生息地域では多く見られるけれど、それ以外ではあまり見られないといった傾向があるようです。多くの県で絶滅危惧種または準絶滅危惧種に指定されており、場所によっては滅多に見かけることができません。
#バッタ目 #ブログ #昆虫 #直翅目

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ファルコン昆虫記(1038)【オンブバッタ】(13)

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(13)回目と登場回数が多いのですが、バッタ目(直翅目)オンブバッタ科オンブバッタ属の【オンブバッタ】を撮ることができました。

先行きが心配な自然環境ですので、各種昆虫たちとは、一期一会かもしれず、生態の記録としても残しておきたい気持ちが強くありますので、登場回数が多くなる昆虫たちがいるのは、お許し願いたいと思います。

ずんぐりとした体形で体長は5センチ近くありますので、【オンブバッタ】のメスです。

九州以北では、翅がない幼虫5月月頃から出現し、成虫へは8月から11月頃に成長します。頭部は前方に尖り、先端付近に触角と複眼が並んでついています。体の断面は三角形に近く、複眼・前胸部・後脚腿節にかけての白い線で背面と腹面が分かれています。
#バッタ目 #ブログ #昆虫 #直翅目

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ファルコン昆虫記(1037)【ホシハラビロヘリカメムシ】(4)

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壁の上部に留まっていましたのでズームでの撮影になりましたが、体長15ミリほどですが、何とか全体の特徴は見て取れると思いますカメムシ目(半翅目)ヘリカメムシ科に属する【ホシハラビロヘリカメムシ】です。

マメ科植物を宿主とし、フジ、クズ、ヌスビトハギなどについているのが見られ、また畑のダイズに見かけることもあります。特に「マルカメムシ」と同様に「クズ」の葉で見かけることが多いカメムシです。

ヘリカメムシ科は250属、1800種にも達する大きな群であり、いくつもの亜科や族に分けることが試みられています。本種の属するハラビロヘリカメムシ属はヘリカメムシ亜科ハラビロヘリカメムシ族に含めますが、日本ではここに含まれるものとして本種を含め5種【オオクモヘリカメムシ・アズキヘリカメムシ・ハラビロヘリカメムシ・シロヘリハラビロカメムシ】が知られています。
#カメムシ目 #ブログ #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1036)【ヒナカマキリ】

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なんとも悩ましい体長2センチばかりのカマキリ目(蟷螂目)カマキリ科の<カマキリ>を見つけました。<蟻>を捕獲して食事中でした。

<カマキリ>としての一般的な生態では、5月ごろが孵化だと思いますので、この9月の時期に幼虫がいること自体不思議なことなので、悩ましいと感じた次第です。

過去の観察では、(24)<カマキリ>の幼虫は6月、(795)登場の<カマキリ>では5月の観察ですので、幼虫の生態としてはおかしくはありません。成虫の活動期間は、図鑑等では8月から10月前後なだけに、この時期には成虫としての体形のはずです。

ということで再度<カマキリ>の項目の点検をしていましたら、日本には、 カマキリ科 、コブヒナカマキリ科、ハナカマキリ科に属する3科13種が生息していますが、 コブヒナカマキリ科に日本最小の【ヒナカマキリ】というのが確認できました。

資料によりますと【ヒナカマキリ】は、体長18 - 21ミリ、体色は褐色で、濃褐色や黒色の斑紋があります。オスメスともに翅がとても短いという特徴があります、成虫は8月から10月に見られます。地面に生息しているので、目立たない茶色の体色をしており、他の<カマキリ>で見られる緑色型は見られないとのことです。
#カマキリ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(1034)【ルリタテハ】の幼虫

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特徴のある「棘」形状を持つ容姿として、かねてより観察してみたいと思っていましたチョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ルリタテハ属の【ルリタテハ】の幼虫と、ようやく遭遇できました。

幼虫の食草である「ホトトギス」が、葉を食べられ、茎だけの姿になっていましたので、じっくりと観察、葉の裏影で発見しました。

幼虫は地色が紫黒色で、無毒の黄白色の棘状突起を計68本持っています。サルトリイバラ科の「サルトリイバラ」、ユリ科のホトトギス類、ユリ類などを食草とし、全幼虫期を通してこれら植物の葉裏で生活しています。

成虫は、開帳65ミリほど、 濃い黒褐色の翅の表面に「ルリタテハ(瑠璃立羽)」の和名通りの鮮やかな瑠璃色の帯模様が入るきれいな姿をしています。英語名では、〈Blue Admiral (青い提督)〉と呼ばれています。
#タテハチョウ科 #チョウ目 #ブログ #昆虫 #食草 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1033)【ヤマトアブ】

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網戸に留まっていました、体長2センチほどのハエ目(双翅目)アブ科の【ヤマトアブ】です。

【イエバエ】よりも数段大きい体形ですが、【ウシアブ】とよく似ていますが、【ウシアブ】は複眼が緑色、【ヤマトアブ】は褐色です。また触覚の第3節の基部が橙色で、先端が黒色の特徴を持ち、体長も2センチ以下とやや小さめです。

頭部のほとんどが複眼で覆われ、両複眼の間には隙間がないが「オス」で、写真の【ヤマトアブ】には少し隙間がありますので「メス」のようです。腹部は黒色で黄色い縞模様があり、中央で小さい三角形になっています。

成虫は7~9月に出現し、メスは牛や馬から血を吸います。人間も噛まれますので、観察には注意してください。
#アブ科 #ハエ目 #ブログ #双翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1032)【タイワンタケクマバチ】

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ファルコン昆虫記(1032)【...
「セイヨウフウチョウソウ(クレオメ)」の周辺を、体長3センチほどの黒い「蜂」が周回、「クマバチ」かと身構えましたが、胸部に黄色い部分がなく、一般的に蜂の羽は「黒色」か「茶色」ですが「褐色」で全身が黒いので、ハチ目 ミツバチ科の【タイワンタケクマバチ】と同定しました。

名称通り外来種の「蜂」で、中国南部からインドにかけての地域や、台湾に生息する蜂で、国内での初記録は2006年に愛知県豊田市にて確認されています。兵庫県では、2021年までは確認されてませんでした。

主な営巣場所は、枯れた竹です。民家や農地などの竹棚、竹林、竹材置き場などに生息しています。エサである花の花粉や蜜を集めて、巣に帰ります。

【タイワンタケクマバチ】が増えることで、在来種である「クマバチ」含め、他のミツバチ科とエサの取り合いになる可能性があります。
#ハチ目 #ブログ #ミツバチ科 #昆虫 #膜翅目

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