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- ファルコン昆虫記(1067)【マルカメムシ】(7)
昨日の神戸の最高気温は「17.0度」でした。今年は温暖化影響で餌となるスギやヒノキの実が多く、カメムシの大量発生が話題になり、(1052)【ツヤアオカメムシ】をよく見かけましたが、代表的なカメムシ目(半翅目)マルカメムシ科の【マルカメムシ(丸亀虫)】は観察できる機会がなく、ようやく(1066)【ツマグロオオヨコバイ】(7)と同じサトイモ科の「カラー」の葉の上で見つけました。
そういえば【ツマグロオオヨコバイ】もカメムシ目でした。
名称通り体型は丸形に近く、体長は5ミリ程度、また小循板が大きく広がって腹部背面を広く覆い、前翅も後翅もほぼその下に折り畳んで収納されています。頭部は小さくて暗黄褐色で中央に溝があって黒い2本の筋があります。
【マルカメムシ】の幼虫は、「ナナホシテントウ」の幼虫と同様に成虫とずいぶん見かけが異なります。まず背面が成虫のように盛り上がらず、やや平らな円盤状の形をしており、それに腹部の縁が波状です。色は緑色で、全体に直立した毛で覆われています。
この時期は、成虫が越冬場所を求めて分散し始めるのですが、暖かくなり、活動に出たきたようです。
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