ファルコン昆虫記(1101)【ツマグロヒョウモン】
5月
26日
昨日の神戸は、穏やかなお天気でしたが、ひらひらと待っていますチョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科の【ヒメタテアカハ(姫赤立羽)】と遭遇しました。
【アカタテハ】に似たタテハチョウで、世界各地に広く分布しています。
成虫の前翅長は3cm前後。前翅の先端は黒地に白の斑点、前翅の中央部には橙色地に黒の斑点があります。【アカタテハ】によく似ていますが、後翅の表側は褐色ではなく橙色で、黒い斑点が3列に、点線状に並んでいるので区別できます。飛んでいる個体を見ても、【アカタテハ】が黒褐色が強いのに対し、【ヒメアカタテハ】は橙色が強く見えます。
不規則な軌道を描きながら速く飛び、各種の花を訪れます。幼虫はキク科のハハコグサ、ヨモギ、ゴボウなどを食草としています。
【追記:2024年10月2日】<しじみ>さんより、「ヒメアカタテハ」ではなく「ツマグロヒョウモン」だというご指摘をいただき、タイトルのみ変更させていただいています。