ファルコン昆虫記(1175)【ゴマダラカミキリ】(3)
8月
8日
昨日、午前中雨模様の神戸の最高気温は「30.5度」でした。動かない【ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)】と遭遇、昆虫には「熱中症」はあるのでしょうか、疑問のままです。
【ゴマダラカミキリ】は、コウチュウ目(鞘翅目)カミキリムシ科ゴマダラカミキリ属に分類されていますが、「カミキリムシ」は、世界に2万種、日本には約800種のが分布しており、昆虫記(1161)のように種の同定できない「カミキリムシ」もいましたが、「蝶」についで愛好家が多い昆虫です。
幼虫も成虫も生木を食べますが、昼夜の区別なく活動するようで、クワ・イチジク・リンゴ・ナシ・バラ・ヤナギなどと幅広い食樹で、柑橘系の害虫として知られています。
体長35ミリほどですが、オス・メスの区別は大きさで見分けることは難しく、触角の長さがメスでは1.2倍程ですが、オスはそれ以上の長さがあり、見分ける手順ということで、右の触角は欠損しているようですが、この【ゴマダラカミキリ】は、メスのようです。