ゼラニウムの葉に体長10ミリほどのハチ目コツチバチ科の〈蜂〉を見つけました。せわしく葉の上を動き回りますので、なかなか画面に取り込むことができませんでしたが、飛び立たれる前に収めることができました一枚です。
世界では約550種が記録されている科で、日本ではハラナガツチバチ属の2属11種が、ナミツチバチ属の2属13種が知られていますが、種の識別は困難ですので、<コツチバチ>としています。
土中および朽木中のコガネムシ科やクワガタムシ科の幼虫に産卵し、孵化した幼虫は宿主を捕食して育ちます。産卵の際は地中スレスレを飛び、嗅覚でコガネムシ科の幼虫を探り当て、穴を掘り、卵を産み付けます。