ファルコン昆虫記(1125)【ウスバカゲロウ】(2)
7月
28日
<アブ>にでも体液を吸われたのでしょうか、【ウスバカゲロウ】が強い日差しの中、干からびて横たわっていました。
<ウスバカゲロウ(薄翅蜉蝣、薄羽蜉蝣、蚊蜻蛉)>は、アミメカゲロウ目(脈翅目)ウスバカゲロウ科 Myrmeleontidae の昆虫の総称としてつかわれています。
【ウスバカゲロウ】は、ウスバカゲロウ属の1種です。前翅の長さは4cm前後で、頭部は光沢のある黒色、胸部の背側は黒で腹側は黄色、隆起した後頭中央接合部は陥没して黄色である。触角は黒色です。翅は透明で薄くやや幅広く、縁紋は黄白色。翅脈は黄褐色ないし褐色をしています。
【ウスバカゲロウ】の成虫はトンボによく似ており、細長い体、丸い頭と細長い翅を持っています。ただし、止まるときは翅を背中に伏せてたたむこと、頭は小さくて複眼がさほど巨大ではないこと、短く太い触角などで区別できます。