ファルコン昆虫記(1099)【マエベニノメイガ】
5月
24日
昨年初めて遭遇しましたチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の【アメリカピンクノメイガ】によく似ていますが、翅全体が紅色ではなく、前翅の根元から後縁沿いは黄褐色、後翅は全体的に黄褐色の【マエベニノメイガ(前紅野螟蛾)】です。
ノメイガの仲間は【ワタノメイガ】や【シロオビノメイガ】など日本に300種ほどいますが、紅色なのは本種のみだと思います。
ノメイガの仲間は【ワタノメイガ】や【シロオビノメイガ】など日本に300種ほどいますが、紅色なのは本種のみだと思います。
低地から山地まで5月~6月にかけて出現します。前翅の根元から後縁沿いは黄褐色。後翅は全体的に黄褐色で胸部は黄土色であることで【アメリカピンクノメイガ】と区別できます。幼虫は、「オオムラサキシキブ」の葉を食べるそうです。