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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1193件

ファルコン昆虫記(1130)【ナナフシモドキ】(5)

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昨日の神戸の最高気温は「37.1度」の猛暑日でしたが、壁にへばりついている体長10センチほどの褐色のナナフシ目ナナフシモドキ科の【ナナフシモドキ】です。
 
画像では大きくなるように横向きに配置していますが、本来は頭部を上にしていました。
 
まるで木の枝に6本の脚がはえたような体型の昆虫です。よく似た「エダナナフシ」とは、本種の方が触角が短いことで見分けられます。メスは、「緑色」~「褐色」。オスは、濃褐色でメスよりも細いのですが、通常、メスだけで単為生殖を行なうため、めったにオスは見つかりません。昆虫記(263)の2013年6月2日に【ナナフシモドキ】の登場以来10年以上が経ちますが、オスとの遭遇はありません。
 
日当たりの良い雑木林や、林縁の葉上、下草上で見られ、サクラ、カシ、コナラなど、いろいろな植物の葉を食べます。
#ナナフシモドキ科 #ナナフシ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(1129)【ヤマトアブ】

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昨日の神戸の気温は、「35.6度」の「猛暑日」でした。体長の20ミリほどのハエ目(双翅目)アブ科の【ヤマトアブ】にとっても暑さはこたえるのか、石畳の上でじっとしていました。
 
よく似た姿の仲間に【ウシアブ】がいますが、複眼の色で見分けられます。【ウシアブ】の複眼は「緑色」をしていますが、【ヤマトアブ】は「褐色」です。
 
【ウシアブ】と同様に、動物から吸血する大型のアブです。腹部は黒色で黄色い縞模様があり、中央で小さい三角形になります。触角基部は赤色をしています。
 
オスでは頭部のほとんどが複眼で覆われ、両複眼の間には隙間がありませんが、メスには少し隙間がありますので、本種はメスのようです。
#アブ科 #ハエ目 #ブログ #双翅目 #昆虫 #複眼

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ファルコン昆虫記(1128)仲良きことは(28)【ヤマトシジミ】(40)

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昨日の神戸の最高気温は、「34.7度」でした。強い日差しの中で、「センニチコウ」に仲良く二頭のチョウ目 (鱗翅目) シジミチョウ科 の【ヤマトシジミ】が吸い蜜に訪れていました。
 
求愛行動の仲良き場面に出会えるかなとしばし眺めていたのですが、吸い蜜行動に徹しており、同性同士なのかもしれません。
 
表翅の色がわかれば雌雄の区別ができるのですが、その機会もありませんでした。
 
本当に仲良く、相手を無視しているのか、嫌がらずに一心不乱で食事中でした。
#シジミチョウ科 #チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1127)【ニジュウヤホシテントウ】

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紫陽花の葉の裏側に隠れていましたコウチュウ目テントウムシ科【ニジュウヤホシテントウ(二十八星天道)】を見つけました。暑い日差しの中、葉を日傘代わりにしているようでした。
 
葉の裏側で薄暗い中ですが、【ニジュウヤホシテントウ】の数ある黒斑の文様は、見て取れると思います。体長は6~7ミリで、頭部は点刻が一面にあり、複眼だけが黒く、前翅には黒斑が多く見られます。斑紋の大きさには大小がありますが、それらは前から横向きに3・4・3・3・1と列を成し、上翅会合線で左右の黒斑がくっつくことはありません。
 
テントウムシ科の種は、本種を含むマダラテントウ族およびキイロテントウなどを含むカビクイテントウ類を除けば、すべて肉食で、農業害虫の「アブラムシ」「ハダニ」などを食べる益虫として知られています。
 
しかしながら【ニジュウヤホシテントウ】は、成虫・幼虫ともに植物の葉を食べてしまう害虫です。時には果実にまで被害が広がることもあります。ナス、トマト、ジャガイモといったナス科植物の多くの種類によく発生します。
#コウチュウ目 #テントウムシ科 #ブログ #昆虫 #甲虫目

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ファルコン昆虫記(1126)【ヤマトシジミ】(39)

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幼虫の食草が「カタバミ」ということもあり、都会でもよく目にするチョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ヒメシジミ亜科の【ヤマトシジミ】ということで、登場回数も(39)と多いのですが、ここ最近は観察する機会が少なくなってきている感じです。
 
「カタバミ」に産卵し、幼虫も「カタバミ」を食べて育ちます。成虫は背の低い植物の黄色の花を吸蜜種として好むようで、今回は「センニチコウ(千日紅)」の花で、やはり黄色い花の蜜を求めていたようです。蛇足ですが、「センニチコウ」は塊で〈花〉だと観ています部分は〈苞〉で、ブツブツとある黄色い部分が〈花〉となります。
 
撮影してきました黄色い花といえば、「オニタビラコ」「金鶏草」「カタバミ」などで観察しています。
#シジミチョウ科 #チョウ目 #ブログ #昆虫 #鱗翅目

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ファルコン昆虫記(1125)【ウスバカゲロウ】(2)

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ファルコン昆虫記(1125)【...
<アブ>にでも体液を吸われたのでしょうか、【ウスバカゲロウ】が強い日差しの中、干からびて横たわっていました。
 
<ウスバカゲロウ(薄翅蜉蝣、薄羽蜉蝣、蚊蜻蛉)>は、アミメカゲロウ目(脈翅目)ウスバカゲロウ科 Myrmeleontidae の昆虫の総称としてつかわれています。
 
【ウスバカゲロウ】は、ウスバカゲロウ属の1種です。前翅の長さは4cm前後で、頭部は光沢のある黒色、胸部の背側は黒で腹側は黄色、隆起した後頭中央接合部は陥没して黄色である。触角は黒色です。翅は透明で薄くやや幅広く、縁紋は黄白色。翅脈は黄褐色ないし褐色をしています。
 
【ウスバカゲロウ】の成虫はトンボによく似ており、細長い体、丸い頭と細長い翅を持っています。ただし、止まるときは翅を背中に伏せてたたむこと、頭は小さくて複眼がさほど巨大ではないこと、短く太い触角などで区別できます。
#アミメカゲロウ目 #ウスバカゲロウ科 #ブログ #昆虫 #脈翅目

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ファルコン昆虫記(1124)<カワゲラ>

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強い日差しの光線具合が良くなかったようで、画像があまりよくありませんが、特徴からカワゲラ目(襀翅目)の<カワゲラ(川螻蛄)>のようです。
 
<カワゲラ>としては、【オナシカワゲラ】をたまに見かけますが、頭部周りの体色が違うようです。
 
カワゲラ目は、有翅昆虫(はねを持つ昆虫)の仲間ではもっとも原始的なグループの昆虫と言われています。仲間は世界で約2000種、日本では9科150種以上が知られていますが、この仲間はあまり調査・研究されていない分野のためか、和名・学名が不明なものも多く、幼虫と成虫の関係も分かっているものは大変少ないようです。
#カワゲラ目 #ブログ #昆虫 #襀翅目

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ファルコン昆虫記(1123)【ウシアブ】

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体長3センチほどあり、重量感を感じさせるハエ目アブ科の【ウシアブ(牛虻)】です。
 
家畜の血を吸うアブの一種で、ウシやウマなどの家畜を襲撃して吸血し、時に人を刺すこともあります。雑木林の樹液にも集まります。幼虫は肉食で、土中でミミズや小動物を捕食します。
 
全体に灰黒色または灰褐色。胸背の地色は黒色で黄色の毛で覆われています。胸背の前半部に3本の褐色の縦線があります。複眼は緑色で、全体的に灰緑色っぽく、腹部には淡黄色の三角班が並んでいます。
 
<宮崎駿>監督のアニメ映画『風の谷のナウシカ』(1984年)には、この【ウシアブ】と同じ名前の「ウシアブ」が出てきました。
映画の中の「ウシアブ」は「ガチャガチャ」と鳴き、1対の大きな目と顔の中央に7つの小さな目をもち、翅が2対、脚が4対でしたが、名称からおそらくこの昆虫がモデルだと思います。
#アブ科 #ハエ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(1122)【ルリタテハ】の幼虫

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昨年、チョウ目タテハチョウ科【ルリタテハ(瑠璃立羽)】の終齢幼虫を食草である「ホトトギス」で見つけましたが、その後の蛹や成虫の観察はできませんでした。
 
今年は、食べ尽くされていました「ホトトギス」も良く成長しており、楽しみにしていましたら、【アオバハゴロモ】の観察ができました。
 
23日、再訪問してみますと、葉の上で〈糞〉を確認、葉を食べている体長2センチほどの【ルリタテハ】のトゲトゲしい特徴のある幼虫を見つけることができました。
 
よそ様の「ホトトギス」のプランターですが、大きくなる成長過程と、できれば蛹や成虫の観察ができればと期待しています。
#タテハチョウ科 #チョウ目 #ブログ #幼虫 #昆虫

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ファルコン昆虫記(1121)【オオシオカラトンボ】(7)

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昨日の神戸の最高気温は「33.4度」でした。強い日差しの中、トンボ目 トンボ科 シオカラトンボ属 の【オオシオシオカラトンボ】が、プランターの支柱の先で休憩していました。トンボ目としては、全世界に約5000種類、うち日本には日本最大の「オニヤンマ」を含め200種類近くが分布しています。
 
【オオシオカラトンボ】は体長約5~6センチ、体長約4~5センチの「シオカラトンボ」よりも一回りほど大きいのが特徴で、胴体が若干太く見えます。
 
一番わかりやすい見分け方は、「複眼の色」に違いがあります。「シオカラトンボ」はオスが青色・メスが緑色なのに対し【オオシオカラトンボ】は黒色~茶色の複眼を持っています。
 
また、「羽の付け根の色」に違いがあります。「シオカラトンボ」には何もありませんが、【オオシオカラトンボ】の基部には黒い模様があります。
#トンボ目 #トンボ科 #ブログ #昆虫

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