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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(59)『絶望の唄を唄え』堂場瞬一(ハルキ文庫)

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警察官・刑事を主人公とした作品が多い<堂場瞬一>ですが、本書『絶望の唄を唄え』は引退した元警察官の「安宅真」を主人公に据えています。

元警視庁公安部外事第三課の「安宅真」は、10年前に東南アジアの某国の選挙の監視のためにPKO職員として派遣されました。その際にイスラム過激派の「聖戦の兵士」による自爆テロに遭遇、現地で知り合ったジャーナリスとの「田澤」と別れた直後での爆発で彼の行方は分からず、死の恐怖を味わった「安宅」は警察を辞め、好きな70年代のロックファンでウィッシュボーン・アッシュ、レイナード・スキナード、ヴァン・モリソン、クィーン、ディープ・パープルなどのLPを流す喫茶店をひとり神田神保町で営んでいました。

そんなある日、喫茶店の裏側にあるビルに軽トラックが飛び込む爆弾テロが起こり、それを機に、謎の女性の登場、政治界のフィクサーであった「水田」が殺され、第2の爆弾テロが発生します。

10年住み慣れた静かな神保町の町を守べく、背後に東南アジアでテロに遭遇し行方不明となった「田澤」の影がちらつく中、「安宅」が動き出します。

随所随所に懐かしいロックバンドの名曲が登場してきますが、『夏の雷音』 で見せた音楽分野の造詣と神田神保町界隈の街並みを背景として生かされた一冊でした。
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今年の読書(58)『ハリウッド式 映画製作の流儀』リンダ・シーガー(フィルムアート社)

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スクリプトコンサルタントとして2千本以上の脚本に関わってきた<リンダ・シーガー>(74)が映画制作の知識をまとめたのが本書『ハリウッド式 映画製作の流儀』です。

脚本家、プロデューサー、監督、俳優、美術、撮影監督、メイク、編集、作曲家など様々なスタッフが関わり、映画がどのように形作られていくかを解説するほか、完成した作品をどのように「最後のコラボレーター=観客」に届けるのかなどについて8章に分け語られています。<ロン・ハワード>と<ラッセル・クロウ>がタッグを組み、ノーベル経済学賞受賞の実在の天才数学者<ジョン・ナッシュ>の半生を描き、アカデミー賞では作品賞、監督賞、助演女優賞、脚色賞を受賞し、ゴールデングローブ賞では作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞を受賞した『ビューティフル・マインド』(2001年)の関係者総勢13人が制作の様子を振り返るCLOSE UPも収録されています。

同書に登場するのは、脚本家の<アーロン・ソーキン>、<アルヴィン・サージェント>、監督の<ギレルモ・デル・トロ>、<ロン・ハワード>、<オリバー・ストーン>、<スティーヴン・スピルバーグ>、俳優の<ロビン・ウィリアムズ>、<メリル・ストリープ>、<ラッセル・クロウ>、プロデューサーの<リチャード・D・ザナック>、<ゲイル・アン・ハード>、プロダクションデザイナーの<フェルディナンド・スカルフィオッティ>、衣装デザイナーの<マリリン・ヴァンス>、メイクアップアーティストの<ピーター・ロブ・キング>、VFXアーティストの<ケン・ローストン>、エディターの<ウォルター・マーチ>、<ジョー・ハッシング>、作曲家の<ハンス・ジマー>、<ビル・コンティ>らと多彩です。

さらに『E.T.』 『いまを生きる』 『永遠に美しく…』 『エイリアン』 『刑事ジョン・ブック 目撃者』 『ジュラシック・パーク』 『JFK』 『ゼロ・グラビティ』 『ターミネーター』 『ダンス・ウィズ・ウルブズ』 『テルマ&ルイーズ』 『ドライビング Miss デイジー』 『裸の銃を持つ男』 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 『ブラックパンサー』 『プラトーン』 『プリティ・ウーマン』 『ラストエンペラー』 『レインマン』 『ロジャー・ラビット』 などの裏話も多数紹介。日本語訳は<シカ・マッケンジー>が手掛けています。
#ブログ #読書 #単行本 #映画

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今年の読書(57)『暗号通貨クライシス BUG広域警察極秘捜査班』福田和代(新潮文庫)

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今年の読書(57)『暗号通貨ク...
著者<福田和代>は、兵庫県神戸市出身の作家ということで、新刊本はチェックしていますが、本書『暗号通貨クライシス BUG広域警察極秘捜査班』の前に出ている『BUG広域警察極秘捜査班 権力VS天才ハッカー』(2019年5月・新潮文庫刊)は見逃していたようですが、本書単独でも十分理解できる内容でした。

前作でサミット航空機を墜落させたとの冤罪で死刑執行されたはずの天才ハッカー「水城陸」は、その能力を生かし「沖田シュウ」と名を変え、全世界的警察機構・広域警察の極秘警察チーム<BUG>の一員となっています。

世界では、「ブティア」博士が考案した暗号通貨「LeX(レークス)」が米ドルを凌駕して、世界通貨となりつつあり、流通を安定させるプログラムの<鍵>を、「ブティア」博士と懇意であった「水城陸」の父親は、「陸」の体の中にその<鍵>となるべくデーターを託していました。

「LeX」の流通を阻止すべく反対派は、「沖田シュウ」を二度にわたり拉致するのですが、危機一髪のところで助けられますが、拉致された際の「沖田」の行動は、<BUG>でしか把握できず、内部での裏切り者の存在が判明、また、その捜査の過程で、航空機墜落の真実が露見、「沖田」の冤罪は晴れるのでした。
#ブログ #読書 #文庫本

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「新潮文庫」の仕様

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「新潮文庫」の仕様
好きな著者の小説は、単行本での新刊が多いのですが、もっぱら2~3年我慢して、文庫本での発行を待っています。

今回、兵庫県神戸市出身の作家<福田和代>さんの『暗号通貨クライシス BUG広域警察極秘捜査班』(2020年4月1日発行)を読み終わりましたが、いつもの「新潮文庫」と仕様が異なるのが気になりました。

まずは、「スピン」(紐のしおり)が無くなっています。1933年から終戦直後の物資不測の時代を除き現在まで付いており、この「スピン」があるだけで、「新潮文庫」だとすぐにわかりました。岩波文庫は、1970年に廃止しています。

そして、「新潮文庫」の天(上部)は「天モンカット」として不揃いが特徴的でしたが、きれいに裁断されています。

どちらも「コスト削減」対策だとおもいますが、長年読みなれた体裁だけに、寂しさを感じるのは、私だけでしょうか。
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ミニ図書館@フローラルヴィラ垂水

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ミニ図書館@フローラルヴィラ垂...
リハビリに出向いています施設の空いていた棚に、短期入居者の方が読まれた書籍類が整理されて並べられています。

本好きとしては、嬉しい「ミニ図書館」の登場です。

少しばかり発行年代は古い感じでしたが、気になる文庫本や単行本もありますので、<今年の読書>のためにも、ありがたく利用させていただこうと考えています。
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今年の読書(56)『甲の薬は乙の毒』塔山郁(宝島社文庫)

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今年の読書(56)『甲の薬は乙...
医師や看護師が主人公となる小説やドラマ・映画は多いのですが、同じ医療関係として「薬剤師」が主人公として登場する機会が少ないようで、7月16日(木)からフジテレビ系で放送開始されている『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』 は、日本薬剤師協会も応援していると聞いています。

本書『甲の薬は乙の毒』(2020年5月25日刊)も、「やくざいし」を主人公にすえています。タイトルの副題として「薬剤師。毒島花織の名推理」とありましたが、長いのでタイトル表示からは省きました。

著者の<塔山郁>は、2004年『囁く狐』(佐伯塔名義)が第5回ホラーサスペンス大賞で候補作となっています。2008年『毒殺魔の教室』で宝島社主催の第7回『このミステリーがすごい!』大賞の優秀賞を受賞し、2009年、同作が刊行、小説家デビューを果たしています。

本書は、調剤薬局「どうめき薬局」勤務の薬剤師<毒島花織>を主人公とし、ホテル「ミネルヴァ」のフロントマン「水尾爽太」が持ち込む「薬」にまつわる事件を「薬」に関する知識を裏付けながら解き明かしてゆく短篇が納められています。

認知症の薬・筋肉増強剤のサプリメント・睡眠薬等みじかな「薬」の知識を絡めてのミステリー、年上の「花織」と「爽太」のロマンスも匂わせながらほのぼのと描かれています。

<塔山郁>は「ホテルマン」という経歴があり、ホテル業界の話題もうまく生かした構成に仕上げられていました。
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今年の読書(55)『ぼくの映画人生』大林宣彦(実業之日本社)

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4月10日に82歳で死去した <大林宣彦> が2008年10月10日に単行本として出版した「ぼくの映画人生」の文庫版が、発行されています。

2008年に発売された単行本の文庫版となる本書は、大林が70歳を機にその半生と映画論を語った自伝のような1冊です。

第一章・・・生い立ち、第二章・・・自主制作時代、第三章 としてぼくの映画づくり・・・≪尾道三部作≫と呼ばれる『転校生』(1982年) ・ 『時をかける少女』(1983年) ・ 『さびしんぼう』(1985年) について語られているほか、全六章からの構成として、これからを生きる人へのメッセージなども収められています。

文庫版の解説として、<大林宣彦>と長年親交のあった<赤川次郎>(72)が惜別の思いを込めた「『ふたり』の思い出」を収録。装丁と絵は、2019年10月7日に亡くなられた <和田誠> が手がけています。
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今年の読書(54)『旅の手帳8月号』(交通新聞社)

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今年の読書(54)『旅の手帳8...
『旅の手帖8月号』で、特集「映画の舞台を旅する」が組まれています。

同誌は「旅の楽しさ、日本の美しさ」を伝える旅行雑誌ですが、8月号では映画のロケ地や舞台となった日本各地の場所にスポットが当てられた特集が組まれています。

トップに登場は『男はつらいよ』シリーズの東京都葛飾柴又のほか、『幸福の黄色いハンカチ』(1977年・監督: 山田洋次)における北海道の網走や夕張、『おくりびと』(2008年・監督: 滝田 洋二郎)の舞台となった山形の庄内地方、 『時をかける少女』 (1983年・監督:大林宣彦)が撮影された広島の尾道と竹原などが紹介されています。

また、映画 『テルマエ・ロマエ』 (2012年・監督: 武内 英樹)に登場した温泉地を紹介するページも。そのほか『ゴールデンスランバー』(2010年・監督: 中村 義洋/宮城県仙台市)、 『海街diary』 (2015年・監督: 是枝裕和/神奈川県鎌倉市)、『いま、会いにゆきます』(2004年・監督: 土井裕泰/山形県北杜市)、『UDON』(2006年・監督: 本広 克行/香川県丸亀市・琴平町) 『この世界の片隅に』 (2016年・監督: 片渕 須直/広島県広島市)といった作品も取り上げられています。
#ブログ #読書 #雑誌 #映画

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『Yahoo!ニュース 本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞』ノミネート6作品

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『Yahoo!ニュース 本屋大...
ヤフーが運営するインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」と書店員自身による「面白かった」「お客様に勧めたい」と思った本への投票で決定する「本屋大賞」が連携する『Yahoo!ニュース 本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞』ノミネート6作品が20日、発表されています。 大賞は11月上旬に発表の予定です。副賞として、取材支援費100万円が贈られます。

より多くの読者に良質なノンフィクション作品の魅力を伝え、世界で起きている事象についての思考を深めてもらうために立ち上がった同アワードは、今年で3回目。対象となる作品は、2019年7月1日から2020年6月30日の1年間に日本語で出版されているノンフィクション作品全般となっています(※海外作品の翻訳本は除く)。

今回も、さまざまな分野の作品がラインナップ。終末医療の現場で理想の死の迎え方に向き合った『エンド・オブ・ライフ』(佐々涼子/集英社インターナショナル)、かつて「国境線観光」が行われたという島をめぐる紀行ルポ『サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する』(梯久美子/KADOKAWA)、先日の東京都知事選で再選を果たした現都知事の半生を描いた『女帝 小池百合子』(石井妙子/文藝春秋)もノミネートされています。

そのほか、犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」に密着し、2019年の第17回開高健ノンフィクション賞を受賞した『聖なるズー』(濱野ちひろ/集英社)、2013年山口連続殺人放火事件の真相解明に挑んだ『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(高橋ユキ/晶文社)や、昨年の大賞を受賞した<ブレイディみかこ>(55)は、自身が拠点とする英国の中高年男性の悲喜こもごもを見つめたエッセー『ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち』(筑摩書房)で2年連続のノミネートとなっています。
#ブログ #読書 #単行本 #賞

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<村上春樹>『一人称単数』@「文藝春秋」

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<村上春樹>『一人称単数』@「...
『讀賣新聞』朝刊一面の下段には、普段なら数冊の図書案内があるのですが、今朝は 兵庫県立神戸高等学校 卒業の<村上春樹>(71)氏の本日発売の『一人称単数』(文藝春秋刊)の全面広告でした。14作目の小説『騎士団長殺し』(2017年2月・新潮社刊)以来3年ぶりとなる小説の新刊であり、『女のいない男たち』(2014年4月・文藝春秋刊)より6年ぶりの短編集になります。

「一人称単数」とは世界のひとかけらを切り取る「単眼」のことです。しかしその切り口が増えていけばいくほど、「単眼」はきりなく絡み合った「複眼」となります。そしてそこでは、私はもう私でなくなり、僕はもう僕でなくなっていく。そして、そう、あなたはもうあなたでなくなっていく。そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 村上ワールドの「一人称単数」の世界に浸れるようです。

収録作品としては、「石のまくらに」、「クリーム」、「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」、「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」、プロ野球・ヤクルトファンの著者らしく「『ヤクルト・スワローズ詩集』」、「謝肉祭(Carnaval)」、「品川猿の告白」、(以上、「文學界」に随時発表)「一人称単数」(書き下ろし)、の8編が納められています
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