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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1186件

ファルコン昆虫記(1075)【メスアカケバエ】

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白い壁にとまっていましたので目立ちました、体長12ミリほどのハエ目(双翅目)ケバエ科の【メスアカケバエ】の《雄》です。
 
ケバエ科に含まれる種は世界に約7属700種、日本には5属36種ほどが知られ、(794)【ハグロケバエ】や(978)【ウスイロアシブトケバエ】などがいます。
 
【メスアカケバエ(雌赤毛蠅)】の名前の通り、《雌》のみが胸部・腹部が淡赤褐色です。《雄》の体色は全体光沢がある黒色です。翅はやや濃い褐色で後方は淡い。翅脈はすべて褐色をしています。
 
生息場所は主に屋外で、雑木林の周辺でよく見られます。成虫の発生時期は3~6月である。幼虫は主に落ち葉などを食べて育ちます。成虫の餌は花の蜜などで、特に実害はなく、不快害虫ですが、成虫の発生は春季に限られており、この時期を過ぎるといなくなります。
#ハエ目 #ブログ #双翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1073)【マダラトガリホソガ】

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今年の冬は、気候の変化のためなのか好きな<フユシャクガ>の観察ができませんでした。
昨日の神戸は最高気温が「21.6度」で、今年初めての《蛾》として、【マダラトガリホソガ】を捉えることができました。
 
体長12ミリ程度の小型のカザリバの一種で、白色から淡褐色の模様をしており、色の濃淡には、かなりの変異があるようです。
幼虫は、害虫が寄生する植物の内部で生活するという変わった習性をしています。
和名の「トガリホソガ」は、昔にトガリホソガ科に分類されていた名残です。
#チョウ目 #ブログ #双翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1072)<クキバチ>

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黒くて細長い体形が特徴的なハチ目(膜翅目)クキバチ科の仲間で間違いがないとおもうのですが、触覚の色が黒か茶褐色化の見分けがつかず、【クロバキクバチ】か【ツノキクロハバチ】かで、悩んでしまいました。
 
<クキバチ>の雌成虫は,産卵に先立ち新梢のまわりにらせん状に深い傷痕をつけるため,産卵部より先端のほうはしおれてしまいます。孵化した幼虫は,まずしおれた部位へ食入し,次いで反転してしおれていない基部のほうへ食入し,茎内で老熟し繭をつくります。これはクキバチ科の昆虫に共通した習性のようです。
 
興味を持たれる分野の昆虫ではないようで、判断する資料も少なく、総称名の記録として残しておきます。
#ハチ目 #ブログ #昆虫 #膜翅目

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ファルコン昆虫記(1071)【キバラヘリカメムシ】

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昨日の神戸の最高気温は「19.9度」とあがり、そろそろ昆虫たちの活動に期待し外回りをしてみました。
 
いました、成虫で越冬するカメムシ目(半翅目)ヘリカメムシ科の【キバラヘリカメムシ】を見つけました。
 
【キバラヘリカメムシ】は体長15ミリほど、名称通り腹部が黄色いヘリカメムシ科の仲間です。上から見ると黒い体色で地味ですが、腹部周辺のはみ出した部分が黄色と黒の縞模様となって見えています。横から見ると腹部の黄色が目立ちます。
脚は黒色で腿節の両端以外は白~淡黄色。腿節基部は黒色~赤色まで変異するようです。触角は黒色で先端節のみ赤色。

ニシキギ科(マユミ,コマユミ,マサキ、ニシキギ,ツルウメモドキ)の葉上や実などに成虫・幼虫共に多数集まっています。
#カメムシ目 #ブログ #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1070)【ヒメマルカツオブシムシ】

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最高気温が20度近くなりそうで、黄砂予報が出ている神戸のお天気ですが、カーテン生地に体長2ミリほどのコウチュウ目(鞘翅目)カツオブシムシ科マルカツオブシムシ属の【ヒメマルカツオブシムシ】を見つけました。
 
小さな昆虫ですので、撮影に苦労しましたが、特徴はとらえられていると思います。成虫は、短い楕円形で体はやや腹背に扁平ながらも厚みがあります。背面は細かな鱗状の毛が全体を覆っていて、全体に灰黄色に見え、やや褐色と黒っぽい幅の広い横帯があります。触角は短くて先端は棍棒状です。
 
ごく普通種で幼虫は乾物や毛織物などの害虫ですのであまり室内で見つけたくない昆虫の一種です。
 
成虫は花を訪れ、花粉などを餌とします。特に白い花に集まり、マーガレットなどにはよく集まります。
 
マルカツオブシムシ属には国内にも他に数種があり、外見ではよく似ていますが、人家に出現するのは本種のみです。
#カツオブシムシ科 #コウチュウ目 #ブログ #昆虫 #鞘翅目

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ファルコン昆虫記(1069)冬越し明け【ツヤアオカメムシ】(7)

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ここ二・三日気温が全国的に高く、昨日の神戸は「16.0度」でしたが、朝6時の気温が「11.0ド」と高く本日も同程度の気温になりそうで、早くもカメムシ目(半翅目) カメムシ亜目 カメムシ科 ツヤアオカメムシ属に属する【ツヤアオカメムシ】が、冬越しからお目覚めのようで活動を始めたようです。ちなみに国内に生息するツヤアオカメムシ属は本種のみです。
 
冬越しをしてから、これから繁殖地となる山に飛んでいき、交尾・産卵をしてから寿命をむかえます。幼虫期ではスギ・ヒノキの球果を餌とし、夏頃にはなくなってしまいますで、エサを求めて今度はミカン、カキ、モモ、ビワなどの汁を吸い始めるので害虫とされています。
 
集合フェロモンを出して群れる性質がありますので、昨年は、大量発生した「カメムシ」が多く目撃されたようですが、今年も大量発生しそうな兆しでしょうか。
#カメムシ目 #ブログ #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1068)【セスジツユムシ】(6)

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昨日の神戸の最高気温は「17.7度」でした。一昨日には、サトイモ科の「カラー」の葉の上で(1066)【ツマグロオオヨコバイ】や(1067)【マルカメムシ】を12月に入って観察できましたが、まだ、バッタ目キリギリス科ツユムシ亜科の【セスジツユムシ(背条露虫・背筋露虫)】の「メス」が活動していました。

体長(頭部より羽先まで)は30~40ミリ程度。全身鮮やかな緑または淡褐色から褐色。【ツユムシ】よりも幾分頑丈な体つきで、脚はやや太く、短い。特に「メス」で顕著です。雌雄で体型・色彩が若干異なり、一見では別種のように見えます。

「オス」は頭部、前胸に褐色に縁取りのある橙色の筋、羽には褐色の筋、「メス」では頭頂から羽の先まで乳白色の筋が入ります。普通「メス」の方が羽は短いのですが、稀に長翅型が現れこの場合のみ「オス」の体長を超えます。

特に「メス」の産卵管は、(1028)【ヤブキリ】の「メス」の産卵管のようにまっすぐ伸びておらず、非常に短く腹部の半分ほどで、《小鎌の刃のような形》をしているのが、見て取れると思います。
#キリギリス科 #バッタ目 #ブログ #昆虫 #産卵管

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ファルコン昆虫記(1067)【マルカメムシ】(7)

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昨日の神戸の最高気温は「17.0度」でした。今年は温暖化影響で餌となるスギやヒノキの実が多く、カメムシの大量発生が話題になり、(1052)【ツヤアオカメムシ】をよく見かけましたが、代表的なカメムシ目(半翅目)マルカメムシ科の【マルカメムシ(丸亀虫)】は観察できる機会がなく、ようやく(1066)【ツマグロオオヨコバイ】(7)と同じサトイモ科の「カラー」の葉の上で見つけました。

そういえば【ツマグロオオヨコバイ】もカメムシ目でした。

名称通り体型は丸形に近く、体長は5ミリ程度、また小循板が大きく広がって腹部背面を広く覆い、前翅も後翅もほぼその下に折り畳んで収納されています。頭部は小さくて暗黄褐色で中央に溝があって黒い2本の筋があります。

【マルカメムシ】の幼虫は、「ナナホシテントウ」の幼虫と同様に成虫とずいぶん見かけが異なります。まず背面が成虫のように盛り上がらず、やや平らな円盤状の形をしており、それに腹部の縁が波状です。色は緑色で、全体に直立した毛で覆われています。

この時期は、成虫が越冬場所を求めて分散し始めるのですが、暖かくなり、活動に出たきたようです。
#カメムシ目 #ブログ #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1066)【ツマグロオオヨコバイ】(7)

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ファルコン昆虫記(1066)【...
ご臨終の【ツユムシ】を見つけたサトイモ科の「カラー」の株の葉の上に、緑の葉に鮮やかな黄色の体色がよく目立つ、 カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目(同翅亜目)オオヨコバイ科の【ツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)】がいました。

カメラを構える動作を察知するのか、危険を察知しますとスルスルと素早く横に這い、葉の裏側に隠れてしまいますが、その行動により「ヨコバイ」と名がつけられていまので、登場回数も(7)回目になりましたが、いつも息を詰めて接近しての撮影となります。

体長は先端から後端(翅の端まで)が約15ミリ程度。背面は全体に黄緑色。頭部は前胸より幅狭く、背面に大きな黒い楕円形の斑紋があります。前胸背には円形の黒斑が3個、正三角形に配置されています。小楯板にもその中央に丸い黒斑がある。前翅は全体に橙黄色で、先端(ツマ)には青黒い色の幅広い帯があり、名称の由来となっています。後翅は全体に黒褐色で半透明です。
#カメムシ目 #ブログ #半翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1065)【ホソヒラタアブ】

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ファルコン昆虫記(1065)【...
ベゴニアの花で、ハエ目ハナアブ科ヒラタアブ亜科ホソヒラタアブ属の【ホソヒラタアブ(細平田虻)】がお食事中でした。 一見蜂のような模様で擬態していますが、小型のハナアブの一種です。

成虫は花の蜜や花粉、幼虫はアブラムシを食べます。 全長は1センチ程で、3~11月に活動します。頭部には大きな複眼があり、左右ぴたりと接していますので「オス」であることがわかります。

胸部は黒っぽく、腹部は細長く平らで黄色と黒の縞々があり、 太横帯と細横帯のセットが2本ずつあります。冬は成虫で越冬しますが、昨日の神戸は「10.5度~15.8度」の気温でした。
#ハエ目 #ハナアブ科 #ブログ #昆虫

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