今年の読書(12)『ウェス・アンダーソンの世界展』(ボーンデジタル)
3月
20日
『ウェス・アンダーソンの世界展 ーThe Museum of Wes Andersonー』が、2025年3月4日に、著者<ヨハン・キアラモンテ>と<カミーユ・マチュー>で、<平谷 早苗>の 編集として発売されています。
<ウェス・アンダーソン>監督の映画世界を構成する魅力的な品々を展示したこの本書では、スタイリッシュでこだわりのディテールにあふれた作品世界に浸り、監督のインスピレーションの源をたどるべく、216ページのカラーで楽しめます
長編監督初作品『アンソニーのハッピー・モーテル』から『フレンチ・ディスパッチ』まで、全作品を取り上げ、場面ショット、アクセサリー、衣装、小物、セリフから、作品世界と”監督自身”を掘り下げていきます。
展示の例として、テネンバウムズ家の子供たちの衣装の謎(『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』)、コンシェルジュのコロン「ル・パナシェ」の秘密(『グランド・ブダペスト・ホテル』)、カフェ「ル・サン・ブラーグ」の「サンドイッチ」のレシピ(『フレンチ・ディスパッチ』)
掲載作品は、『アンソニーのハッピー・モーテル』・『天才マックスの世界』・『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』・『ライフ・アクアティック』・『ダージリン急行』・『ホテル・シュヴァリエ』・『ファンタスティック Mr.FOX』・『ムーンライズ・キングダム』・『カステロ・カヴァルカンティ』・『グランド・ブダペスト・ホテル』・『犬ヶ島』・『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』・『アステロイド・シティ』です。